コロナ禍で役に立つおすすめスマホサービス&アプリはコレ!テイクアウト・ネットショッピング・キャッシュレス決済など

ガジェット

各社とも5Gエリア構築が本格化。エリア拡大や対応端末の普及が進み、特徴を生かしたアプリやコンテンツが登場することも期待される。そして、政府が開発した接触確認アプリ「COCOA」をはじめ、コロナ対策アプリや、人の手に接触せずに行えるキャッシュレス決済など、注目すべきサービスについても改めて知っておこう。

5Gの現状iPhone対応で一気に注目度アップ!年末から来春にかけてエリアも急拡大!

2020年3月にスタートした5G。9月末には楽天モバイルもサービス提供を開始し、各社の料金プランや対応端末が出そろった。現在、5Gにつながるエリアは主要駅やキャリアの店舗など一部に限られるが、iPhone 12シリーズの対応もあり、今後は急拡大していくと見て間違いない。

キャリアの中でも、KDDI(au)とソフトバンクは、既存の4G用の周波数帯を5Gに転用してエリアを拡大する戦略を取っている。そのためエリア拡大のペースも速く、両社は、2021年3月末までに5G対応の基地局を1万局に増やすことを目指している。

対するドコモは、4Gの転用は当面行わず、5G本来の周波数帯でエリア構築を進める。そのぶんペースは他社に劣るが、2021年6月末までに1万局、2023年3月末に3万2000局の基地局を設置するとしている。

このように、各社ともエリア構築が本格化。2021年には5Gにつながる場所が劇的に増え、動画を高画質で再生したり、アプリを一瞬でダウンロードしたりといった恩恵も受けられるはず。また、エリア拡大や対応端末の普及が進めば、5Gならではの特徴を生かしたアプリやコンテンツが登場することも期待される。

●auとソフトバンクは4G転用で早期に5Gエリア拡大

種類 周波数帯 特徴
ミリ波 28Gヘルツ 極めて高速かつ大容量通信が可能。電波の直進性が強く、エリアが限定される。現在は、対応端末が少なく、iPhone 12は非対応。
サブ6
(Sub-6)
3.7Gヘルツ
4.5Gヘルツ
4Gよりも高速かつ大容量通信が可能。4Gに近い周波数帯で、ミリ波よりもつながりやすく、エリアも広げやすい。
4G転用 800Mヘルツ
900Mヘルツ
2.0Gヘルツ
3.5Gヘルツ
など
4Gの周波数帯の一部を転用するもので、新しく設置が許可された。基地局は設置しやすいが、速度やエリアは、現在の4Gとほぼ同じ。

●ドコモも5Gのエリアマップを公開

2021年3月にはエリアも格段に広がる!
ドコモも、5Gエリアを公開するようになり、2021年夏までの予定エリアも表示。現状はスポット中心の展開だが、今後は都市部を中心にエリアは急拡大する見込み。

■解説/友納一樹(ライター )

コロナ対策COCOAは2000万ダウンロード突破。コロナ対策アプリをチェック!

新型コロナウイルスの感染拡大防止を目的に政府が開発した接触確認アプリ「COCOA」。感染者と濃厚接触した疑いがある場合に通知を受けられるアプリで、2020年6月に配信されて以来、すでに2000万ダウンロードを突破。人口の15%以上が利用していることになる。

このアプリではスマホのブルートゥースを活用し、感染者と1メートル以内で15分以上接触した可能性があると通知が届く。記録は端末内で管理され、どこで、いつ、誰と接触したかは互いにわからない。記録は14日経過後に無効になるなど、プライバシーにも配慮されている。

通知が届くと最寄りの診療・検査機関に相談することができるので、スマホ利用者なら、ぜひダウンロードしておきたいアプリだ。

外出する際に、できるだけ混雑を避けたいなら「Yahoo!マップ」の「混雑レーダー」を活用しよう。駅や店舗など施設周辺の過去24時間の混雑状況を確認できる。外出のタイミングなどを考えるときに活用するといい。

Googleマップ」でも、新型コロナウイルス感染症に関する情報を追加している。Googleマップ上のレイヤーボタンをタップし、「COVID-19関連情報」を選択すると、都道府県ごとの10万人当たりの新規感染者数と増減が6段階に色分けされて表示される。

健康に不安があるときには「LINEヘルスケア」を使うのも一つの手。2020年10月から有料(相談30分で2000円など)となったが、直接対面せずに医師に電話やLINEでアドバイスを受けられるのはありがたい。

●コロナ対策に一役買うアプリをスマホにインストールしておこう

COCOA
iOS Android

感染者と濃厚接触した可能性があると、通知が届く!
接触通知を有効かつブルートゥースをオンにすると、コロナウイルス感染症の陽性者と接触した場合に、通知してくれるようになる。

Yahoo! MAP
iOS Android

混雑状況を事前に確認して外出時の3密を回避しよう!
地図の種類で「混雑レーダー」を選択。赤いほど人が多く、青いほど少ない。駅や店舗など、施設の混雑予報も確認できる。

Googleマップ
iOS Android

都道府県単位でコロナの感染状況がわかる!
マップ右上にあるレイヤーボタンをタップし、「COVID-19関連情報」を選ぶと、都道府県単位での感染者数及び増減がわかる。

LINEヘルスケア
iOS Android

健康の不安や悩みを電話やLINEで医師に相談できる!
「LINE」アプリの「ホーム」→「サービス」→「追加」(「もっと見る」)→「LINEヘルスケア」を選択。電話やLINEで医師と話せる。

旅行・飲食関連旅行や飲食はアプリを活用して3密を避けつつ、便利でお得に楽しむ!

新型コロナウイルスの感染拡大により落ち込んだ旅行・観光需要を喚起するため、7泊までの国内観光旅行の費用に対して、最大5割を国が補助する「Go To トラベル」キャンペーンが2020年7月から展開されている。5割の内訳は、旅行代金が35%割引になり、旅先の登録加盟店で使える地域共通クーポン15%分がもらえるというもので、お得度は高い。

宿泊施設のホームページや電話で予約した場合も割引は適応されるが、宿泊予約サイトを利用すれば、複数の施設を比較できるし、サイト独自のポイント還元などが受けられる場合もある。

例えば「楽天トラベル」なら楽天ポイント、「じゃらん」ならPontaポイントがたまる。いずれの宿泊予約サイトも、キャンペーン加盟施設はサイト上に記載されているので確認しよう。もちろん、利用時は感染予防対策をし、エチケットを守るのが大前提だ。

一方、旅行をする機会がない人も、外食がしたくなることはあるはず。飲食店での食事に不安があるなら、宅配やテイクアウトを活用するといい。

例えば「Uber Eats」は、チェーン店だけでなく、これまで宅配をしていなかったような飲食店の食事も注文できるのが特徴。月額980円で、1200円以上の注文の配送手数料が無料になる「Eatsパス」も提供され、店舗によってはアプリから料理を予約してテイクアウトすることもできる。

また、スマホ上で飲食店などの順番待ちやテイクアウトが申し込める「EPARK」も、人混みを回避するのに活用したい。

●宿泊予約や宅配注文はスマホアプリがスムーズ

楽天トラベル
iOS Android

Go To トラベルだけでなく、お得なプランが満載!
Go To トラベルを適用するには、事前にクーポンを取得してエントリーし、施設を予約する。楽天ポイントでの支払いも可能。

じゃらん
iOS Android

クーポン取得が不要で、クーポン併用も可能!
Go To トラベル適用は、支払い時にクーポン利用のチェックがオンになっているのを確認する。パックツアーはクーポン取得が必要。

Uber Eats
iOS Android

キャッシュレス&置き配で宅配が非接触で完結!
配車サービスのウーバーによる宅配サービスで、街でも配達員をよく見かける。決済はアプリで事前に行え、置き配にも対応する。

EPARK
iOS Android

飲食店の順番待ちはアプリで申し込んで密を回避!
飲食店の予約や順番待ちがスマホから申し込める。利用ごとに独自のポイントがたまり、クーポンに引き換えることができる。

キャッシュレス決済ネットショッピングや店舗での買い物はスマホ決済でお得&スムーズに!

キャッシュレスが国ぐるみで推奨される今、スマホ決済サービスが定着し始めている。一人最大5000円分のポイントがもらえる「マイナポイント」をきっかけに、導入を検討している人もいるだろう。

マイナポイントは、マイナンバーカードを使って事前に一つの決済サービスを指定して申し込むと、チャージや買い物の金額に応じたポイントがもらえる制度。2021年3月までの利用に対してポイントが付与されるが、マイナンバーカードの取得には申請から1ヵ月以上かかるので、取得していない人は申請を急ごう。

スマホ決済の利点はそれだけではない。独自のポイントがたまったり、前払い式の場合、チャージした分しか使えないので使いすぎを防げたり、人の手を介した感染症を防げたりなどが挙げられる。

携帯電話キャリアは、グループ会社を含めると、各社ともスマホ決済サービスを展開しており、ドコモは「d払い」、auは「au PAY」、ソフトバンクは「PayPay」、楽天モバイルは「楽天ペイ」を運営している。いずれも他社のスマホでも利用できるが、契約しているキャリアのサービスを使うほうが得になるほか、アカウント作成などの手間が省けるので、導入のハードルも低い。

とはいえ、店舗により導入するサービスは異なる。上記に加え、自分が利用する店舗に合わせ、「LINE Pay」や「メルペイ」なども検討するといい。

また、スマホ対応の電子マネーを使う方法もある。最近では、Androidでしかサービスを提供していなかったPASMOが、iPhoneでの利用にも対応。Suica同様、交通機関だけでなく、コンビニやスーパーなどでの決済にも使えるので、汎用性が高いのが魅力だ。

●サービスごとにたまるポイントが異なるので注意

au PAY
iOS Android

Pontaポイントがためやすくローソンでの買い物がお得
レジでスマホのコード画面を見せて支払う。Pontaと連係しており、3の付く日はローソンでの付与率が高い。

PayPay
iOS Android

買い物ごとにポイントが付与され、自動的に残高にチャージ
銀行口座やセブン銀行ATMなど、チャージ方法が多彩。大型キャンペーンも随時行われ、利用者数はトップ。

LINE Pay
iOS Android

LINEアプリから手軽に始められる!多彩なクーポンが売り
LINEのアプリから利用できるほか、専用アプリも用意。自社のクレカとひもづけると、お得度がアップする。

PASMO
iOS Android

iPhoneでのサービス開始!鉄道も店舗もかざすだけ
一部のバスや東京メトロの利用でポイントがたまる。ポイントはPASMOに自動でチャージして利用可能。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/今西絢美(ライター )

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