格安SIMユーザーに人気を集めそうなのは、有機ELディスプレイと4眼カメラを搭載するOPPO(オッポ)の「A73」だ。さらに、モトローラ「moto(モト)g9 play(プレイ)」、ソニー「Xperia(エクスペリア)10 II」、5G対応のASUS(エイスース)「ZenFone(ゼンフォン)7」もいい。
OPPO、モトローラ、ASUSなど、コスパ充実のSIMフリースマホ
格安スマホの新機種はこれ!
キャリアが販売するスマホは5Gが主流になってきたが、SIMフリーは依然として4Gが中心。5Gサービスを提供する格安SIMがまだ少なく、サブブランドでも未提供だからだ。
今冬、格安SIMユーザーに人気を集めそうなのは、実売価格が3万円前後のミドルレンジモデル。有機ELディスプレイと4眼カメラを搭載するOPPO(オッポ)の「A73」や5000ミリアンペアの大容量バッテリーを内蔵するモトローラの「moto(モト)g9 play(プレイ)」は、ふだん使い向きのスペックで、非常にコスパが高い。
OPPO
A73
実売価格例:2万9480円
大画面有機ELと4眼カメラを搭載した高コスパモデル
ディスプレイ | 6.44型、有機EL |
1080×2400 | |
メインカメラ | 1600万、800万、200万、200万 |
指紋センサー内蔵の有機EL、4眼カメラを搭載し、電池は4000ミリアンペアと充実したスペック。eSIMにも対応している。
モトローラ
moto g9 play
実売価格例:2万3980円
2万円台で3眼カメラと5000ミリアンペアバッテリーを内蔵!
ディスプレイ | 6.5型、液晶 |
720×1600 | |
メインカメラ | 4800万、200万、200万 |
2万円台の格安ながら、4800万画素メインの3眼カメラを搭載。5000ミリアンペアの大容量バッテリーも頼もしい。
ソニーの「Xperia(エクスペリア)10 II」は、取り扱う格安SIM業者によって価格が異なるが、キャンペーンで3万円を切ったこともあるので、国内メーカー製にこだわる人は要チェック。
ソニー
Xperia 10 II
実売価格例:4万3780円
21対9の超ワイド有機ELと高画質3眼カメラを搭載!
ディスプレイ | 6.0型、有機EL |
1080×2520 | |
メインカメラ | 1200万、800万、800万 |
縦横比21対9の有機ELを搭載し、画面を2分割する「マルチウィンドウ」も使いやすい。カメラも3眼でスペックは十分。
さらに、5Gに対応するハイスペックモデルもある。ASUS(エイスース)の「ZenFone(ゼンフォン)7」は、6400万画素をメインとする3眼カメラが回転する仕様で、ハードウエアの基本仕様も現行機種では最高グレード。SIMフリーモデルの中では高額だが、キャリアモデルに比べると割安といえなくもない。
ASUS
ZenFone 7
実売価格例:9万4380円
6400万画素で自撮りができる回転カメラ搭載。5Gにも対応!
ディスプレイ | 6.67型、有機EL |
1080×2400 | |
メインカメラ | 6400万、1200万、800万 |
6400万画素メインの3眼カメラは180度向きを変えられ、自分撮りにも使える。8Kビデオも撮影でき、5Gにも対応。
さらにスペックを強化した「ZenFone7 Pro」も用意。また、TCLの「TCL10 5G」は、5Gに対応しながら3万9800円という低価格を実現した。
なお、5Gを求めるなら、iPhone12シリーズやPixel4a(5G)/5なども、SIMフリーモデルを購入できる。
※価格は記事作成時のものです。
■解説/村元正剛(ITライター)