【ドラム式洗濯機】面倒なメンテナンスはパス!スマホにも繋げられる令和のハイテク機能搭載の日立「ビッグドラム」

レビュー

高速風と大風量でシワを伸ばしながら乾かす「風アイロン」や、お手入れの手間を大幅にカットする「らくメンテ」が好評の日立ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」。AIで自動洗濯をしたり、ネットに繋いで機能を追加したりと、ワクワクするようなハイテク機能もいろいろ搭載しています。2024年度の新モデルには、時短や省エネに役立つ新機能が追加されました。製品発表会からその中身をレポートします。

 

日立 ドラム式洗濯乾燥機ビッグドラムの「風アイロン」

日立ビッグドラム2024年度モデル5機種。左から最上位の「BD-STX130K(39万円)」、「BD-SX130K(43万円)」、「BD-SW120K(39万円)」、「BD-SV120K(37万円)」、「BD-SG110K(21万円 ※価格編集部しらべ

 

ここから高速の風を放出。洗濯物に直接吹き付ける

ビッグドラムといえば、大容量の洗濯槽で衣類を舞い上げながら時速約300kmの高速風を吹きかける乾燥方式「風アイロン」が人気です。乾燥中にシワを伸ばすことに加え、湿度センサーが生乾きを抑制して上手にドライ。乾かし過ぎによる無駄な電気代もカットします。

 

面倒なドラム式洗濯機の「お手入れ」一番の注目ポイントはここだった

また、最近の機能で注目されているのが「らくメンテ」です。
ドラム式洗濯乾燥機は、乾燥フィルターやドアパッキンの裏側に溜まるホコリや糸屑をこまめに取り除く必要があるのですが、その手間を一気に軽減するのが「らくメンテ」です。

 

大胆にも乾燥フィルターをなくし、出てきたホコリや糸くずを自動掃除できれいに洗い流して、最後に大容量の糸くずフィルターでキャッチをするのがその仕組み。

これまで乾燥運転のたびに必要だったお手入れが、2週間に1回糸くずフィルターのゴミを捨てるだけで良くなりました。2022年モデルから搭載したのですが、今や購入ポイントの上位を占める花形機能に。

購入時に重視したポイントの半分が「らくメンテ」

なお、今回から糸くずフィルターの形状がラウンド型になり、糸くず除去がより簡単になっています。

さらに、最新機種から長期的なメンテナンスコース「らくメンテ洗浄」コースが追加されました。洗剤を使って洗濯槽や洗濯機内部を約4時間かけて洗浄して、普段の「らくメンテ」では落とし切れなかった汚れを落とすのがこのコースです。

5年後10年後でも性能の保持ができるほか、乾燥効率の低下を抑えることにもつながって、省エネになるのも嬉しいところです。

 

電気代が高い今の世の中、嬉しい省エネ機能

もうひとつ新たに追加されたのは、化繊衣類が多いときに洗濯~乾燥時間を短縮する自動モード(STX/SXシリーズ)。

そもそもビッグドラムには、センサーを使って最適な洗い方や時間に調整する「AI お洗濯」というハイテク機能があるのですが、これまでは洗いやすすぎ、脱水行程でのみ使っていたものが、新製品では乾燥行程でも制御できるようになりました。具体的には、センサーで脱水時の含水率を調べて化繊衣類の分量を判断しているのだとか(含水率が低いと化繊衣類が多い)。化繊衣類は綿よりも乾きやすいので、このコースを使えば運転時間と電気代が節約できます。

最上位機種BD-STX130Kは多機能ながら操作画面スッキリ。スタイリッシュで使いやすい

 

スマホにも繋げられる令和のハイテク洗濯機機能

ハイテク繋がりでいうと、最近のビッグドラムはスマホと繋ぐことで「ダウンジャケットコース」などニッチな設定をダウンロードすることが可能です。

 

令和の洗濯機は、スマホやパソコンのように機能をアップデートできるんですね。利用者に好評なのが、離れた場所にいても洗運転終了がわかる「お知らせ機能」や、洗剤や柔軟剤が少なくなると購入先を表示する「都度購購入通知」。IoTなんて言うと難しそうに思えますが、意外に身近な機能が搭載されていて実用性に富んでいるんですね。購入した際には積極的に活用したいものです。

 

あると嬉しい、なるほど機能がある!日立ドラム式洗濯乾燥機「ビッグドラム」

今回の5機種のうち、上位2機種がヒートポンプ式、他の3機種がヒーター式となっています。製品自体の価格はヒーター式の方が安いのですが、選び方としては「週に1回程度の乾燥でしたらヒーター式、毎日のように乾燥する場合はランニングコストが安いヒートポンプがオススメです」(日立広報)とのこと。ヒートポンプ式の方が乾燥時間が短いですが、仕上がりの質に違いはないそうです。他の機能もチェックして、自分のライフスタイルと照らし合わせ、納得の商品選びをしてくださいね。

 

日立公式ページ 縦型洗濯機、ビッグドラムの商品ページ(https://kadenfan.hitachi.co.jp/wash/full/)

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諏訪圭伊子(フリーライター)

家電に携わって30余年のアラフィフライター。月刊『特選街』であらゆる家電を詳しくレビューした「我ら!家電体験隊。」の連載を長年担当。様々な家電メーカーの新製品発表会に参加し、最新の情報収集を行う。プライベートでは仕事と家事を切り盛りする2児の母。ママ友に情報を共有するような親しみやすさをモットーに、その家電が暮らしにどう生きるかをイメージできるような、具体的で丁寧な解説を目指している。

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