システムドライブの空き容量を増やすには、容量を占有している大容量の動画ファイルなどを外付けHDDに移動させるか、削除するのが効果的だ。しかし、システムディスクのどこに大容量動画ファイルがあるのかわからないときは、フリーアプリ「WizTree(ウィズツリー)」を使うといい。
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大容量のファイルがどこにあるかわからない
システムドライブの空き容量を増やすには、容量を占有している大容量の動画ファイルなどを外付けHDDに移動させるか、削除するというのが効果的である。
しかし、システムディスクのどこに大容量動画ファイルがあるのかわからないと、処理するのは難しくなる。そのようなときは、フリーアプリを使うといい。
「WizTree(ウィズツリー)」は、ドライブ内のファイル構成を瞬時に把握できるアプリ。調べたいドライブを指定して「スキャン」を実行すると、どのフォルダーの占有率が大きいのか、どんな種類(拡張子)のファイルが占有率が大きいのかをリスト表示してくれる。
スキャン結果から、削除できそうなファイル、例えば動画の「mp4」ファイルを選択すれば、画面下部のグラフィックエリアから削除などの対応ができる。動画・音楽・画像といったデータファイルをねらうといい。
●「WizTree」を使ってドライブ内の大容量ファイルを探す
(1)Cドライブのスキャン完了後、mp4ファイル(動画)を指定すると、下のグラフィックで当該部分がわかる(紫に白枠のエリア)。
(2)グラフィックエリアで動画ファイルの部分を右クリックすると、ファイル名が判明し、そのファイルの削除などの処理を指定できる。
■解説/福多利夫(フリーライター)