【不要品回収サービスとは】無料でできる?費用は?フリマアプリとどっちが便利?

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今回は、不要品回収サービスについてご紹介します。日々の生活を送るなかで、不要品が発生することは避けられません。いつまでも不要品を家に置いておくことはできないので、いずれは処分することになります。そこで、処分の方法で悩んでしまうという方もいらっしゃるでしょう。不要品を処分する上で便利なのが、不要品回収サービスです。今回は不要品回収サービスについてご紹介するとともに、人気のフリマアプリとの違いなどもご紹介します。

不要品回収サービスとは

不要品回収サービスとは、その名の通り、家庭で発生した不要品を回収して処分してくれるサービスです。ここではまず、その特徴やメリット・デメリットについてご紹介します。

不用品回収サービスとはどういったサービスか(写真はイメージ/Pexels)

不要品回収サービスの特徴

不要品回収サービスとは「自治体などで回収できないものも含めて、回収や処分をしてくれるサービス」のことを指します。各自治体で粗大ゴミ回収は行われていますが、対象外で処分できない品目も少なくありません。

まず、家電リサイクル法の対象となる、テレビやエアコン、冷蔵庫、洗濯機などは、基本的に自治体では回収できません。その他にも、パソコンリサイクル法の対象商品など、自治体にでは回収できない不要品は案外多いものです。

本来、このような不要品は、法に従って販売店やメーカーなどを利用して処分する必要があります。しかし、この方法では手間も時間もかかりますので、時間や体力的な問題などから処分ができないという方も多いでしょう。そんな時に便利なのが、不要品回収サービスです。依頼すれば、自宅まで不要品を回収に来てくれますので、ほとんど手間をかけることなく処分することができます。

不要品回収サービスのメリット・デメリット

不要品回収サービスのメリットは、さまざまな種類の不要品をまとめて処分することができる、という点です。引っ越しや大掃除などで大量の不要品が発生した場合、どのように処分すればいいのかわからなくなってしまうというケースも少なくありません。

もしくは、処分の方法はわかっていても、あまりにも量が多いと、指定されている粗大ゴミ置き場まで持って行くことが困難なケースもあるでしょう。不要品回収サービスであれば、こういった問題をすべて解決することができます。これこそが不要品回収サービスの最大のメリットでしょう。

デメリットは、コストがかかるという点です。料金は業者によって異なりますが、自治体やメーカー、販売店などを利用して処分する場合よりも割高になるケースがほとんどです。当然、家電リサイクル法の対象となる家電品を処分する場合は、プラスして定められたリサイクル料金も支払う必要があります。

業者によっては「無料回収」を謳っていても、実際に依頼すると多額の料金を請求されるといったケースも少なくありません。このような悪質な業者も少なくありませんので、見極めが難しいという点もデメリットです。

リサイクル料金が発生する品目と料金の目安

家電リサイクル料金が発生する品目はエアコン、テレビ、冷蔵庫、洗濯機です。金額の目安は以下の通りになります。

・エアコン:990円
・ブラウン管テレビ:2,970円
・液晶プラズマテレビ:2,970〜3,352円
・液晶テレビ1,870〜3,756円
・洗濯機、衣類乾燥機:2,530〜5,060円
・冷蔵庫:3,740〜5,626円

注意しなければならない点としては、これらはあくまでリサイクル料金であって運搬料や手数料などは含まれないということです。一般的な不要品回収業者の場合は、それぞれ3,000円程度が目安となり、引っ越しなどでまとめて処分を依頼する場合には運搬料は割引されるケースが多いです。

その他の家電品の多くは、各自治体の粗大ゴミとして取り扱われます。東京23区の場合、上記の4品目以外の粗大ゴミリサイクル料金は、400〜1,200円となっています。回収業者に依頼する場合、粗大ゴミリサイクル料金は不要になる代わりに、それぞれの業者で定められた料金を支払う形になります。

フリマアプリとどっちがお得?

不要品回収サービスを利用すべきか、それとも、他の方法で処分すべきか悩んでいるという方も多いのではないでしょうか。続いては、不用品回収サービスがどんな人におすすめなのかをご紹介すると共に、同じく、不要品処分の方法として人気の「フリマアプリ」と比較してみましょう。

不用品回収サービスを利用すべき人はどんな人か(写真はイメージ/Pexels)

不要品回収サービスはこんな人におすすめ

不要品回収サービスは、とにかく手間をかけずに不要品を処分したいという方におすすめです。不要品を処分してしまいたいものの、仕事などが忙しく時間をかけることができないといった方にとって不要品回収サービスは心強い味方となってくれることでしょう。

また、体力的に自分の力で不要品を処分できないという方にもおすすめです。とくに、粗大ゴミや大型の家電などは、ほんの少し動かすだけでもかなりの体力を要します。自治体では家の中まで不要品を回収しに来てはくれません。自分で回収場所などに持って行く必要がありますので、処分が困難であるというケースも多いでしょう。こういった場合においても不要品回収サービスはとても便利です。

不要品回収サービスの料金の目安

不要品回収サービスの料金は業者によって異なります。
まず、最初にチェックしたいのは料金体系です。大きく分けて2種類の料金体系があり、ひとつは「処分したいもの1つにつき○○円」といった形です。こちらは処分したい不要品の数が少ない場合に適しているといえます。

もうひとつは一定量毎の定額料金制です。○tトラック1台分につき○○円といった形になります。こちらは引っ越しなどで多くの不要品をまとめて処分したい場合に適しているでしょう。

この回収料金にプラスして、家電4品目の場合はさらに家電リサイクル料が発生するという形になります。
例えば、冷蔵庫を処分するとすると
3,000円(業者の処分料金)+3,470円(家電リサイクル料金)=6,470円
という形になります。

不要品処分ならフリマアプリの方がお得?

不要品を処分する方法として、近年人気を集めているのが「フリマアプリ」です。フリマアプリには、「メルカリ」をはじめとして「ラクマ」「ヤフオク!」「PayPayフリマ」など、さまざまなものがありますが、スマホを利用して不要品を出品することによって、必要な人に売ることができるサービスです。こういったサービスを利用すれば、処分にコストがかかるどころか、不要品をお金に換えることが可能なケースもあります。

もちろん、何でも確実に売れるというわけではありませんし、出品や発送といった手間がかかります。しかし、ある程度の価格で売れる可能性がある場合、いらない不用品を売ることで利益まで出せるので、手間のことを考えてもフリマアプリの方がお得と言えるかもしれません。

不要品回収サービスにも、フリマアプリにも、それぞれメリットとデメリットの両方がありますので、ご自身の状況や、処分したいものに合わせてうまく使い分けてみましょう。

フリマアプリって本当に売れる?

フリマアプリの使用を検討する際に大きな悩みになるのが、処分したい不要品が本当に「売れるのか?」という点でしょう。

しかしこの点に関しては、価格や商品の需要によってもかなりの差があります。
例えば、同じ冷蔵庫であっても人気メーカーの比較的新しいモデルなどであればかなり高く値段を設定しても売れる可能性があります。逆に古い場合やあまり人気のないモデルの場合、より安く価格設定をしなければなかなか売れないと考えられます。

実際に販売してみなければユーザーの食いつき度合いもわかりづらいため、「もっと高く設定しておけばよかった…」「高すぎて全く反応がない!」と後悔してしまうケースもしばしばあります。まずは出品したい商品を検索し、相場を確認しておくといいでしょう。

時間的に余裕があるのであればまずはフリマアプリに出品してみて、売れなかったら不用品回収業者に依頼するといったように段階を踏むのもおすすめです。

まとめ

いろんなサービスを検討してみよう(写真はイメージ/Pexels)

人が生きて行く上で「不要品」が発生するのは仕方のないことですので、上手に処分する方法を考えることが重要となります。不要品を処分する際にとても便利なサービスが、不要品回収サービスやフリマアプリです。それぞれにメリットがありますので、置かれている状況や処分したいものに合わせて処分方法を検討してみましょう。

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