【PS5とは】プレステの最新機「PlayStation5」 4K時代にマッチした新世代エンターテイメントマシン!

ガジェット

PlayStation 5は、PS4の数倍の処理能力と表示性能を備え、見たことがないような美しい画面でのゲームプレーを実現。超高速のSSD採用でゲームデータの読み込みも瞬時に行われる。PS4との後方互換、さらにオンラインサービスへの加入で、PS3のゲームをプレーすることも可能だ。

家庭用ゲーム機の最先端を行く「プレステ」の最新機種

2020年11月12日に発売されたソニーの新世代ゲーム機がPlayStation 5だ。

先代のPlayStation 4の発売から約7年ぶりの新機種であり、そのスペックの高さ、お得な価格設定、そしてコロナ禍におけるゲームの巣ごもり需要などから、極めて大きな注目を集めている。

高い処理能力で8K出力にも対応

PS4の数倍とされる処理能力と表示性能を備え、60コマ/秒の滑らかな映像表現により、家庭にも普及しつつある4Kテレビ(フルHDの4倍の解像度となる3840ドット×2160ドットで表示できるテレビ)で、これまで見たことがないような美しい画面でのゲームプレーを実現。

さらに、環境によって8K解像度の映像や、4K映像の120コマ/秒の出力も物理的に可能で、それに対応するゲームソフトも続々登場している。

内蔵の記憶媒体に、超高速のSSD(ソリッドステートドライブ)を採用しているのも特筆すべき点だ。従来のHDD(ハードディスクドライブ)の数十倍から100倍近くの読み込み速度で、本体にインストールしたゲームデータの読み込みが瞬時に行われる。

近年はゲームの内容にかかわらず、データの読み込みには時間がかかる傾向があり、ストレスを感じることもあったが、PS5ではそれがほぼ解消され、快適に楽しめるようになった。ゲームの“未来”を感じられるポイントの一つだ。

“触感”で演出する新型コントローラー

付属のワイヤレスコントローラーは新型の「DualSense」。内蔵のアクチュエーター(振動装置)で、ゲーム展開にシンクロした微細な振動で演出する「ハプティックフィードバック」や、トリガーボタンに負荷をかけて、押し込む強さを演出に変換する「アダプティブトリガー」など、“触感”に訴える斬新な体験を提供する機能を備えている。

ユーザーのゲーム資産を生かすこともできる

最新のゲーム機ながら、本体には先代PS4との「後方互換」機能があり、これまでに遊んだゲームをこのPS5でも楽しむことができる。ここに、ゲームファンは高い価値を見いだしている。

また、定額制のオンラインサービス「PlayStation NOW」に加入すれば、PS4とともに「PlayStation 3」のゲームをPS5上でプレーすることも可能だ。

高価なゲーミングパソコンと同等のスペックを備えながら、5万円程度の価格で、過去のゲーム資産も活用できるという点が、発売前から高い人気を得ている理由だ。

現在も入手困難な状況にあるが、量販店では頻繁に抽選販売が行われており、一部店頭では条件付きで抽選なしで販売される場合もある。ゲームのニュースサイトでは販売情報が頻繁に更新されているので、そちらをチェックしてみるのもいいだろう。

SIE
PlayStation 5(PS5)
標準価格:5万4978円

●本体サイズ/390mm×104mm×260mm
●本体重量/4.5kg

SIE(ソニー・インタラクティブエンタテインメント)の家庭用ゲーム機の最新モデル。カスタムCPU&GPU、さらにはSSDを搭載し、前機種であるPlayStation 4(PS4)を大きく上回る処理性能を実現。4K解像度とフレームレート60コマ/秒を標準とし、最大8Kや120コマ/秒も可能。白と黒の本体は、かなり大きめだ。

PS5 デジタルエディション
標準価格:4万3978円

こちらは光学ドライブのない低価格モデルで、そのぶん、幅が12ミリほど小さくなっている。性能自体は通常版と同じものだ。

PS5のAV機能を充実させる周辺機器も発売中

本体が発売されたばかりの現在、ゲームに直接関連する周辺機器は少ないが、PS5の3Dオーディオ向けにチューニングされたワイヤレスヘッドセットや、エンターテインメント機能の操作性を向上させるリモコンなどが発売中だ。また「PlayStation VR」など、PS4から引き続き使用できる周辺機器もある。

PULSE 3Dワイヤレスヘッドセット
標準価格:9980円

PS5の「Tempest 3Dオーディオ」に対応し、立体的なゲーム音響を楽しめる。

メディアリモコン
標準価格:2980円

UHD BDの再生やネット動画アプリの使い勝手が快適になる別売のリモコン。

PS5専用タイトルは今後続々登場の予定!

ゲームソフトは、パッケージ(ディスク)版またはダウンロード版で提供される。今はPS4から代替わりの時期なので、4と5で同じソフトが発売される例もあり、「スパイダーマン:マイルズ・モラレス」などは、PS4版を購入すると、PS5版にアップグレードできるというサービスが用意される。

「デストラクション・オールスターズ」のような、PS5でしか遊べないソフトもリリースが始まり、「ファイナルファンタジーXVI」や「グランツーリスモ7」など、すでに発表済みの大作にも大きな期待が集まっている。

SIE
スパイダーマン:マイルズ・モラレス
実売価格例:5850円

©2020 MARVEL ©Sony Interactive Entertainment LLC. Created and developed by Insomniac Games, Inc.

ゲームの中に構築された広大な街をスパイダーマンとなって飛び回り、悪の組織と戦うアクションゲーム。

SIE
アストロプレイルーム
無料

©2020 Sony Interactive Entertainment Inc.

PS5の購入者は無料で遊べるアクションゲーム。遊ぶことでPS5の機能を実体験できる作りになっている。

SIE
デモンズソウル
実売価格例:7820円

©2009-2020 Sony Interactive Entertainment Inc.

2009年に発売された同名作品をPS5でフルリメイク。凶悪なデーモンや亡者との激しい戦いが展開する。

SIE
デストラクション・オールスターズ
実売価格例:8250円

©2021 Sony Interactive Entertainment Europe Ltd. Developed by Lucid Games Limited.

「オールスター」と呼ばれるヒーローたちが車に乗り込んで対戦する。

AVファンも注目! PS5の映像再生機能は驚異的!

Ultra HD Blu-ray(UHD BD)ドライブを搭載しているPS5は、映像ソフトの再生も可能だ。再生時の画質も極めて良好で、安価なプレーヤーよりも美しい映像を4K環境で楽しめる。正方向だけでなく、逆方向のスロー再生やコマ送りができ、約1.5倍の早見再生も可能と、かゆいところに手が届く仕様だ。

また、「Amazonプライム・ビデオ」「Netflix」「Hulu」などの動画配信サービスは、アプリを介して視聴が可能だ。

UHD BDは、ディスクを入れればすぐ再生できる。メディアリモコンがなくても、付属のコントローラーで再生時の操作が可能だ。

ネット動画サービスを利用する場合は、ホーム画面の「PlayStation Store」から、それぞれの再生アプリをダウンロードすればいい。

各種のおもしろ&便利機能でユーザーメリットを追求

PS5は、4Kの環境下で最新のゲームを楽しめるだけでなく、「後方互換」に対応していることで、これまで使っていたPS4からの“ハード買い替え”という需要にもこたえている。

また、ゲームのみならず、UHD BD再生やネット動画の視聴、ユーザーによるゲーム実況動画の配信などを気軽に楽しめる新世代のエンターテインメントマシンとしての評価も高く、これらに興味のある人にも向いた機種だ。

新型コントローラーの各種機能によって、これまでとは違う斬新な体験ができるようになった。

ユーザーによる動画配信がやりやすくなるように、PS5上で動画編集ができる無料アプリの「Share Factory Studio」の提供などが行われている。

※価格は記事作成時のものです。

■解説/稲元徹也(ゲームライター)

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