今回はM1プロセッサを搭載したMacBookについてご紹介します。長年にわたってIntelプロセッサを搭載してきたMacBookシリーズですが、2021年11月に発売されたニューモデルから独自のM1プロセッサへと変更されました。プロセッサはいわばPCの心臓であり、頭脳でもあります。それだけにこの変更は大きな話題を呼びました。あまりにも大きな変化なので気になりつつ、悩んでいる方も多いようです。そこで、ここでは発売から3ヶ月以上が経過した今だから語れるM1MacBookの「リアル」をご紹介します。

M1搭載MacBookの驚きの性能

M1プロセッサを搭載したMacBookでやはり一番気になるのは性能でしょう。ここではM1プロセッサの実力についてご紹介していきたいと思います。

画像: 驚きの性能をご紹介していきます(写真はイメージ/pexels)

驚きの性能をご紹介していきます(写真はイメージ/pexels)

ベンチマークテストの結果通りの性能は体感できる?

M1チップセットについて、Apple公式ではCPU性能は従来のモデルと比較して最大3.5倍であり、Apple史上もっとも高性能なCPUとされています。

これは決して誇張表現ではなく、発売と同時に世界中のさまざまなサイトなどでもベンチマークテストの結果が公表され、従来のIntelプロセッサを搭載したMacBookシリーズの数値を遙かに超える数値をたたき出しています。

M1チップセットが本領を発揮できるのはソフトがネイティブ化されてから?

この時点でM1チップセットの実力は十分に証明されたと言えますが、その性能を体感できるのかはまた別問題です。チップセットが変更されると、ソフトの対応状況も変化します。極端な話、動かないソフトが出てくる可能性もあるのです。

この点に関してはIntelMac向けのアプリをM1でも動作できるようにRosetta2というシステムを導入しており、まったく動作しないといったソフトはほとんど存在しません。

実際、発売直後からChromeなどのブラウザ、マイクロソフトのOfficeやAdobe製品などを試したところ、問題なく動作しました。

とはいえ、一部のソフトはスペックほどのスピードが出ているとは言えませんでした。これはRosetta2を間に挟んで動作していることが原因であると考えることができます。

実際に、AdobeのPhotoshopCCはIntel用の通常モデルとM1にネイティブ化されたBeta版が同時に公開されていましたが、明らかにネイティブ版の方が快適に動作しました。

そう考えるとM1Macが本当の実力を発揮できるのは、多くのソフトがネイティブ化されてからになるでしょう。大多数がネイティブ化されるのはまだ先なので、もう少し時間がかかりそうですね。

M1MacBookの最大の難点…ディスプレイ問題は解決できる?

M1MacBookが発売されてから、大きな問題として取り上げられてきたのが外部ディスプレイへの接続問題です。続いてはこの問題について詳しくご紹介します。

画像: 接続問題について解説していきます(写真はイメージ/pexels)

接続問題について解説していきます(写真はイメージ/pexels)

外部ディスプレイへの出力時のトラブル

MacBookを外部ディスプレイと接続して使用しているという方も多いでしょう。しかし、発売当初から外部ディスプレイへの出力に関するさまざまなトラブルが報告されています。

症状はさまざまで、接続してもディスプレイに何も表示されないといったものから、解像度の調整ができない、色調がおかしい、接続が途切れるなどといったものが報告されています。

実際にいくつかのディスプレイで試してみましたが、そもそも表示されない、接続が途切れるといったトラブルが発生しました。その原因はすべて特定できているわけではありませんが、MacBookに搭載されたThunderboltからの変換アダプタなどが原因となっているケースも多いようです。

これはあくまで一例ですが、「Apple純正のHDMI変換アダプタを経由してディスプレイを接続した場合、接続が途切れてしまう」という問題が発生していました。しかし「ThunderboltーHDMI、またはThunderboltーDPケーブルを使用して本体と直接接続した場合は正常に動作するようになった」というケースがありました。

また、OSのアップデートによって改善されたというケースもあり、外部ディスプレイへの出力でトラブルが発生した場合はまずアップデートを試してみることをおすすめします。

ちなみに、従来のMacBookではPRAMクリアによって外部ディスプレイのトラブルを解消できましたが、M1搭載MacBookではこの方法には対応していません。

外部ディスプレイが1台までしか接続できないのは仕様

IntelチップセットのMacBookシリーズでは複数の外部ディスプレイへの出力が可能でした。しかし、M1搭載モデルでは外部ディスプレイは1台までとなっています。これは仕様なので、公式には対処方法はありません。

外部機器や非公式のソフトを使用することで、複数台のディスプレイへの接続に成功したという報告もあります。しかしこれは公式の方法ではないことから、今後のOSアップデートなどで使用できなくなる可能性もあります。

そのため、複数台の外部ディスプレイをしようしたいのであれば、今後発売される新型モデルを待つというのもひとつの選択肢です。

まとめ

チップセット変更という大きな変化によって、2020年11月に発売されたMacBookシリーズは大きな話題を呼びました。

この新型モデルは確かに魅力的ではありますが、問題がまったくないわけではありません。なので、今回この記事でご紹介したメリットとデメリットの両方を頭に入れた上で検討するようにしましょう。

画像: メリットとデメリットを把握しましょう(写真はイメージ/pexels)

メリットとデメリットを把握しましょう(写真はイメージ/pexels)

This article is a sponsored article by
''.