【Twitch(ツイッチ)とは?】ライブ配信に特化した注目のサービス ゲームや音楽、ユーザー間の交流も楽しめる

アプリ

ゲーム実況をはじめとするさまざまなライブストリーミングに対応した話題のプラットフォーム「Twitch(ツイッチ)」について、大まかな機能や楽しみ方などを解説します。コロナ禍において新たなスタンダードとなりつつある「ライブ配信」という表現方法を支える、注目のサービスです。

便利なライブストリーミングアプリ「Twitch」とは

Twitchは、ライブストリーミング配信に特化したプラットフォームです。2011年にサービスが開始され、現在はAmazonによって運営されています。特に、ゲーム実況やeスポーツなどの配信を得意としており、人気ゲームのタイトルが、動画サイトにおけるカテゴリのように扱われる点などが他のサービスと一線を画する点です。

ゲーム実況やeスポーツなどの配信が得意。

他にも、ライブハウスやクラブの無観客イベントの場として用いられるなど、「配信」という新たな表現方法における、次世代のスタンダードとして現在注目を集めています。

Twitchの登録方法を紹介

便利に楽しむにはアカウントを作成するのがおすすめ

Twitchは、アカウント無しでもWebブラウザやアプリから手軽に利用できるサービスですが、より便利に楽しむためには、アカウントを作成することを推奨します。ここではスマートフォン版を例に、登録方法や簡単な機能解説を行います。

アプリは、以下のボタンからダウンロード(インストール)できます。iOSの場合は「App Store」から、Androidの場合は「Google Play」から行ってください。


登録~利用開始の流れ

まずはアプリをダウンロードして起動し、指示に従ってアカウントの作成を行います。

アカウントの作成をしていきます。

Eメールもしくは電話番号と生年月日を入力し、英数字でアカウントIDとパスワードを作成します。入力後に6桁のワンタイムパスワードが、SMSまたはメールで送付されるので、指示に従い5分以内に認証を完了すれば登録完了です。

5分以内に認証を完了してください。

Twitchの使い方と主な機能

チャット機能によりライブ感を存分に味わえる

Twitchの画面は「フォロー中」「発見」「ブラウズ」「Esports」という4つのメニューで構成されています。それぞれ、主にフォロー中のチャンネル確認・おすすめの自動提案・番組の検索・eスポーツ関連のイベントチェックといった用途で利用できます。

「フォロー中」「発見」「ブラウズ」「Esports」という4つのメニューで構成されています。

Twitch側がユーザーの好みに応じて、特におすすめのチャンネルを提案してくれる「発見」機能と、ゲームやカテゴリ、配信者名などで細かく番組の検索を行える「ブラウズ」機能。この2つを利用する機会が多いでしょう。

下の画像は、配信中のチャンネルの表示画面です。チャット機能が標準搭載されており、番組への感想やユーザー間の交流など、ライブ感を存分に楽しむことができます。

チャット機能も搭載されています。

チャットにはテキストの他、Twitch独特のスタンプ機能も備わっており、文字だけでないオンライン上ならではのコミュニケーションも可能です。チャンネルによっては、フォロワーやサブスクライバー(有料視聴者)向けに独自のコンテンツ配信などを行っている場合もあります。

音楽イベントの配信に採用されることも

基本的にはゲーマー向けのプラットフォームでありながら、その機能の幅広さと低遅延でライブ配信を楽しめるTwitch。ユーザーごとに異なる楽しみ方ができ、新しい場を提供してくれるサービスです。

筆者は、ゲーム実況やeスポーツ観戦を行う習慣は無いものの、近頃盛んな中小規模の音楽イベント視聴の際にTwitchを利用することが増えてきました。無観客配信が世に浸透しつつある今、次の課題が「どの媒体を利用するか?」という点ですが、通信の安定度や利便性の高さから、Twitchが採用されることも珍しくないようです。

最近では、幡ヶ谷Forestlimitのウィークリーイベント「K/A/T/O MASSACRE」や、愛知ひかりのラウンジの名物パーティー「Powwwerrr」など、アンダーグラウンドな現場が、オンライン上にもかかわらず独特の熱気を形成している様子も見かけます。Twitchによって、全く新しい解釈で音楽イベントを楽しんでいます。

Prime Videoを利用した「ウォッチパーティ」機能が楽しい

Amazonが運営するTwitchならではのユニークな機能が、「ウォッチパーティ」です。これはPrime Videoのアカウントを利用して、Twitchユーザー同士で同じ映像をリアルタイム視聴するもので、配信者が選んだ番組を同時に楽しむためのサービスです。

Twitchユーザー同士で同じ映像をリアルタイム視聴できる。

オンライン上の知人と一緒に、映画やアニメを観ながらチャットで交流する……といった気楽なスタイルには、どこか未来の雰囲気も感じられます。マンネリ化する動画視聴を新鮮な体験に変える、オススメの楽しみ方です。ただし、2021年6月現在ではPC版のみの提供となるためご注意ください。

まとめ

今回は、コロナ禍でますます注目度が高まりつつある配信アプリ「Twitch」を取り上げました。現在ビジネスシーンでよく利用されるチャットツール「Discord」も、同じくゲーマーの間で発展していったサービスです。今後の我々の暮らしを左右するプラットフォームは、一部の好事家の間では既に「当たり前」の存在になっているのかもしれません。興味を持った方は、ぜひ挑戦してみてください。

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松島広人(フリーライター)

Webディレクターとしてコンテンツの企画・編集・校正・執筆・SEOを担当する傍ら、フリーランスのWebライターとしても精力的に活動。業種・業界を問わず多数のジャンルを手がける。ポップカルチャー・サブカルチャーにも精通しており、幅広い知識を活かしたライティングを得意とする。

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