9月も中旬に入り10月の足音が聞こえてきました。気温差がさらに大きくなる季節なので、どのような服装をしようか悩んでいる方も多いはずです。そこで本記事では、2024年10月の気温を事前リサーチ。上旬・中旬・下旬ごとにおすすめの服装を解説しています。ユニクロ・GUで手に入るプチプラ秋物アイテムも紹介しているのでぜひ参考にしてください。
10月の気温予想
中途半端で服選びが難しい!
10月は、日中の暖かさと朝晩の冷え込みが共存するため、服選びが非常に難しい季節です。
最高気温が25℃を超える日もあれば、最低気温が10℃を下回る日もあります。
日中は半袖で過ごせても、日が沈むとアウターが必須になることが多いでしょう。
ここでは、主要5都市の最高気温と最低気温を上旬・中旬・下旬に分けて調査しました。コーディネートを考える際の参考にしてください。
※参考:AccuWeather(2021年9月13日時点)
2021年10月の気温:東京
時期 | 最高気温 | 最低気温 |
10月1日~10月10日(上旬) | 22℃~27℃ | 15℃~21℃ |
10月11日~10月20日(中旬) | 22℃~24℃ | 12℃~17℃ |
10月21日~10月31日(下旬) | 19℃~20℃ | 10℃~15℃ |
2021年10月の気温:大阪
時期 | 最高気温 | 最低気温 |
10月1日~10月10日(上旬) | 24℃~28℃ | 15℃~21℃ |
10月11日~10月20日(中旬) | 21℃~26℃ | 13℃~18℃ |
10月21日~10月31日(下旬) | 19℃~22℃ | 10℃~15℃ |
2021年10月の気温:名古屋
時期 | 最高気温 | 最低気温 |
10月1日~10月10日(上旬) | 23℃~27℃ | 14℃~20℃ |
10月11日~10月20日(中旬) | 21℃~25℃ | 11℃~17℃ |
10月21日~10月31日(下旬) | 19℃~22℃ | 9℃~12℃ |
2021年10月の気温:福岡
時期 | 最高気温 | 最低気温 |
10月1日~10月10日(上旬) | 25℃~28℃ | 17℃~21℃ |
10月11日~10月20日(中旬) | 22℃~26℃ | 13℃~18℃ |
10月21日~10月31日(下旬) | 19℃~23℃ | 19℃~15℃ |
2021年10月の気温:札幌
時期 | 最高気温 | 最低気温 |
10月1日~10月10日(上旬) | 16℃~21℃ | 9℃~13℃ |
10月11日~10月20日(中旬) | 14℃~19℃ | 3℃~10℃ |
10月21日~10月31日(下旬) | 12℃~16℃ | 3℃~8℃ |
また、10月は気温の変動が激しい月でもあります。
上旬は最高気温が25℃を超える暖かい日が多いですが、中旬以降になると20℃前後、時にはそれを下回る日も増えてきます。
この時期、日中は快適な気温であることが多いものの、朝晩の気温は20℃を下回る日が多く、特に下旬には最低気温が15℃を大きく下回ることもあります。
朝晩の冷え込みには特に注意が必要です。
各都市の10月の気温データを参考に、日中と朝晩の気温差に対応できる重ね着や、持ち運びしやすいアウターを用意しておくと安心です。
【2024年最新】気温別に紹介!10月におすすめの服装をチェック
ここでは、10月におすすめの服装を気温別に紹介します。
ポイント①10月上旬はロンTが大活躍
10月上旬(1日~10日)の最高気温は各都市とも25℃前後となることが多く、日中はまだ暑さを感じる日もあります(札幌を除く)。
そのため、半袖でも過ごせる場合がありますが、最低気温が15℃以下になることもあり、気温の変動が大きいのが特徴です。
この時期には、ロンTが非常に役立ちます。寒い時はそのまま着用し、暑くなれば腕まくりをして体温調節が可能です。
また、秋が深まりつつある10月上旬は、夏物の装いでは違和感が出てくることもあります。
秋物と夏物を上手に組み合わせ、体温調節しやすい服装が求められます。
例えば、薄手のトップスを重ね着したり、気温の変化に対応できる軽い羽織りものを持ち歩くと便利です。秋色のアイテムを取り入れることで、季節感のあるコーディネートが完成します。
ポイント②10月中旬は薄手のカーディガンをフル活用
10月中旬(11日~20日)には、最高気温が20℃前後に落ち着くことが多くなります。
この時期には、半袖一枚では肌寒く感じることが増えるでしょう。
ロンTだけでは物足りないと感じる場合、薄手のカーディガンが活躍します。寒さ対策としてだけでなく、秋らしいコーディネートを作る上で非常に便利なアイテムです。
さらに、10月中旬は昼夜の寒暖差が大きくなり始めるため、体温調節が容易なアイテムが求められます。
厚手のウールトップスや肉厚のパーカー、ワンピースなどを取り入れると、1枚でも十分な防寒ができ、コーディネートが決まりやすいでしょう。
軽めのアウターを用意しておくと、肌寒い朝晩に対応できます。
ポイント③10月下旬は本格的な寒さ対策が必須!
10月下旬(21日~31日)になると、最高気温が20℃を下回り、朝晩の冷え込みが一層厳しくなります。
この時期には、ロンTや長袖シャツが日中の定番となり、本格的な寒さ対策が必要です。
また、アウターもこの時期から本格的に取り入れる必要があります。
ウールのコートはまだ少し重く感じる場合、コットン素材やポリエステル素材の軽めのコートがちょうど良いでしょう。
また、インナーとしてウール素材を選ぶことで、寒さをしっかりと防ぎつつ、季節感を取り入れたコーディネートが可能です。
ユニクロ・GUで揃う! 10月におすすめのアイテムをピックアップ
10月に入って秋物を揃えたい気持ちはわかります。しかし、出費がかさみやすい冬物に備えるためにも、ここは我慢のしどころです。また、ユニクロ・GUのようなファストファッションブランドでも「使える」アイテムは豊富に用意されています。それぞれチェックしていきましょう。
ユニクロUのロンT
9月の気温の記事でも紹介しましたが、ユニクロUの「クルーネックT(男女兼用)」は万人におすすめできるアイテムです。1,990円(税込)という価格はもちろん、何よりカラーバリエーションが魅力的。PUPLEやOLIVEといったニュアンスカラーも手軽に試せます。
また、同じくユニクロUの「モックネックプルオーバー」もおすすめします。1枚での着用はもちろん、ジャケットやコートのインナーにもピッタリ。特徴的なモックネックがレイヤードに雰囲気をプラスしてくれるでしょう。
・ジャージー素材を使って、昔ながらのしっかりとしたタフなTシャツっぽく仕上げた1枚。
・耐久性があって長く着られる。
・伝統的なサドルステッチを採用。
・クールに着こなせるオーバーサイズシルエットにドロップショルダーでリラックス感を演出。
・便利な胸ポケット付き。
(引用:ユニクロ公式サイト)
・上品な表面感と程良いハリ感がありながら、ソフトで肌触りの良いダブルフェイス素材。
・Tシャツとスウェットの中間の肉感の素材なので、気温に関係なく1枚で着られる。
・ドロップショルダー、オーバーサイズのモダンなフィット。
・首にきれいに沿ったモックネックで首元まで暖かく、アウターからミッドレイヤーまで着回しできる。
・袖口は耐久性のあるリブにしているので長く着られる。
(引用:ユニクロ公式サイト)
ユニクロコラボラインのコート
別記事で紹介したように、ロングコートで要注目なのはユニクロUの「オーバートレンチコート」です。中でもDARK GREENは中々見かけない色なのでぜひチャレンジしてください。また、個人的におすすめしたいのがテック系のアイテム。機能性とデザイン性の両立を求められる難しいジャンルですが、ユニクロ×セオリーではそれらしき商品が発表されています。
オールブラックのモードな装いです。ブロックテックの本アイテムは防風・防水・透湿を期待でき、天気が変わりやすい秋にピッタリ。ユニクロ公式がユニセックスでの着用を認めており、男性も購入して問題ありません。15,000円以下でこのレベルの機能性とデザイン性は、他のブランドだと実現不可能でしょう。
・防風、防水、透湿機能付き。
・生地裏面、付属のアイレットは樹脂加工品。
・防水性、撥水性を兼ね備えたユーティリティディティールのブロックテックコート。
・コットンブレンドでハリ感のある素材。
・後ろ身頃がドルマンスリーブなので動きやすい。
・ポケットにも止水ファスナーを使ったこだわりの仕様。
・Theoryコラボのウルトラライトダウンロングベストをライナーとして着用するための襟タブ付き。
・ユニセックスに着用できるデザイン。
(引用:ユニクロ公式サイト)
まとめ
本記事では、2024年10月の気温予想に基づき、おすすめの服装を紹介しました。
10月は気温の変動が大きく、特に日中と朝晩の寒暖差が激しい季節なため、ロンTや薄手のカーディガンが、この季節に欠かせないアイテムとなるでしょう。
上旬は軽めの羽織りを、下旬にはアウターを取り入れることで、気温に対応したコーディネートが可能です。
また、高価なアイテムに頼らなくても、ユニクロやGUのようなファストファッションブランドを活用すれば、質の高い秋物アイテムを手軽に揃えることができます。
これらのプチプラアイテムを上手に取り入れながら、コストを抑えておしゃれを楽しむと同時に寒暖差のある10月を乗り越えていきましょう。
平本良太(フリーライター)
2024年9月12日・特選街web再編集