相手の顔を見ながら話したいときは、手軽にビデオ会議が行えるサービス「Google Meet」が便利だ。自分の画面を参加者に共有したり、会議中にチャットしたりする機能も備わっている。また、部屋の様子を映さずに自分の顔だけを映したいときは、背景画像を変更するといい。
※パソコンからの操作はWindows 10/11の「Google Chrome」を使用し、スマートフォンの操作は、iPhoneは「iOS 15」、Androidは「Android 10」以降の端末を使用して動作検証、撮影しています。機種やOSのバージョンによっては、操作や画面表示が異なることがあります。
「Google Meet」でビデオ会議をする
相手の顔を見ながら話したいときは、手軽にビデオ会議が行えるサービス「Google Meet」が便利だ。自分の画面を参加者に共有したり、会議中にチャットしたりする機能も備わっている。
自分が主催者として会議を開始するには、Google Meetのトップ画面から、ミーティングの招待メールを参加してほしい人に送ろう。リンクを共有して参加者を招待する方法でもOK。相手は、届いたメールやリンクから会議に参加できる。
ビデオ会議中は各参加者の様子が表示されるので、表情を見ながら話ができる。ビデオや音声はオフにすることも可能だ。会議を終了したい場合は、画面下部にある受話器のアイコンをクリックしよう。
■新しい会議を作成して参加者を招待する
Googleのトップ画面でメニューアイコンをクリックし、「Meet」を選択。
「新しい会議を作成」をクリック。
「会議を今すぐ開始」をクリックすると、通話画面が開く。
参加者を招待するために、「ユーザーの追加」をクリック。リンクを共有して招待する場合は、コピーのアイコンをクリックする。
参加者の名前やメールアドレスを入力し、「メールを送信」をクリックすると招待メールが送られる。
招待されたユーザーは、届いたメールに記載されている「ミーティングに参加」をクリックして参加する。主催者にほかのユーザーから参加のリクエストが来た場合は、「承諾」をクリックすると、通話画面にそのユーザーが表示される。
マイクとカメラのオン/オフを切り替える
ビデオ会議中に、周囲がうるさくなったり、一時的に自分の映像を映したくなかったりすることがあるだろう。その場合は、マイクとカメラのオン/オフを切り替えて対応しよう。通話画面の下部に、それぞれのアイコンが配置されているのでクリックして操作する。
■マイクとカメラのオン/オフを切り替える
通話画面の下部にある、それぞれのアイコンをクリックするとオフになる。再度クリックするとオンにできる。
カレンダーにビデオ会議の予定を追加する
決まった時間にビデオ会議を始めたいときは、Googleカレンダーに予定を追加するといい。社内共有のカレンダーに登録すると、メンバーが会議にスムーズに参加できる。スケジュールの名前や日時、参加者を設定して予定を共有しよう。
■Googleカレンダーでビデオ会議の予定を設定する
Google Meetのトップ画面で「新しい会議を作成」→「Googleカレンダーでスケジュールを作成」をクリック。予定の作成画面で、スケジュールのタイトルや日時、参加者を入力し保存する。会議当日は、Google カレンダーで予定を表示し「Google Meetに参加する」をクリックして参加しよう。
自分の背景画像を変更する
部屋の様子を映さずに自分の顔だけを映したいときは、背景画像を変更するといい。自分と周囲を識別し、背景だけを隠してくれる便利な機能だ。背景画像のほか、背景にモザイク処理をかける「ぼかし」も用意されているので、好みのものを選択しよう。
■背景画像を選択する
画面右下の「⋮」→「ビジュアルエフェクトを適用」をクリック。右側に表示される設定画面で好きな画像を選択すると、背景に画像が設定される。
メッセージやURLをチャットで送る
ビデオ会議中に、参加者の発言を遮らずにやり取りしたい場合は、チャット機能が便利だ。「全員とチャット」をクリックして、メッセージを参加者に送ることができる。なお、会議が終了するとチャットも消えるので、重要な内容は別の場所に控えておこう。
■チャット画面にメッセージやURLを入力して送信
画面右下の「全員とチャット」をクリックして、入力欄にメッセージやURLを入力。送信アイコンをクリックすると、メッセージが送信される。
※この記事は『もっとGoogle!完全マスター塾』(マキノ出版)に掲載されています。