ホットコーヒーの場合、熱すぎるよりも少し冷めたコーヒーのほうが味の特徴を感じ取りやすいといわれています。ベストといえるのは68~70℃のあたりで、60℃を下回るような温度になるとおいしく感じないようになります。また、アイスコーヒーは4~6℃が味わいや香りを楽しめる飲みごろの温度。
回答者
川口雅也 講師
・UCCコーヒーアドバイザー
・UCCコーヒー抽出士
・UCCコーヒー鑑定士
・(ブラジル)コーヒー鑑定士
・(アメリカ)CQI認定Qアラビカグレーダー
コーヒーはどのくらいの温度で飲むのがおいしく感じられる?
ホットの場合、熱すぎるよりも少し冷めたコーヒーのほうが味の特徴を感じ取りやすいといわれています。ベストといえるのは68~70℃のあたりで、60℃を下回るような温度になるとおいしく感じないようになります。あらかじめカップやソーサーを温めておくなどして、コーヒーの温度が一気に下がらないように工夫しましょう。また、下部に厚みがあり、上部が薄いカップであれば、コーヒーが冷めにくく、おいしく飲めるといわれています。
予熱するなどの工夫でおいしい温度をキープ
せっかくおいしく淹れたコーヒーは、カップやソーサーを温めることで最適な温度帯をキープして楽しみたい。
おいしく感じる飲みごろの温度は?
アイスコーヒーは4~6℃が味わいや香りを楽しめる飲みごろの温度。
Answer
ホットコーヒーなら70℃弱くらいがおいしい温度です
■イラスト 田村 梓(ten-bin)
※この記事は『自宅で楽しむおいしい珈琲の淹れ方』(マキノ出版)に掲載されています。