今年も猛暑が予想される夏。お風呂上がりに食べるアイスは最高ですよね。けれども気になるのはカロリーと糖質。「毎日は食べ過ぎ!?」と思いつつもやめられない……そんな悩みを抱えている方の救世主といえば、シャトレーゼのおいしくてヘルシーなアイス。もはや、アイスを食べることが新しい健康習慣になりそう。今回は4種類の商品の特徴から実食レポートまで一挙に紹介します。
今夏はシャトレーゼのヘルシーアイスに注目!
健康志向やダイエット中の人におすすめ
豊富なラインナップとお手頃価格が人気のシャトレーゼのアイス。夏に買い置きをする人も多いのではないでしょうか。累計販売数2憶本と突破した『チョコバッキー』をはじめ、人気商品は数多くありますが、健康を気づかう人に注目してほしいのは、おいしくてヘルシーなアイスです。乳酸菌入りや食物繊維がたっぷり含まれたもの、糖質70%カット、カロリーオフのアイスがこの夏もたくさんそろっています。
スムージーアイスボール八ヶ岳周辺で採れた野菜と果実mix
長野県から山梨県にまたがる八ヶ岳は、国内有数の高原リゾート。昼夜の寒暖差が大きく、日照時間が長くて年間降水量が少ないので、おいしい農作物が育つ地域として知られています。清らかな水と空気、肥沃な大地が広がる八ヶ岳周辺で採れた高原野菜と果実をたっぷり使ったスムージーがアイスボール!1袋21個入りのボリュームも嬉しいところです。
健康&ヘルシーのポイントはココ!
◎3個でレタス1個分の食物繊維(※1)
◎3個でレモン1個分のビタミンC(※2)
◎20品目の野菜と果実入り
※1:レタス1個分300gとして計算(食物繊維は3.3g) ※2:レモン1個分120gとして計算(ビタミンCは20mg)[日本食品標準成分票2015年版(七訂)より算出]
栄養成分表示(1個当たり)
実食:さっぱりとした味わいで、甘いものが苦手な人にもおすすめ!
見た目は青汁のようなグリーン色。「いくら健康にいいと言っても20品目も入ったら味はどうなの?」と思いながら食べてみると……。セロリやパセリの香りとほどよい苦みが印象的で、後から爽快なレモンの酸味とりんごの甘さがふわっと広がってきました。まさに高原のような爽やかな味わいで、いくつでも食べられそう。ジェラートのような柔らかい食感もいいですね。お子さんや高齢の方はもちろん、甘いものが苦手な人にもおすすめです。スムージーを飲む感覚で食べたいアイスです。
シールド乳酸菌入りアイスボール
今、日本の食品業界は乳酸菌ブーム。ヨーグルトやドリンクだけでなく、お菓子など様々な新商品が発売されています。このアイスボールに入っている「シールド乳酸菌」は、シールド(盾)のようにウイルスや病原菌などの外敵から人を守る働きを持つそう。数千株の中から健康力に着目して選び抜かれた特別な乳酸菌で、森永乳業の登録商標です。コロナ過において、免疫力を高める効果が期待できると注目を集めています。
健康&ヘルシーのポイントはココ!
◎3個で100億個のシールド乳酸菌入り
◎3個でミルクオリゴ糖(※)500mg
◎3個で食物繊維1000mg
※ミルクオリゴ糖は、お腹の健康に役立つビフィズス菌など腸内にいる善玉菌をサポート。人間の消化酵素では分解されにくく、大腸まで到達しやすいと言われています。
栄養成分表示(1個当たり)
実食:子どものころを思い出す、懐かしくて甘酸っぱい味わい!
一口食べた瞬間、思わず「懐かしい~」と叫んでしまいました。子どものころに原液をたっぷり入れて濃いめに作ったカル〇ス。友達や兄弟で分け合ったニコイチアイスのパ〇コのような甘酸っぱいヨーグルト風味で、お口の中は幸せいっぱい。溶けてなくなったらもう1個、なくなったらまた1個とマッチ売りの少女状態に。「野菜と果実mix」よりも甘みがありますが、すっきり爽やか。子どもから大人までの誰もが笑顔になれる優しい味わいです。
糖質70%カットのアイスチョコバニラバー
糖質カットは、シャトレーゼが得意とするジャンルのひとつ。砂糖の代わりに、体内での吸収がおだやかな「マルチトール」という糖を使用したもので、シュークリームやケーキ、パンなど様々なスイーツを揃えています。このアイスバーもマルチトールを使い、食物繊維と豆乳をバランスよく配合したバニラアイスを砂糖不使用のチョコレートでコーティング。糖質70%カットを実現しています。
健康&ヘルシーのポイントはココ!
◎糖質3.7g(※1)で70%カット(※2)
◎1本あたり6.3gと食物繊維たっぷり
◎砂糖不使用のチョコでコーティング
※1:マルチトールを除いた糖質 ※2:[日本食品標準成分票2015年版(七訂)ラクトアイスと比較(マルチトールを除く)
栄養成分表示(1本当たり)
実食:チョコのパリッと食感とコクが、おいしさと満足度を高める
まずはバニラアイスだけを食べてみました。バニラアイスとシャーベットの中間のようなすっきりとした味わいで、ミルクの濃厚な味やコクが好きな人には、少し物足りないかもしれません。けれどもコーティングされたチョコと一緒に食べるとパリッと食感、甘さとコクが加わり、おいしさが数倍にもアップ!砂糖不使用とは思えない満足感です。ファミリーパックよりもひと回り大きなサイズで128kcal。糖質も少なめなので、お風呂上がりに毎日食べたい1本です。
糖質70%カットのアイス(カップアイス)
最後に紹介するのはカップアイス。アイスバー同様に、砂糖の代わりにマルチトールを使い、食物繊維と豆乳をたっぷり配合することで糖質を70%カット。1個ぜんぶ食べても78kcalという低カロリーも嬉しいところ。「マダガスカルバニラ」「あまおう苺」「京都宇治抹茶」「ベルギーショコラ」の4つの味は、どれも素材にこだわった豊かな風味とおいしさを楽しめます。
健康&ヘルシーのポイントはココ!
◎糖質5.0g(※1)で70%カット(※2)
◎1個当たり78kcalと低カロリー
◎豆乳と食物繊維がたっぷり
※1:マルチトールを除いた糖質(あまおう苺はエリスリトール、マルチトールを除いた糖質) ※2:[日本食品標準成分票2015年版(七訂)アイスミルクと比較(マルチトールを除く)
栄養成分表示(1個当たり)
実食:イチ押しは、香りが高くて果肉感のある「あまおう苺」
マダガスカル産100%のバニラビーンズを使った「マダガスカルバニラ」は、バニラの風味豊かなアイス。冷蔵庫から出した直後ではなく、常温で数分放置してから食べるとクリーミーな食感になり、甘さも引き立ちます。香りとコクがあり、個性が際立つのは、京都宇治抹茶100%の「京都宇治抹茶」、そしてベルギー産チョコレートを使った「ベルギーショコラ」。口の中でゆっくりと溶けていくアイスの美味しさとその余韻を楽しめます。
どれも甲乙つけがたかったのですが、筆者が選ぶNo.1は「あまおう苺」です。カップの蓋を開けたときから苺の甘い香りがふわっと漂い、かわいいピンク色のアイスを食べると、その芳醇な香りが口の中いっぱいに。さらに果肉のつぶつぶ感がたまりません。まさに「食は五感で味わうもの」だと改めて感じました。
まとめ
毎日の健康習慣として、胸を張って食べたいアイス
シャトレーゼのヘルシーアイスはいかがでしたでしょうか。「野菜と果実mix」と「シールド乳酸菌入りアイスボール」は、野菜ジュースや乳酸飲料を飲む感覚で、健康習慣として取り入れたい。糖質70%カットのアイスは、罪悪感なしで堂々と食べたいですね。
そして今回、驚いたのは、約1時間半の間にふたりですべてのアイスを食べても胸やけや胃もたれ、お腹をこわすことなく、夕食もいつもどおりにいただけたこと。翌日に体重が増えることもなく、たまたまかもしれませんがお通じもありました(筆者は長年の便秘症)。まずは、シャトレーゼのお店に足を運んで、お気に入りのアイスを食べてみてください。
■文・藤田美佐子
京都市在住。フリーランスの編集兼ライターとして観光、食、求人、医療、ブライダルなど幅広い取材・執筆活動を行う。1児の母。趣味はマラソン・トレラン、美味しいものを食べたり、つくることが大好きな食いしん坊。