【ダイソーのゲーミンググラス】本気でいいかも! パソコン、ゲーム、スマホの疲れ目対策に500円眼鏡を買ってみた

スマホ

「目は疲れていませんか?」。筆者の場合、朝起きるとしばらくベッドのなかでスマホ、起きたらパソコンをチェック、その後、仕事でパソコンの画面を見つめ続け、合間はスマホ、仕事が終わればゲームをするためモニターを見続けるため、目の休まる暇はありません。そして、寝る前もベッドのなかでスマホです。当たり前のように目はいつも疲れているのですが、そんななか先日ダイソーで発見したのが「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」。価格はなんと500円と、とてもお手軽だったので、どのくらい目が楽になるのか、実際に試してみました。

執筆者のプロフィール

齋藤千歳(さいとう・ちとせ)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9平方メートルの仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。

「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)とは

ダイソーでわずか500円! 専用ケースとメガネ拭きも付属

ダイソーで発見した「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」。価格はわずか500円。まったく効果がなくても、話のネタで十分と思い購入しました。

特選街webでも、さまざまな100均関連の記事を公開しているので、ご存じの方もいるかもしれませんが、筆者は100均が大好きです。

100均の100円商品も大好きなのですが、ダイソーなどで展開される100均の100円以上の商品はコストパフォーマンスが高いことが多く、いつもチェックしているのですが、今回はダイソーで「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を発見しました。価格はわずか500円。安めのランチ1回分といった価格で専用ケース(カラビナ付)とメガネ拭きも付属しています。いつものことですが、びっくりするくらい安い。

パッケージには大きめの文字で「ゲームをさらに快適に。あなたのゲームプレイをサポートします。」と書かれています。「光の映り込みを抑えるARコート(反射防止膜)」、「ブルーライトカット65%以上」、「モニターのコントラストを上げ、色合いを損なわないグレーレンズ」といった表記がありますが、「目にいい!」とか「疲れ目を防止する」といった表記はないので、この点には注意してください。

あくまでも筆者が勝手に反射を抑え込み、ブルーライトをカットしてくれると目が楽になるのではと考えたわけです。また「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」は「屋内専用 ※屋外では使用しないでください」とパッケージに書かれています。この点もご注意ください。

パッケージを開けて、中身を確認すると、500円のサングラスの付属品とは思えないほどしっかりとしたケース、そしてメガネ拭きが付属します。そして、肝心の「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」本体は、こちらも予想以上にしっかりとしたサングラス。ダイソーのゲーミングシリーズ? マウスなどがありと同じような結構サイバーで派手目のデザインになっています。ある意味、ちょっと中二病をこじらせたようなデザインともいえますが、どちらにしても屋内専用。ひと目を気にする必要はないでしょう。オフィスや学校で使うという方は、この点を考慮したうえで自己判断でお願いします。

スポーツ用のサングラスといえば、そんな気もする「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」。eスポーツ用ともいえるのではないしょうか。

「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を実際に使ってみた

掛け心地も上々、筆者はかなり疲れが軽減したように感じる

派手目のデザインはちょっと気になりますが、スポーツ用などと考えれば、筆者はありだと思う「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」。

妻を職場に、息子を保育園に送って、自宅に戻ったら筆者はテレワーク? 開始です。購入しておいた「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を装着し仕事をしてみます。

パッケージの説明によると可視光線の透過率が31%しかありません。なお紫外線透過率は1%だそうです。そのため、掛けると視界が暗くなりますが、最初はこれがちょっと気になります。またグレーレンズを使っているので、視界が暗く、グレーっぽくなるのです。これだけだといいとこなしですが、冷静にパソコンの画面を眺めていると画面のチラつきや乱反射が抑えられているように筆者は感じました。65%以上カットされているというブルーライトについては、よくわかりませんでしたが、目に対する画面からの刺激が抑えられ、ギラギラとした感じからマットでやわらかい印象に変化します。

慣れるまでは、ちょっと画面が暗くなることが気になりますが、慣れてしまうと、普段「こんなに刺激の強い画面をずっと眺めていたのだ」と驚くほどです。「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を掛けてしばらく効果はありそうと感じられました。

しかし、筆者の場合、だいたい8時前から昼食や息子のお迎えなどは挟むものの19時くらいまでは、仕事のためにパソコンを眺め続けます。そこで気になるのが掛け心地です。

重くて気になるとか、テンプル(つる)がきつくて頭が痛くなるとか、ノーズパットが痛いとかがあると、せっかく気に入っても長く使うことができません。かなりお安いので、どこか不満が出るだろうと思っていたのですが、たまたま筆者の顔や頭の形とフィットしたのか、途中から掛けていることを忘れるほど。昼食の途中で、着けっぱなしなのに気付いて、わざわざ外したほどです。

約11時間の仕事に時間では不満を感じることはありませんでした。職場から戻った妻と3人で夕食をとったあと、筆者はだいたい寝るまでゲームをすることも多く、再度「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」をかけて23時くらいまでゲームを楽しみましたが、パソコンでの仕事のとき以上に快適な印象。筆者の場合、だいたい毎日寝る前に目が痛くて涙が出るのですが、この日はいつもより痛みが少なく感じました。これで500円なら、十分以上だと思ったわけです。

「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」の問題点

自宅で掛けていると目が合う度に妻が笑う

非常によくできた「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」ですが、見た目が結構大げさに格好いいというか……。

わずか500円で、筆者の場合、目の疲れが軽減したように感じた「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」。まったく問題のない素晴らしいアイテムといえるのですが……。問題がひとつ。

筆者は息子と妻を保育園と職場に送ってからテストをはじめたのですが、妻が帰ってきてから「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を掛けて、作業をしていると振り返って妻と目が合うたびに、妻が笑うのです。「どうしたの?」と聞くと「あなた、すごい映画やアニメの悪役みたい」とのこと。私の顔の問題もあるのでしょうが、何度もいわれてしまいました。

また、筆者もひとりのときに半ば気付いており「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を掛けたまま、鏡に写る自分をみて「ハンドパワーです(←古い)」とつぶやきたくなるのを我慢していたほどです。

このデザイン面の問題をどう考えるかは個人の趣味といえるでしょう。筆者は「自宅のなかならいいか」と思っています。

まとめ

次はブルーライトカットのパソコン用メガネを作る

付属の専用ケース。500円の「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」の付属品とは思えないほど、しっかりしており便利。

筆者は効果があるんだか、ないんだか、わからないものにお金を払うのが嫌いです。そのため、普段使っているメガネを作るときにもレンズにブルーライトカットが選択できる機会があったのですが、これまでは効果がどの程度あるのか、よくわからなかったので、ブルーライトカットを選択していませんでした。しかし、今回わずか500円という価格の安さに引かれ、実際に「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を使ってみると、筆者は目の疲れが軽減されたように感じました。そのため、次回メガネを作るときは、ブルーライトカットを選択してみようと思っています。もしかすると効果を感じたのがARコートだった場合は残念な結果となるかもしれませんが……。

そして新しいメガネを買うまでは、妻に笑われながらも、自宅用と割り切って、パソコン作業やゲームの際には「ARコート ゲーミンググラス(ケース付)」を使っていこうと思っています。

パソコンやゲーム、スマホの見過ぎなどで「目が疲れているな〜」と思っている方は、効果がなくて元々と考えたうえで試してみてはどうでしょうか?

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齋藤千歳(フォトグラファーライター)

元月刊カメラ誌編集者。新しいレンズやカメラをみると、解像力やぼけディスク、周辺光量といったチャートを撮影したくなる性癖があり、それらをまとめたAmazon Kindle電子書籍「レンズデータベース」などを出版中。まとめたデータを元にしたレンズやカメラのレビューも多い。使ったもの、買ったものをレビューしたくなるクセもあり、カメラアクセサリー、車中泊・キャンピングカーグッズなどの記事も執筆。現在はキャンピングカーを「方丈号」と名付け、約9㎡の仕事部屋として、車内で撮影や執筆・レビューなどを行っている。北海道の美しい風景や魅力を発信できればと活動中。

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