L82 Classicは、JBLのアイコン的な人気を得たL100 Century(1970年代発売)の現代オマージュL100 Classic(2018年発売)の普及版だ。合わせるプリメインアンプもJBL。創立75周年記念のSA750だ。のJBLの組み合わせは、音楽を生命力豊かに躍動させて、聴かせてくれる名コンビといえよう。

本稿は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)の中から一部を編集・再構成して掲載しています。

[別記事:【麻倉怜士推奨】おすすめコンポ6セットはコレ!スピーカー中心でセレクト→

スピーカー 
JBL「L82 Classic」

画像: スピーカー JBL「L82 Classic」

アメリカ
実売価格例:29万7000円(ペア)
●幅281㎜×高さ473㎜×奥行き315.5㎜
●13.2㎏(1本)

かつてのJBLの名作にオマージュした最新スピーカーだ。25ミリ・ドーム型ツイーター、200ミリ・コーン型ウーハーの構成による2ウェイ。

CDプレーヤー 
ロクサン「ROKSAN K3 CD PLAYER」

画像: CDプレーヤー ロクサン「ROKSAN K3 CD PLAYER」

イギリス
実売価格例:31万3500円
●幅432㎜×高さ105㎜×奥行き380㎜
●9.0㎏

ロクサンは、イギリスの名門ブランド。同軸、バランス、光のデジタル入力を備え、高性能D/Aコンバーターとしての活用もできる。

プリメインアンプ 
JBL「AMP SA750」

画像: プリメインアンプ JBL「AMP SA750」

アメリカ
実売価格例:34万6500円
●幅449㎜×高さ114㎜×奥行き327㎜
●12㎏

往年の名機を現代的にアップデートしたJBL75周年記念モデル。駆動方式に画期的なクラスG方式を採用し、高効率と高音質の両立に成功。

組み合わせ価格:95万7000円

旧くて新しいJBLサウンドの奥深い魅力

82 Classicは、JBLのアイコン的な人気を得たL100 Century(1970年代発売)の現代オマージュ、L100 Classic(2018年発売)の普及版だ。モダンなキャビネットデザインに、20センチウーハーを抱く2ウエイ。グリルを外すと白い紙コーンのウーハーと高域レベルを調整するつまみが目に飛び込んでくる。

プリメインアンプもJBL。創立75周年記念のSA750だ。1965年に登場したプリメインアンプ、SA600をオマージュ。フロントパネルの左右アンバランスのツートン・ヘアライン、突き板サイドウッドパネルが、かつての名機のイメージを受け継いでいる。

でも、内容は圧倒的に斬新。低歪みのA級と、高効率で大出力なAB級のいいところ取りのG級増幅方式を採用。内蔵DACはMQA対応、ネットワークプレーヤー機能、MM/MC対応のフォノ入力、そして音場補正機能「Dirac Live」を搭載と、すべての音源メディアに対応する。

CDプレーヤーは、英国の名門ブランド、ロクサンのK3 CD PLAYER。シンプルなスチール・シャーシ・デザインに、贅沢な電源回路とストレート思想の電気回路を搭載する。

JBLの新サウンドは質感がいい。「チーク・トゥ・チーク」では、清涼で伸びやかなボーカルが聴けた。感情的な細やかな機微まで丁寧に表出し、音の一つ一つにチャーミングな味わいが感じられる。

この素晴らしいサウンドには、アンプも大いに貢献している。上質でしなやか、音楽の流れが非常にスムーズだ。ピアノのタッチも軽やかで、滑らか。プロデューサーの私としては、スタジオでもこんなに軽快なピアノだったなと、ちょっと感慨に浸るぐらいのハイファイ性が聴けた。

「フィガロの結婚」は、厚い弦の響きが突然熱い響きに変わり、音場から飛び出す。冒頭の左右の弦のパートは生き生きとした弾みの表情で、速いパッセージを弾くのがステレオ的な快感だ。このJBLの組み合わせは、音楽を生命力豊かに躍動させて、聴かせてくれる名コンビといえよう。

■解説/麻倉怜士(デジタル・メディア評論家)

※情報は記事作成時のものです。
※この記事は『極上 大人のオーディオ大百科 2023』(マキノ出版)に掲載されています。



This article is a sponsored article by
''.