ナイコムは、アメリカ・GRADO社のワイヤレスセミオープン型ヘッドホンの新モデルとして「GW100x」の販売を開始した。本製品は、新しいチップセットを採用することでBluetooth Ver5.2に対応しており、連続再生時間が最大46時間を実現したモデルとなっている。
GRADO
GW100x
●価格:3万7180円
ナイコムは、アメリカ・GRADO社のワイヤレスセミオープン型ヘッドホンの新モデルとして「GW100x」の販売を開始した。
本製品は、世界初となるオープン型Bluetoothワイヤレスヘッドホンとなる「GW100」(2019年1月)の後継モデルで、同社の第4世代のダイナミックドライバーであるXドライバーを搭載したモデルだ。Xドライバーは、強力な磁気回路、有効質量を減らしたボイスコイル、再構成された振動板などを特徴としており、これらのコンポーネントを44mmの口径に再設計することで、効率を向上させ、ひずみを低減し、音楽の調和をより高次元で再現することを可能としている。
開放型でありながら、そのスピーカーハウジングと内部設計により、外部に漏れる音量は、約60%軽減。
また、新しいチップセットの採用で、Bluetooth Ver5.2に対応。これにより連続再生時間を最大46時間にまで延すことに成功している。コーデックも低遅延なaptX Adaptiveに対応するなど、ワイヤレスながら、快適な音楽体験を可能にしている。
さらに本製品には、新たにマルチポイント機能が追加されたことで、2台のデバイスを効率よくペアリングすることが可能となっている。付属するヘッドホンケーブルを使用すれば、ワイヤードヘッドホンとしても使うこともできる。
本製品の仕様は、Bluetoothのバージョンが5.2で、対応コーデックは、SBC、AAC、aptX Adaptiveに対応。搭載ドライバーは、44mm口径・Xダイナミックドライバー。形式は、セミオープンエア型。周波数特性は、20~2万Hz。インピーダンスは、38Ω。重さは、約185g。連続再生時間は、約46時間。接続方式は、Bluetooth及び、3.5mm有線接続となっている。
◆GRADO:「GW100x」 の公式サイト。
※製品の価格及び仕様については、記事制作時のもので、その後諸事情により変更されている場合があります。