思わず「クセすごっ!」と叫んでしまうような、個性豊かな鳥たちを世界中から集めた『クセがすごすぎる 世界の鳥図鑑』が発売される。美しいイラストと驚きの生態解説で、鳥たちの奇妙で魅力的な世界を楽しく学べる一冊となっている。
AI画像生成よりもすごい、この世に実在することが信じられない自然界の奇妙キテレツ!
大ヒット作『ざんねんな生き物事典』などで知られる「いきもの図鑑」シリーズに、鳥図鑑が加わった! 取り上げる視点が毎回ユニーク! インパクトのあるイラストと共に、分かりやすくユーモラスな解説が人気で、子どもの好奇心と学習意欲を高める工夫が満載なのだ。
その新作が、世界の奇妙な鳥たちをまとめた図鑑『クセがすごすぎる 世界の鳥図鑑』(税込1,210円・宝島社・2024年7月12日発売)だ。本書では、見た目、生態、得意技、求愛、巣作りといった様々なカテゴリーに分けて、世界中の「クセがすごすぎる」鳥たち67種を紹介している。
グロ〜いヒナ、まさかの吸血鳥…驚くべき生態も悪夢感たっぷり!
例えば、成鳥の姿からは想像もつかない、口の周りに青いビーズのようなものがついたグロテスクな見た目の「コキンチョウのヒナ」、餌が少ない時には海鳥の血を吸って生き延びる「ハシボソガラパゴスフィンチ」、ヒナを守るため、生物がほぼ生息できない強アルカリ性の湖に巣を作る「コフラミンゴ」など、驚きの生態を持つ鳥たちが多数掲載されているという。
鮮やかなイラストとユーモラスな解説で、子どもから大人まで楽しく学ぶことができる。さらに、鳥の生態に関するコラムも掲載されており、夏休みの自由研究にも活用できそうだ。
監修は、動物学者の今泉 忠明氏。イラストは、『ずるい いきもの図鑑』の森松 輝夫氏が手がけている。
いきもの図鑑シリーズはこれまでにも、『ざんねんな生き物事典』や『やりすぎ深海』『わけあって絶滅しました。』など多数出版されているが、今作もまた大人にとっても興味深い内容のようだ。