ここでは、Windows10パソコンを使い始めたとき、最初にやっておくべき設定や、便利なテクニックを集めてみた。すべて標準機能だけを使うので、アプリのインストールなどは不要。Windowsを長く使っているという人も、初めてという人も、まずはここで紹介するワザをマスターし、好みのWindowsに仕上げていこう。

❶アカウントには「Microsoftアカウント」と「ローカルアカウント」の2種類がある

Windows10を使うには、そのパソコンを使うユーザーを識別する「アカウント」が必要だ。

このアカウントには、2種類がある。

一つは、ネット上のマイクロソフトのサーバーにユーザー情報を登録する「Microsoftアカウント」で、もう一つは自分のパソコンの中にユーザー情報を登録する「ローカルアカウント」だ。

「ローカル」でもサインインは可能

画像: Microsoftアカウントは、ユーザー情報の同期やクラウド共有ができる。ローカルアカウントは、そのパソコンだけで使うアカウントとなる。

Microsoftアカウントは、ユーザー情報の同期やクラウド共有ができる。ローカルアカウントは、そのパソコンだけで使うアカウントとなる。

Windows10では、どちらのアカウントを使うこともできるが、Microsoftアカウントは、Windows10の各種設定や連絡先などのユーザー情報をクラウドで共有する機能を提供しているので、こちらを使うほうが一般的、かつ便利だ。

すでにMicrosoftアカウントを取得しているならば、それを使うことで新しいWindows10パソコンに、各種情報が自動的に引き継がれる。

❷パスワードの入力がめんどうなら、PINコードがおすすめ

パソコン起動時に、パスワードを入力するのがめんどうなら、代わりに「PIN」といわれる4桁の数字に変更するのがおすすめ。

PINコードを設定するには、「設定」→「アカウント」→「サインインオプション」で「PIN」を追加すればいい。

セキュリティ上、PINに使う数字は、キャッシュカードの暗証番号などに使っていない、そのパソコン専用のものを設定しよう。

4桁の数字だけでOK

画像: 「PIN」はサインインにしか使わないので、もし他人に見られても、Microsoftアカウントのパスワードを知られる心配はない。

「PIN」はサインインにしか使わないので、もし他人に見られても、Microsoftアカウントのパスワードを知られる心配はない。

❸「スタートメニュー」や「タイル」を便利にカスタマイズ!

「スタートメニュー」は、自分好みに変更することができる。

まず、よく使うアプリの起動アイコンは、スタートメニューの右側にタイルとして配置しよう。

その方法は、アプリのリストからアプリの起動アイコンを探し、それを右クリックして「スタートにピン留めする」を選択すればいい。

また、起動アイコンをデスクトップにドロップすれば、アプリ起動のショートカットを作ることもできる。

スタートにピン留めされた起動アイコンは「タイル」と呼ばれるが、これはドラッグで自由に配置できる。タイルの右クリック→「サイズ変更」で、サイズは4段階に変えられる。

なお、近接するタイルは、グループ化してタイトルを付けることが可能。

「便利ツール」や「ビジネスアプリ」のように好みのタイトルを付けてジャンル分けしておくといい。

また、「設定」→「個人用設定」→「スタート」→「スタート画面に表示するフォルダーを選ぶ」で、スタートメニューの電源ボタン上に「ピクチャ」や「ネットワーク」といったアイコンを配置できる。

「スタートメニュー」を自分好みに変更しよう

画像: 起動アイコンを右クリックして「スタートにピン留めする」でタイル化し、ドラッグで配置を変更。ジャンルごとにタイトルを付けてわかりやすくできる。

起動アイコンを右クリックして「スタートにピン留めする」でタイル化し、ドラッグで配置を変更。ジャンルごとにタイトルを付けてわかりやすくできる。

❹電源オフを素早く行う3とおりの方法を紹介

Windows10の電源オフ(シャットダウン)を行う方法はいくつかあるが、素早く操作できる方法を紹介しよう。

まず、アクティブなウインドウがない状態で、キーボードの[Alt]+[F4]を押す方法(画面①)だ。

こうすると「Windowsのシャットダウン」が表示されるので「シャットダウン」が選択されている状態で「OK」をクリックすればいい。

また、パソコンの電源ボタンを押すことでWindows10をシャットダウンさせることもできる。

「設定」→「システム」→「電源とスリープ」→「電源の追加設定」に進み「電源ボタンの動作を選択する」で設定可能だ(画面②)

さらに、やや高度な技になるが、デスクトップ上で右クリック→「新規作成」→「ショートカット」を選択し、表示された「ショートカットの作成ウィザード」の「項目の場所を入力〜」に「shutdown.exe -s -f -t 0」と入力すれば、クリックするだけでシャットダウンさせるアイコンが作成できる(画面③)

Windowsのシャットダウンにはいろいろな手段がある

画像: [Alt]+[F4]が最も簡単な方法で、再起動なども選択できる。シャットダウンのアイコンを作ったり、電源ボタンをシャットダウンに割り当てたりすることもできる。

[Alt]+[F4]が最も簡単な方法で、再起動なども選択できる。シャットダウンのアイコンを作ったり、電源ボタンをシャットダウンに割り当てたりすることもできる。

❺アニメーションオフの設定だけでパソコンがサクサク動く!

スタートメニューやアプリ、フォルダーを開くとき、ウインドウが膨らむようなアニメーション効果が付くが、これをオフにすると非力なパソコンでもサクサク感が増す。

「設定」→「簡単操作」→「その他のオプション」で「視覚オプション」の「Windowsでアニメーションを〜」をオフにすればいい。

体感速度がアップする

画像: 「Windowsでアニメーションを再生する」をオフにすれば、非力なマシンでもウインドウが開くときにもたつかない。

「Windowsでアニメーションを再生する」をオフにすれば、非力なマシンでもウインドウが開くときにもたつかない。

解説/福多利夫(フリーライター)

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