新しいパソコンの購入を考えたとき、予算が足らない場合は激安モデルに飛びつきがちだ。しかし、安くても、作業が快適にできなければ無駄な出費だ。おすすめは「ミドルレンジ」のモデルだ。一般的なパソコン作業をする分には処理が重くなることはない。ここでは10万円前後でおすすめのHP、デル、マウスコンピューター、マイクロソフト、レノボ、デルの製品を紹介する。
安易に激安モデルに飛びつきがちだがそれはちょっと待って!
予算的に安く上げたいときは、安易に激安モデルに飛びつきがちだが、それはちょっと待ってほしい。いくら安くても、パソコン作業が快適にできなければ無駄な出費となってしまう。
そこでおすすめしたいのが、一般的なパソコン作業ならソツなくこなしてくれる「ミドルレンジ」モデル。このクラスのパソコンなら、ネット閲覧やメール、オフィス文書の作成などは極めて快適に行える。さらに、複数のアプリを起動したり、ブラウザーでタブを多数開いたりしても、めったに処理が重くなることもない。
とはいえ、一口にミドルレンジといっても、スペックや価格帯もまちまち。そこで今回は、10万円前後の価格帯という条件で、できる限り高性能なモデルを選抜した。CPUは、大半が高性能な第8世代のCoreプロセッサーを採用。そのほかのスペックも、メモリーは8Gバイト、ストレージはSSDを必須の構成として選んだので、一般的な用途なら不満を感じることはまずないはずだ。
10万円前後の価格帯でおすすめのミドルレンジモデル
HP HP Pavilion 15-cu0000
実売価格例:8万6400円
A4ノート
機能性とデザインを両立させた逸品ノート
パーツの継ぎ目を極力排除した流麗なユニボディを採用した15.6型ノート。128GバイトのSSDに加え、1TバイトのHDDを搭載することで速度と大容量を両立。バング&オルフセン製のステレオスピーカーを備える点も魅力だ。
デル New Vostro 15 3000
実売価格例:8万3138円(メーカーの公式サイトで発行される割引クーポン利用時の価格)
A4ノート
ビジネス用途にも最適な質実剛健モデル
第8世代のCore i5を搭載したA4ノートで、ディスプレイには映り込みの少ない非光沢パネルを採用。DVDドライブのほか、SDメモリーカードスロットも用意するなど、ビジネスから趣味まで幅広い用途に対応可能だ。
マウスコンピューター m-Book F556BN-S2
実売価格例:10万3464円
A4ノート
オーソドックスで使いやすい高性能ノート
CPUは第8世代のCore i5プロセッサー、メモリーは8Gバイトと充実のパフォーマンスを誇るA4ノート。USB3.0 Type-C端子1基を含む合計4基のUSB端子を用意するなど、インターフェース類も極めて充実している。
マイクロソフト Surface Go SSD128GB
実売価格例:8万9420円
2in1
「Surface」シリーズきっての最軽量モデル
522グラムの軽量10型タブレットで、別売キーボードを装着してノートPCとしても利用可能。コンパクトサイズながら、バッテリー持続時間は最大9時間。OSはSモード(※1)のWindow10 Homeだが、通常のHomeに解除することもできる。
※1.Microsoft Store のアプリのみを実行できるように設定されたモード。
レノボ Lenovo Ideapad 330S
実売価格例:7万2919円(メーカーの公式サイトで発行される割引クーポン利用時の価格)
モバイル
実売価格8万円を切る超お買い得モデル!
第8世代のCore i5プロセッサーを備えつつも、実売8万円以下と比類なきコストパフォーマンスを実現。最大12.4時間のバッテリー駆動に加え、1時間で80%までチャージ可能な急速充電にも対応する点も、極めて便利だ。
デル New Inspiron 24 5000
実売価格例:9万6371円(メーカーの公式サイトで発行される割引クーポン利用時の価格)
デスクトップ
切れ味鋭い「フレームレス」オールインワン
精悍な狭額縁ディスプレイを採用した23.8型オールインワン。奥行きわずか52.8ミリのスリムな筐体を実現しつつも、CPUはCore i3プロセッサー、ストレージはSSDとHDDのハイブリッド構成を採用するなど、スペック面も申し分ない。
解説/篠原義夫(ガジェットライター)
※価格は記事作成時のものです。