「毎日の買い物はまず『ダイソー』から」をモットーにする筆者が発見した気になるアイテム。今回レビューするのは『Apple Pencil(第2世代)用グリップ モノトーン』。細すぎるApple Pencil(アップルペンシル)を握りやすくし、かつ充電もできるシリコーングリップだ。これがさえあればiPadをさらに使いこなせる!
細すぎて握りにくいApple Pencil(アップルペンシル)、 でも適当なグリップは使えない……
Apple Pencilは、iPadの作業効率や幅を飛躍的に広げるガジェット。筆者も仕事でApple Pencil(第2世代)をよく使うが、1つ困ったことがある。握りづらさだ。
スマートさを重要視しているAppleは、これまで4種類のApple Pencilを発売しているが、いずれも直径は8.9mm。太軸はない。この直径は鉛筆やサインペンとほぼ同じ太さだが、筆圧の強い筆者にはとても握りづらく、無駄に力が入ってしまう。鉛筆ではなく、「ドクターグリップ」や3色ボールペンを長年使ってきた世代なので、余計にそう思うのかもしれない。
対策としてグリップを付けたくなるが、Apple Pencil(第2世代)にはiPadの機能美を飛躍的に高めた、磁力による装着・ペアリング・充電の機能があるため、従来のグリップは使えない。そうなると極端に選択肢が減ってしまう。
そんな折、いつものようにダイソーを散策していたところ運命の出会いを果たした。それが『Apple Pencil(第2世代)用グリップ モノトーン』(1個入・1.4×1.2×6cm・希望小売価格 税込110円・発売中)だ。迷うことなく即購入した。
タップもできる! ひっくり返せば2種類の太さで!
形状は7角形になっていて、そのうち1面は薄い面で作られてている。この面をApple Pencilの平らな面に合わせて着けるという仕組み。
外径は最大14mm、最小12mmでひと回り大きくできるサイズ感。素材はシリコーン製で、少し硬め。「ドクターグリップ」の外側のグリップの硬さに似ている。
長さは6cmで、短すぎず長すぎずちょうどいい感じだ。デッサン持ちのように指を伸ばして持つ人には少し短いかもしれない。
iPadに装着してみると、マグネットがくっつく音とともに充電&ペアリングされたポップが表示された。グリップを付けたままでも、きちんと認識されているようだ。
ただし、薄いとはいえグリップを間に挟んでいるので磁力はやや弱まっている。また、グリップ分大きくなったので、引っかかりやすく、外れやすいので注意したい。
肝心の書き心地はというと、たった数mm太くなっただけだがとても書きやすくなった。太くなった分楽にもてるようになったので、筆圧のコントロールもしやすいし疲れにくい。
もちろんグリップ越しにタッチ操作もできるので機能面での不自由さは一切なしだ。
もし太すぎる、先端が斜めになっていて握りにくいと感じたら、逆に装着すればOK。シリコーン素材だからハサミで簡単にカットできるので長さ調整も簡単だ。
また、この手のグリップは長時間使っているとズレてしまうが、『Apple Pencil(第2世代)用グリップ モノトーン』は意外にもズレにくく、安定して使える。使っていくうちにゆるくなる可能性は十分あるが、税込110円なら買い替えればいいだけ。このコスパの良さも魅力だ。
ちなみに、Apple Pencil(第2世代)以外にも、「Apple Pencil Pro」や以前レビューした「静電容量式充電タッチペン」にも装着可能。iPad回りを充実させて、快適な作業を実現してほしい。
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