Windows10を使いやすくするオススメ設定、活用テクの1つに、スタートメニューやタスクバーのカスタマイズがある。例えばスタートメニューにある「タイル」の数が増えすぎた場合の対処法は、タイルを右クリックして「スタートからピン留めを外す」を実行すれば削除可能だ。また、スタートメニューを使わずにアプリを起動したい場合は、タスクバーから使える「クイック起動」も便利。その詳しい手順を解説する。
タイルを右クリックして「スタートからピン留めを外す」を実行すれば削除可能
スタートメニューにある「タイル」のメリットといえば、大きなアイコン画像で目立つため、目当てのアプリを一目で把握できるという点に尽きる。しかし、タイル数が増えすぎてしまうと、わかりづらいと感じることもあるだろう。
そんなときは、タイルを右クリックして「スタートからピン留めを外す」を実行すれば、スタートメニューから削除可能だ。もちろん、タイルは消えても、起動アイコンは階層式メニューに残っているので心配無用。タイルを再登録したいときは階層式メニューのアイコンを右クリックして「スタートにピン留めする」を実行しよう。
スタートメニューをカスタマイズ
さらに、タイルは並べ替えやグループ分けもできる。並び替えはドラッグ&ドロップ、グループ分けはタイル上部の余白にマウスカーソルを置き、「グループに名前を付ける」欄が表示されたら好きなグループ名を入力すればいい。
また、スタートメニューを使わずにアプリを起動したい場合は、タスクバーから使える「クイック起動」が便利。利用方法は、まずタスクバーの右クリックメニューにある「ツールバー」の「新規ツールバー」を選択。続いて、ダイアログの入力ボックスにすべて半角で「shell:Quick Launch」と入力し、「フォルダーの選択」をクリックすればクイック起動が追加される。ただし、初期状態ではアプリ名などで場所を取るので、タスクバーの右クリックメニューから「ボタン名」「タイトル」をオフにしよう。あとはアプリやフォルダーなどをクイック起動にドラッグ&ドロップすればショートカットを登録できる。
タスクバーをカスタマイズ
解説/篠原義夫(ガジェットライター)