Windows Defenderで十分で市販のセキュリティ対策アプリは不要という意見がある。しかし、ネットのどこが危険なのか、判断できないレベルの初心者ならば、ウイルス以外の脅威にも対応したフル対応タイプのセキュリティアプリを導入する意味はある。
Windows Defenderの性能が上がっている
市販のセキュリティ対策アプリは不要?
Windows Defenderの性能が上がっているので、市販のセキュリティ対策アプリは不要という意見がある。パソコン使用歴やネット利用歴が長く、技術的な知識も豊富で、ネットのディープゾーンに足を踏み入れないタイプの人ならば、確かにWindows Defenderだけで十分である。
しかし、ネットのどこが危険なのか、そこを自分で判断できないレベルの初心者ならば、フル対応タイプの市販セキュリティアプリを導入する意味はある。
さまざまな脅威から守ってくれるセキュリティ対策アプリ
市販アプリなら、Windows Defenderでカバーしきれないこと、例えば、フィッシングサイト(偽サイト)のブロックや、ランサムウェアに感染したときの復元にも対応可能だ。
シマンテックの「ノートンセキュリティ」シリーズのような、パソコンだけでなくスマホまでカバーした製品がいいだろう。
解説/福多利夫(フリーライター)イラスト/中山昭(絵仕事 界屋)