スマホのテザリングのやり方は?メリットデメリットはある?

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「テザリング」とは、スマホがあたかも「Wi-Fiルーター」のように機能するもの。Wi-Fiスポットが近くにない時に、スマホのモバイルデータ通信をWi-Fi経由で別の端末から使える機能のことだ。Wi-Fi機能を搭載している端末なら接続でき、接続手順も簡単だ。便利なテザリングだが、注意する点もいくつかある。

テザリングって便利?どうすれば使える?

●テザリングなら複数の端末でネットを使える

出先でノートパソコンを使っていると、調べ物やメールなどでネットを使いたくなることもあるだろう。公衆無線LANを利用する手もあるが、適当なWi-Fiスポットが近くにあるとは限らない。

そんなときに便利なのがスマホの「テザリング」機能で、スマホのモバイルデータ通信をWi-Fi経由で別の端末から使える。スマホがあたかも「Wi-Fiルーター」のように機能するので、場所を問わず別の端末からネットに接続可能だ。

テザリングで接続できる端末は、ノートパソコンやタブレット、電子書籍リーダーなど、基本的にWi-Fi機能さえ搭載していればOK。

テザリングを使えばスマホのモバイルデータ通信を複数の端末で共有可能。出先でノートパソコンなどを使う機会が多いなら、きっと重宝するはずだ。

使用方法は、まずスマホのワイヤレス設定から「テザリング」を有効化する。iOS端末では、設定の「モバイルデータ通信」を開いて「インターネット共有化」をオン。Androidは端末によって操作が異なるが、多くの場合、ワイヤレス設定からテザリング機能を有効化できる。なお、両OSともにテザリングのパスワードは必ず設定しておくこと。なしでも動作はするが、知らない相手から無断で接続されてしまうリスクがあるので注意しよう。なお、ドコモはテザリング機能を無料としているが、auやソフトバンクは一部プランを除いて有料(月額540円)となるほか、事前の申し込みが別途必要となる。

テザリングの設定

テザリング機能はスマホのワイヤレス設定から起動可能。動作中はバッテリー消費が激しくなるので、使い終わったら必ずオフにしよう。

スマホのテザリングをオンにしたあとは、子機側の端末でワイヤレス設定からテザリング先のSSIDとパスワードを指定すればインターネットに接続できる。ただし、テザリングのデータ通信はスマホ側の負担になるので、使いすぎは禁物。特に、Windows端末を接続した際は、大容量のアップデートプログラムが予期せず自動ダウンロードされることもあるので、注意してほしい。

テザリングのメリット

▶︎スマホの回線を利用するので、モバイルWi-Fiルーターの費用や利用料金がかからない。
▶︎別途ルーターを持ち歩く必要がなく、かさばらない。

テザリングのデメリット

▶︎スマホのデータ通信容量を超過し、速度が遅くなったり、制限されたりする可能性がある。
▶︎スマホの電池消費量が増え、バッテリー切れになるおそれがある。

解説/篠原義夫(ガジェットライター)イラスト/中山昭(絵仕事界屋)

※価格は記事作成時のものです。

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