雨も風も寒さもシャットアウト!便利なレインカバー
レインカバーは、一度取り付けたら1年中そのまま…という人も多い。急な雨に備えるという理由もあるが、それだけではない。まだ月齢が低い1歳児などは、息苦しさなどから、特に強い風を嫌がる子は多い。そのため、風除けになることも重要だ。
また、梅雨の肌寒さや、真冬の寒さ対策としても、レインカバーの中にいれば体感温度が全く異なる。我が子が、機嫌良く自転車に乗ってくれるレインカバーはどのタイプだろうか。使用場面をイメージしながら、レインカバーを探して欲しい。
Sorayu(ソラユ)レインカバー
ユーザーの声を反映し、2019年にリニューアルしたレインカバー。注目は、新たに追加された大容量の収納バッグ。子供が座るときは、ハンドルバー前に折りたたんで収納した状態で、タオルやティッシュなどを入れるポケットに。子供が乗らない時は、後部座席に広げれば、荷かご(縦28cm×横33m×高さ30cm)に簡単変身!「後ろの座席に、荷物を置きたい」「後ろに置いたけど、荷物が下に落ちそうで毎回ドキドキしている」そんなママにぴったりなカバーだ。

プレミアムリアシート用レインカバー
RE-002 後ろ用子供乗せシート専用カバー
リトルキディーズ チャイルドシート レインカバー
ネットで売り出した瞬間に完売するなど、入手困難な時期もあったほど、ママたちから大人気。特徴は、視野が広く360度見渡せる透明カバー。見た目もおしゃれで、つけっぱなしにする人が多いため、筆者も街で一番よく見かける。前からも後ろからも開く、両開きファスナーを採用。前面から上部まで大きく開閉するため、雨の日以外も開放的に乗れる。

norokka(ノロッカ)レインカバー
サラリーマンの父親が妻と子供のために、「こんなレインカバーが欲しい」という想いを凝縮して開発した商品。必要な時にだけ取り付けたいというママには、一番おすすめ。収納もコンパクトにできるため、かばんの中に入れて持ち運びが可能。ポップアップ式で、わずか30秒で取り付け可能という点も、大きな話題になった。

LABOCLE(ラボクル)プレミアムチャイルドシートレインカバーver03 マットシリーズ
「デザインと機能性を兼ね備えた、より良い自転車アイテムを開発する研究所」をコンセプトに生まれたブランド。改良を重ね、リニューアルしたver3は、さらに厚手で傷つきにくいマットな質感の生地を採用し、見た目もオシャレにパワーアップ。また、子供が乗り降りする度に開閉するファスナーの番手を大きくして、より丈夫に。取り付けも簡単で、子供のスペースも広々とのクチコミも多数届いている。

プレミアムチャイルドシートレインカバーver03
マットシリーズ
HUGGABEEULTRA (ハガビー ウルトラ) 自転車チャイルドシートレインカバー
「もっと広く、もっと快適に」を追求した新作カバー。チャイルドシートのヘッドレスト最上部からレインカバー天井までの高さは、約17cm。ヘッドレストから頭が出てしまう背が高いキッズも、快適に座れる。折りたたんで小さな収納袋(約25cm×28cm)に入れて持ち運び可能。ワンタッチ式だが、フロント窓を開けられるため、雨が止めば窓を開けて走行することもできるようになった。

自転車 チャイルドシート レインカバー 後ろ
OGK ハレーロ・キッズ レインカバー
頭の上部の空間が広いため、背の高い子どもや圧迫感を嫌う子どもも乗りやすい。女性ファッション誌とコラボ限定カラーがあるなど、デザインのバリエーションも豊富であるため、ママのおしゃれ心も満たしてくれるのでは。

ハレーロ・キッズ レインカバー
RCR-003
MARUTO大久保製作所 レインカバー
レインカバー市場では安価の約4000円で購入できるため、まずは試してみたいというママにおすすめ。どんなレインカバーでも、屋外でつけっぱなしにすると、経年劣化は避けられないため、費用対効果を考えれば、十分に満足できるという声が多数。ヘッドレストにクルクルと巻いたカバーを収納できる。

レインカバー
D-5RCDX
LAKIA ラキア チャイルドシートレインカバー
前面が大きく開閉するため、子どもがまだ自力で座席に座れない時に正面から抱っこして乗せることができる。ファスナーの位置や、開閉がスムーズに行くかどうかもチェックしたいポイントだが、その点は評判が良い商品。

チャイルドシートレインカバー
CYCV-RGR
川住製作所 リアチャイルドカバー
密閉型のレインカバーが嫌いという子どもには、顔が出るタイプのカバーがおすすめ。雨の日は、子供を乗せていないと、シートがびしょ濡れ。子供を乗せる前にタオルで拭いても、結局服が濡れてしまうというお悩みは、このレインカバーで解消。サドルもカバーできるため、ママにとっても助かるレインカバーだ。

リアチャイルドシート用レインカバー
KW-757BD/BK
ActiveWinner 子供乗せ自転車用 後ろ用レインカバー
注目すべきは、メーカー保証1年がついてくるという点。筆者は、この会社の自転車カバーを使用しているが、カバーに穴が開いた時のメーカー側の対応は迅速で、すぐに新品を送ってきてくれた。2年後に買い替えたとしても、2点で8000円。レインカバーは消耗品なだけに、高値のものより安値で保証がついているレインカバーを選択するのも賢明な判断かもしれない。

子供乗せ自転車 チャイルドシート
▼ヘッドレスト、チャイルドシートのハンドル部分に固定できるベルクロストラップでカバーのズレを防ぐ
▼対応子供乗せ:ヘッドレスト付後ろ用幼児座席 (ヘッドサポートの無いチャイルドシートには使用不可)
ライフスタイルに合ったレインカバーを見つけよう
1歳過ぎから入学前まで4~5年は必要となる、後ろのチャイルドシート。一年中、取り付けたままがいいのか、必要な時にだけ取り付けたいのか、ライフスタイルに合わせたレインカバー選びが重要だ。年齢によって、子どもの乗り降りが簡単にできるか、というのもポイントの一つだ。いつでも楽しい外出になるよう、万全の準備をして、入園シーズンに備えよう。
◆小嶋彩葉(フリーライター)
医療系広告代理店の勤務を経て、編集兼ライターとして独立。現在は、子育て・旅行・映画関連記事などを中心に執筆活動を行う。また、2児の母として、育児に奮闘中。