フルサイズミラーレス一眼、キヤノン・EOS Rの弟分「EOS RP」が登場。EOS RPの見どころは、2620万画素CMOSセンサーと画像処理エンジンDIGIC8や、4K/24p動画を搭載するなどEOS Rに迫るハイスペックと高画質を備えながら、小型・軽量化とお手ごろ価格を実現していることだ。
早くも登場
小型軽量で手ごろな価格のフルサイズミラーレスEOS
2620万画素CMOSセンサーと画像処理エンジンDIGIC 8を搭載
昨年10月に発売されたフルサイズミラーレス一眼、キヤノン・EOS Rに早くも弟分が登場する。3月中旬発売予定のEOS RPの見どころは、EOS Rに迫るハイスペックと高画質を備えながら、小型・軽量化とお手ごろ価格を実現していること。
キヤノンEOS RP
実売価格例:23万7060円(RF35 MACRO IS STMレンズキット)
●2620万画素CMOSとDIGIC 8で高画質
撮像センサーは、有効2620万画素CMOS(シーモス)で、もちろんフルサイズ。画像処理エンジンには最新版のDIGIC8を搭載する。画面の左右88%×上下100%をカバーするワイドエリアと、快適なピント合わせが楽しめるデュアルピクセルCMOS AF、倍率0.7倍の高性能EVF(電子ビューファインダー)、4K/24p動画など、スペックとしてはかなりパワフルな印象だ。
一方、骨格となるシャーシにマグネシウム合金を採用して強度を確保しつつ、外装素材を軽量で衝撃に強いポリカーボネート樹脂とするなどして小型・軽量化を実現。実際、EOS Rより175グラムも軽い。さらに、APS-C一眼レフのEOS Kiss X9iより47グラム(いずれもバッテリーとメモリーカードを含む)も軽いのだから驚きだ。
そのうえ、実売価格はボディ単体で税込み17万円強。EOS Rより8万円ほども安い。フルサイズ機は高いから、と尻込みしていた人には朗報だ。すでにフルサイズの一眼レフEOSを使っている人には初めてのミラーレス一眼として、またサブカメラとしてもおすすめだ。
ホールド性を向上させられるエクステンショングリップ、EG-E1(実売価格例1万円)も合わせて登場する。
●縦位置でもアングル変更が自在なバリアングル式
●限定でゴールドモデルも投入!
※価格は記事作成時のものです。
解説/北村智史(カメラライター)