【ミラーレス一眼】レンズの焦点距離スペックの見方「35ミリ判画角換算方法」を目安にしよう

文具・ホビー・カメラ

レンズの画角は焦点距離の数値の違いで変わる。だが、同じ焦点距離でも、撮像センサーのサイズが変わると、写る範囲も変わってくる。比較基準として、フィルムカメラ時代に主流だった35ミリ判が、焦点距離の換算数値として広く利用されている。レンズを選ぶ際は、この数値を目安にするといい。

レンズの焦点距離スペックの見方がよくわからない

35ミリ判換算の焦点距離はセンサーサイズによって異なる

レンズの画角(写る範囲)は、焦点距離の数値の違いで変わってくる。焦点距離の数値が小さいほど画角が広くなり、大きいほど画角が狭くなるのである。

だが、同じ焦点距離でも、撮像センサーのサイズ(面積)が変わると、写る範囲も変わってくる。センサーが小さいほど画角は狭くなり、望遠効果が高まるのである。

そのため、センサーサイズの違いに対応できる画角比較の基準が必要となる。その基準として、フィルムカメラ時代に主流だった35ミリ判(約36ミリ×24ミリ)が、焦点距離の換算数値として広く利用されている。レンズを選ぶ際は、この数値を目安にするといい。

各フォーマットの35ミリ判画角換算表

●オリンパス・M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PROの場合……

マイクロフォーサーズ用レンズの焦点距離のスペックを35ミリ判換算にする場合は、2倍が目安。APS-C用レンズの場合は、1.5~1.6倍程度で換算して考えよう。

解説/吉森信哉(フォトグラファー)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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