Windowsの操作には複数の方法がある。慣れている操作方法を使い続けてかまわないのだが、「スタート画面をカスタマイズ」することで、より操作が早くなり、見た目もスッキリさせることができる。まずは「スタート」ボタンにカーソルを合わせて右クリックしてみよう。
スタート画面を有効に使えば便利&高速化が図れる
まず、Windowsの操作には複数の方法があって、どの方法を使ってもいいということを改めて思い起こしてほしい。もちろん慣れている操作方法を使い続けてかまわないのだが、もっと楽で速い方法があることも少なくない。また、自分にとって不要な項目が表示されないようにすると操作が速くなるし、見た目もスッキリする。その最前線ともいえるのがスタート画面のカスタマイズだ。
●「スタート」ボタンの右クリックでいろいろなことができる
まずは、「スタート」ボタンの右クリック。「設定」画面を開かなくても、直接アクセスできる項目が意外に多い。どんな項目が入っているかを確認しておくと、いざというとき役に立つ。
❶「スタート」ボタンにカーソルを合わせて右クリック。さまざまな機能に直接アクセスできる。ここからシャットダウンや再起動も可能。
❷右クリックで「電源オプション」を開いてみた。「設定」から開くより手間が少ないので、スリープ設定などを変えたいとき便利。
●スタートメニューに表示する項目をカスタマイズする
次に、スタート画面に表示する項目や、タイルとしてピン留めしておくアプリを変えていこう。もちろん、タイルのサイズや位置も変えられる。ほとんどの操作はドラッグや右クリックで可能なので迷うことはないだろう。部屋の模様替えをするように、自分が使いやすいように並べ変えよう。
❶「スタート」を押し、上にある「ドキュメント」か「ピクチャ」を右クリック。「この一覧のパーソナル設定を行う」をクリック。
❷「スタートメニューに表示するフォルダーを選ぶ」画面が出る。オンにした項目がスタートメニューに並ぶ。不要な項目はオフに。
●スタート画面の幅やタイルのサイズなどを変更する
最後に、スタート画面自体の大きさを調整すれば完璧だ。スタート画面の上辺か右辺、右上角にカーソルを合わせると両方向の矢印になるので、普通のウインドウ操作と同じようにマウスの左ボタンを押しながら調整すればいい。
❶タイルを右クリックして「サイズ変更」を押すと、タイルのサイズを変更できる。使わないタイルは、右クリックして、スタート画面からピン留めを外してもいい。
❸スタート画面の幅や高さも通常のウインドウ操作のように各辺のドラッグで変更できる。タイル数やモニターサイズに合わせて調整しよう。
解説/下島朗(エントラータ)