最近の冷蔵庫は、冷却や断熱技術の向上で自由度が増し、野菜室が真ん中にあるモデルが増加。冷凍食品をよく使う場合は、冷凍室が使いやすい場所にある製品を選べる。ドアも観音開き、左右両開きかを見極めて、ライフスタイルに合わせて選べる時代だ。冷蔵・パーシャル・チルドの使い分けも知っておくと便利。

<最新冷蔵庫の選び方&使い方のギモン>
冷蔵庫の野菜室は真ん中と最下段のどっちがいい?

⇒⇒以前は冷凍庫が真ん中に配置されたが、現在は自由度が増している

冷蔵庫は、さまざまな保存室に分かれているが、冷凍室と製氷室などは温度帯が近いため、そばに配置したほうが省エネ性を高めやすい。

そこで、近年は、野菜室を最下段に配置したモデルが主流だった。しかし、ここに来て冷却や断熱技術の向上もあり、配置の自由度が増し、野菜室を真ん中に配置するモデルが増えてきた。

どちらが真ん中にあったほうがいいかは、使い方によるところが大きい。日常的に、よく野菜の出し入れをするなら、野菜室を真ん中に配置した機種のほうがいいだろう。

しかし、冷凍食品をよく使ったりする家庭では、冷凍室が真ん中に配置された機種のほうが向いている。店頭でも必ず確認し、ライフスタイルに合わせて選ぶといい。

野菜室が真ん中のモデルが増加

三菱電機
MR-MX57E
実売価格例:37万7460円

画像: 約マイナス7℃で微凍結保存し、解凍せず使える「切れちゃう瞬冷凍A.I.」などの保存機能が充実した575リットルの大容量モデル。

約マイナス7℃で微凍結保存し、解凍せず使える「切れちゃう瞬冷凍A.I.」などの保存機能が充実した575リットルの大容量モデル。

画像: MXシリーズでは、ペットボトルも入る野菜室を真ん中に配置することで、出し入れがしやすいとしている。

MXシリーズでは、ペットボトルも入る野菜室を真ん中に配置することで、出し入れがしやすいとしている。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<キッチン家電の選び方・使い方Q&A>
冷蔵庫は観音開きと、普通のドアではどっちがいいの?

⇒⇒右開き、左開き、観音開きがあるがシャープのみ左右両開きが選べる

400リットル以上の大容量モデルでは、観音開き(フレンチドア)が主流だが、それ以下のモデルは片開きが中心になっている。

ただし、シャープは、従来から小中容量モデルでは左右のどちらからも開けられる「どっちもドア」を展開。最近では、大容量タイプにもどっちもドア採用モデルをラインアップしている。

ワンタッチで開く「電動どっちもドア」を採用

シャープ
SJ-WA55E
実売価格例:29万3990円

画像: 550リットルの大容量モデルながら、ワンタッチで扉が開く「電動どっちもドア」を搭載。大容量冷凍室の「メガフリーザー」も魅力だ。

550リットルの大容量モデルながら、ワンタッチで扉が開く「電動どっちもドア」を搭載。大容量冷凍室の「メガフリーザー」も魅力だ。

引っ越しなどで冷蔵庫の設置場所が変わってしまうと、片開きでは使い勝手が悪くなる可能性がある。転勤の多い人などは、観音開き、またはどっちもドアがおすすめだ。ただし、壁の位置によっては、観音開きだと壁側の扉が開けにくくなることもあるため、設置スペースにも注意してほしい。

601リットルで観音開き採用

東芝
GR-R600FZ
実売価格例:28万2880円

画像: 601リットルの大容量ながら幅685ミリのスリムさを実現したハイグレードモデル。観音開きでは壁の位置に注意が必要。

601リットルの大容量ながら幅685ミリのスリムさを実現したハイグレードモデル。観音開きでは壁の位置に注意が必要。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<キッチン家電の選び方・使い方Q&A>
冷蔵、パーシャル、チルドってどう使い分けるの?

⇒⇒魚の切り身や肉などはパーシャル、キムチなど発酵食品はチルド

冷蔵庫のおおまかな温度帯は、冷蔵室が3℃、野菜室が5℃、冷凍室がマイナス18℃前後。チルド室は凍結寸前の0℃で、肉や魚などの生鮮食品や、発酵が進むと味が落ちるキムチやヨーグルトなど発酵食品の保存に向いている。

一方、パーシャル室は微凍結状態で保存ができるマイナス3℃前後。鮮度の低下をチルド室より遅らせることができるため、食材を解凍せずに包丁で切ることができる。魚の切り身やカットしたい肉などの保存に適している。

冷蔵庫の各保存室の違いを知ろう

パナソニック
NR-F655WPXの例

画像: 温度帯によって、食品の凍結・細胞状態、保存期間が変わるので、食材によってうまく使い分けたい。

温度帯によって、食品の凍結・細胞状態、保存期間が変わるので、食材によってうまく使い分けたい。

文/神野恵美(ライター・編集者)

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