スティック掃除機で広い範囲を掃除するには、内蔵バッテリーの持続時間の長さが重要。ハンディタイプに変化する製品も便利で、ダイソン、シャープ、日立とそれぞれのメーカーから多品種が発売されている。キャニスター型掃除機の用途、メンテナスが楽な紙パック式、経済的だが手入れ必須のサイクロン式、ロボット掃除機の進化についても迫る。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
スティック掃除機があれば、家じゅうの掃除がOK?

⇒⇒広さに合ったバッテリー持続時間が必要。充電方法や速さにも注目

今やスティック掃除機は、吸引力に不満のないモデルも増えてきた。では、家じゅうをこれ一台でまかなえるかというと、広い範囲を掃除するためには、内蔵バッテリーの持続時間の長さが重要。

通常、吸引力が高いほど消費電力が高くなるため、同じ容量のバッテリーであれば、必然的に運転時間も短くなる。

一般的に、高価格帯の製品のほうが、吸引力の高さとバッテリーの持続時間を両立できる傾向にある。

たとえ運転時間が長い製品でも充電は必須のため、充電方法にも注目しよう。バッテリーを本体から外して充電できるタイプなら、予備のバッテリーに交換すれば、運転時間を延長できる。

充電の速さや充電のしやすさも合わせてチェックしたい。

残りの運転時間が表示され、充電の目安がわかる

ダイソン
Dyson V11 Fluffy
実売価格例:6万5440円

画像: スティック掃除機の中でも吸引力の高さとデザイン性で人気のダイソン。V11シリーズは、最長で60分間の持続時間を実現している。

スティック掃除機の中でも吸引力の高さとデザイン性で人気のダイソン。V11シリーズは、最長で60分間の持続時間を実現している。

画像: V11シリーズでは、液晶ディスプレイを搭載し、残り運転時間などが確認できるようになった。

V11シリーズでは、液晶ディスプレイを搭載し、残り運転時間などが確認できるようになった。

文/神野恵美(ライター・編集者)
※価格は記事作成時のものです。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
スティック掃除機もタイプがいろいろあるが、どれがいい?

⇒⇒上に重心のあるタイプが主流。ゴミセンサー付きがおすすめ

スティック掃除機は、ハンディ掃除機に延長管とヘッドが付いた上重心タイプと、床掃除に特化した下重心タイプの二つに大別され、さらに、下重心タイプにはハンディ掃除機を取り外して使える「2in1(ツーインワン)モデル」もある。床掃除が中心の場合は下重心タイプが使いやすいが、アタッチメントを付け替えて棚やテーブルの上、ソファーやベッド、車の中など室内外のさまざまな場所を掃除したいという人には上重心タイプ、もしくは下重心タイプの2in1モデルが使いやすい。

機能面では、空気中のゴミやホコリの有無をセンサーで検知するゴミセンサー付きのモデルなら、カーペットなどの奥に潜むホコリを検知しながら効率よく掃除ができるので、おすすめだ。

ハンディタイプでも使え、豊富なアタッチメントを用意

シャープ
EC-SR3SX
実売価格例:9万7070円

画像: 約1.9キロと軽量ながらパワフルなモーターを搭載した、ラクティブエア最新モデル。ハンディ型にもなる、上重心の2in1タイプだ。

約1.9キロと軽量ながらパワフルなモーターを搭載した、ラクティブエア最新モデル。ハンディ型にもなる、上重心の2in1タイプだ。

画像: すき間ノズルやコンパクトふとん掃除ヘッドなど、アタッチメントが充実しており、ハンディ掃除機としても使える。

すき間ノズルやコンパクトふとん掃除ヘッドなど、アタッチメントが充実しており、ハンディ掃除機としても使える。

文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
キャニスター型の掃除機ってもういらない?

⇒⇒本体が大きめで、収納場所も取るが、ラグやカーペットにおすすめ

キャニスター型掃除機は、コードの抜き差しがめんどうなイメージがあるが、逆に、コードさえ差せば、使いたいときに確実に使えるメリットがある。パワーも安定しているので、家にカーペットやラグがあり、モーターブラシでしっかり吸い取りたい場合は便利。電池切れで、掃除が中断されるストレスもない。

また、スティック型で手元に重心のあるタイプは、長時間使うと手首に負担がかかるため、広い家を一気に掃除するのは困難。その点、キャニスター型は手元が軽いので、長時間でも手首などへの負担が少ないのもメリットだ。ただし、限られたスペースで、設置性や機動性を求めるなら、スティック型が使いやすい。家の構造やライフスタイルに合わせて選ぼう。

フローリングの溝やカーペットのゴミもバッチリ!

日立
CV-SP300G
実売価格例:6万4580円

画像: 本体重量2.5キロを実現した軽量のサイクロン式モデル。吸引力も安定していて、フローリングの溝やカーペットのゴミをしっかり吸い込む。

本体重量2.5キロを実現した軽量のサイクロン式モデル。吸引力も安定していて、フローリングの溝やカーペットのゴミをしっかり吸い込む。

画像: ラグに張りつかず、壁際のゴミに強い独自構造のパワーヘッドを採用。キャニスター型も着実に進化している。

ラグに張りつかず、壁際のゴミに強い独自構造のパワーヘッドを採用。キャニスター型も着実に進化している。

文/諏訪圭伊子(フリーライター)
※価格は記事作成時のものです。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
ロボット掃除機があれば、部屋の掃除はお任せできる?

⇒⇒掃除できない場所は人の手で補完も必要。負担は大いに軽減される

個別の性能や機能にもよるが、ロボット掃除機はあくまで機械にすぎない。人の手には及ばないところもあれば、人の手でやるよりも正確で綿密な部分もある。完璧ではないものの、人の手で1から10までやるよりも、負担は大いに軽減される。不十分な点は人の手で補完すればいい。

ただし、床の上を掃除機がスムーズに走行できることが大前提。床の上に物があふれていたり、掃除機が物理的に入り込めなかったりすると無力なので、注意したい。

ゴミの自動収集機能まで備えたモデルも

アイロボット
ルンバ i7+
実売価格例:14万270円

画像: ロボット掃除機の代名詞的存在である「ルンバ」の最上位モデル。ダスト容器のゴミを自動で紙パックに収集してくれるので、手入れが楽になった。

ロボット掃除機の代名詞的存在である「ルンバ」の最上位モデル。ダスト容器のゴミを自動で紙パックに収集してくれるので、手入れが楽になった。

文/神野恵美(ライター・編集者)
※価格は記事作成時のものです。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
結局、サイクロン式と紙パック式はどっちを選ぶべき?

⇒⇒サイクロン式は経済的だが、手入れが必要。紙パック式はメンテナンスが楽

ゴミと空気を遠心分離するサイクロン式は、紙パック式に比べて吸引力が低下しにくい長所がある。ただし、ダストボックスやフィルターは手入れの必要があり、メンテナンスに手間がかかる。そのまま捨てるだけの紙パック式に比べると、ゴミ捨ての際に、集めたゴミを周囲にまき散らしてしまうおそれもある。

一方、紙パック式は、紙パックが使い捨てのため交換の必要があり、ランニングコストがかかる。それぞれの長短を知って選びたい。

手入れのしやすさが魅力の紙パック式

パナソニック
MC-JP820G
実売価格例:5万4650円

画像: パナソニックのMC-JP820Gは、シンプルな使い勝手と軽さを売りにした「Jコンセプト」シリーズの紙パック式掃除機。

パナソニックのMC-JP820Gは、シンプルな使い勝手と軽さを売りにした「Jコンセプト」シリーズの紙パック式掃除機。

文/神野恵美(ライター・編集者)
※価格は記事作成時のものです。

<最新掃除機の選び方&使い方のギモン>
床拭き掃除機が増えてるけど、どんな特徴がある?

⇒⇒ロボット型ならぞうきんがけ不要。スチームクリーナーは衛生的

人がかがんでぞうきんがけをする床拭き掃除は重労働だが、フローリング向けの床拭き掃除機なら、それを大いに軽減してくれる。例えば、ロボット型の場合には、モップを備えた機械が自走してぞうきんがけをしてくれ、手間はメンテナンス程度。

スチームクリーナーは、掃除機のような使い勝手で高温の蒸気により床拭きができるので、汚れを浮かして効率よく掃除ができる。洗剤を用いなくても除菌まで行え、衛生的なのもメリットだ。

水を噴きかけながら床を拭く

アイロボット
ブラーバ ジェット250
実売価格例:3万2270円

画像: ルンバでおなじみのアイロボット製床拭きロボット。一定間隔で水を噴きかけ、装着したパッドで自走しながら床拭きを行う。

ルンバでおなじみのアイロボット製床拭きロボット。一定間隔で水を噴きかけ、装着したパッドで自走しながら床拭きを行う。

文/神野恵美(ライター・編集者)
※価格は記事作成時のものです。

This article is a sponsored article by
''.