ダイソンをはじめ、Wi-Fi搭載の空気清浄機ならフィルターの交換時期などを専用アプリでお知らせしてくれるモデルで、効果を確認できるから便利だ。また、シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノイー、ダイキンのストリーマなどのイオン放出機能付きの製品のメンテナンス、しっかり脱臭してくるれる除菌脱臭機についてもチェックしよう。
<空調家電の選び方&使い方のギモン>
空気清浄機で空気がきれいになったかどうか知りたい
⇒⇒ダイソンをはじめ、Wi-Fi搭載なら、専用アプリで確認できる
最近の空気清浄機はWi-Fiに接続することでスマホと連係し、室内の空気環境を可視化できるモデルが増えている。
可視化の方法として本体のインジケーターで空気の汚れ具合などを示してくれる機種もあるが、スマホアプリ対応モデルのほうがさらに効果を実感できる。
ダイソンのように、室内の温度や湿度、空気の清浄度合いなどを数値などで表し、時系列でPM2.5やPM10、VOC(揮発性有機化合物)の濃度推移などをグラフ化してくれる機種もある。
フィルターの交換時期などをアプリでお知らせしてくれるモデルもあるので、効果を確認しながら空気清浄機を活用したい人におすすめだ。
■液晶画面とスマホで可視化
ダイソン
Dyson Pure Hot+Cool空気清浄ファンヒーター
実売価格例:7万3440円
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アプリと本体の液晶の両方で確認できる。アプリでは設置場所の空気環境をグラフ化してくれるほか、居住地の空気の汚れ具合も表示。
文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。
<空調家電の選び方&使い方のギモン>
イオンの放出機能ってメンテナンスをしなくていい?
⇒⇒プラズマクラスターの場合、約2年ごとに交換が必要
シャープのプラズマクラスター、パナソニックのナノイー、ダイキンのストリーマなどがイオン放出機能の代表格。いずれも高圧放電によってイオンを発生させているのだが、発生装置自体のお手入れは不要。しかし、発生装置手前のフィルターは定期的に掃除する必要がある。
シャープはユニットの交換が必要
シャープ
KI-JX75
実売価格例:6万6800円
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シャープは1万9000時間程度でイオン発生ユニットの交換が必要。
シャープの場合、イオン発生ユニットの寿命は、1万7000時間から1万9000時間となっており、交換が必要。毎日24時間使用する前提で、約2年ごとに交換となる。
文/福多利夫(フリーライター)
※価格は記事作成時のものです。
<空調家電の選び方&使い方のギモン>
しっかり脱臭してくれる家電が欲しいんだけど
⇒⇒除菌脱臭機がおすすめ。靴、玄関、ペットなど、用途を絞った機種も
空気清浄機にも脱臭機能は搭載されているが、ホコリや花粉などよりも室内のニオイをしっかり脱臭したい人には、専用の除菌脱臭機がおすすめ。
幅広く使われるオゾンのほか、シャープではプラズマクラスターと光触媒フィルターを、パナソニックでは水と塩を電気分解してできる次亜塩素酸を利用しており、方式もさまざまだ。また、室内用だけでなく、玄関や靴用、スーツ用、ペット用などのモデルもあるので、用途に応じて選ぶといい。
■イオンと光触媒でしっかり除菌・脱臭
シャープ
DY-S01
実売価格例:3万7770円
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従来の2倍の効果を発揮するプラズマクラスターNEXTに加えて、ニオイ成分などを水と二酸化炭素に分解する光触媒フィルターを搭載する。
文/安蔵靖志(IT・家電ジャーナリスト)
※価格は記事作成時のものです。