「プチプラ=プチプライス」と評判になり、若者を中心に低価格帯のファッションブランドが人気を博しています。中でも全国に店舗を構えるチェーン形式のブランドが注目され、ユニクロやguを普段から利用している人も多いのではないでしょうか?しかし「ユニクロとguって一緒じゃないの?」という声が聞こえてくるのも事実です。そこで本記事では、少しわかりにくいユニクロとguの違いを徹底解説。価格帯からおすすめのアイテムまで紹介するので、普段のショッピングの参考にしてください。【2019年11月17日更新】
ユニクロとguの基本情報
ユニクロとguの違いをしっかりと理解するために、それぞれのブランドが持つ基本情報を見ていきましょう。
ユニクロ
【基本情報】
価格帯 | 1,000円~20,000円 |
おすすめの年代 | 10代の若者からご年配の方まで |
おすすめ商品 | Tシャツ、パーカー |
ユニクロには様々な商品が存在しますが、特におすすめなのはTシャツ類です。
【おすすめポイント】
- 何度洗ってもヘタレないタフな素材感
- 約1,000円という破格の安さ
- XS~XXLまで用意
上記のように、ヘビロテしても大丈夫なクオリティに加えて、1枚約1,000円という破格の安さで手に入るのが最大の魅力。またユニクロは店舗数も多いので、全国で同じ商品が手軽に手に入る点も高評価です。
gu
【基本データ】
価格帯 | 1,000円~10,000円 |
おすすめの年代 | 10代~30代前半 |
おすすめ商品 | パンツ類(ズボン)、アウター類 |
guの中でおすすめしたいアイテムは何といってもアウターとパンツ類。
【おすすめポイント】
- ジョガーパンツからアンクルパンツまで種類が豊富
- 3色展開などカラーバリエーションも
- アウターも10,000円以下で買える
特にメンズのパンツは圧倒的な種類の多さを誇り、guにさえ行けばトレンド感満載のパンツから定番ものまで手に入ります。また普通だったら数万円はするアウターも、guなら10,000円以下で手に入るのも魅力的です
ユニクロとguの違い
ユニクロとguはどちらもお値段以上の商品が手に入るブランドですが、両者にはいくつか違いがあります。自分のライフスタイルやファッションに合った買い物をするためにも、それぞれのメリットやデメリットを理解する参考にしてください。
ユニクロはファッション性が弱いが高品質
ユニクロの最大の強みは何といっても商品の品質です。過去の「安かろう悪かろう」といったイメージを払拭し、今では「ユニクロで買えるどうか」が服を買う1つの基準になっているほど。
ただユニクロはターゲットに幅広い年齢層の方を設定しているので、どうしても若者向けのトレンドを意識した点では他ブランドより弱い印象です。エルメスの元デザイナー「クリストフ・ルメール氏が手掛ける「ユニクロU」によりファッション性は向上したものの、本ラインであるユニクロではコーディネートに落とし込みにくい商品もあります。
しかしTシャツ類などデザインがシンプルな商品は「高品質・低価格で使いやすい」と評判なので、ベーシックなアイテムをお探しならユニクロがおすすめです。
guは品質が△、しかし低価格でトレンド性は◎
guの商品を一言で表現するなら、「トレンド性抜群のアイテムが驚きの低価格で手に入る」になります。若者を中心とした現在のファッションシーンで存在感を放っており、「全身guコーデ」を10,000円以下で挑戦することが流行っています。
ただ品質面には少し課題が残っており、ニット類を中心に数回の洗濯で着られなくなることも。シャツ類もシワができやすい商品が多い印象で取り扱いには若干の注意が必要です。
しかしアウター類は「品質・デザイン・価格」の3つに優れたアイテムが多く存在しています。またユニクロと比較してファッション性に優れた商品も多いので、「低予算でおしゃれがしたい」という方にはguがおすすめです。
まとめ
今回はプチプラの2トップであるユニクロとguについて解説しました。
- ユニクロ:ファッション性は弱いが高品質
- gu:品質は△だが低価格でトレンド性は◎
一見同じに見えるユニクロとguですが、実はターゲット層や商品ラインナップが違うことが分かったかと思います。またそれぞれのおすすめアイテムはコストパフォーマンス抜群のものばかり。1,000円~3,000円で購入できるものが多いので、新しい服が欲しいけどお金がないという人はぜひ利用してみてください。
◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。