暑い夏が過ぎ、キャンプシーズンが到来。公共のキャンプ場、手ぶらで行っても道具をレンタルできるキャンプ場、海・山の近くのキャンプ場など選択肢は様々。親子とも負担が少なく、子供の安全を第一に、家族全員が楽しめるキャンプを目指したい。子供2人(5ヵ月、3歳)を連れてファミリーキャンプデビューをした筆者が、楽しく過ごすために心掛けたポイントを紹介する。

キャンプ場の選び方のポイント

子連れキャンプデビューした私が考える「家族全員」が楽しむためのポイント

筆者自身、子供の頃からキャンプにはよく行っていたが、我が子を連れてキャンプとなると心構えが少し変わる。筆者がキャンプ場を選ぶ時、最低限押さえておきたいポイントは3つ。

1.自宅からの移動距離は近い方が良い
2.フリーサイト(区画が決められていない)の方が良い
3.トイレが明るく、清潔であること

それでは、1つずつ解説しよう。

1.自宅からの移動距離は近い方が良い

車移動が長くなると、移動時間だけで子供も大人も疲れてしまう。
できれば、移動時間は1時間半程度に抑えられるのが理想。
早朝に出発すれば、子供も車中で寝てくれるし、渋滞も回避できる。
準備は前日に終わらせて、朝早く起きて出発したい。

2.フリーサイト(区画が決められていない)の方が良い

キャンプ場には、「区画サイト」と「フリーサイト」の2種類がある。
サイトとは、テントを張ったり、たき火を楽しんだりする自分たちのスペースのこと。
「区画サイト」は、予約時点でスペースが確保されるため、時間を気にせずキャンプ場に到着できるというメリットがある。

しかし、子供連れにお勧めしたいのはフリーサイトだ。
キャンプ場の決められた敷地内なら、自由にテントを張れる。必要以上に隣のスペースと接近することもなく、比較的ゆったりとスペースを確保することができるというメリットを取りたい。
しかし、スペースは早い者勝ちなので、遅い時間に到着すると、場所がなくなってしまうので要注意だ。

画像: フリーサイトに構えた2張りのテント

フリーサイトに構えた2張りのテント

「敷地内のどこでも良い」といっても、快適性にはかなり差が出る。
スペースを決めるに当たって、筆者は以下の点をチェックポイントとしている。

・地面は土や芝などで平らな方が良い
→石や木の根がごつごつしていたり傾斜があったりすると、テントでの寝心地が悪いため。

・トイレへ行きやすいこと
→夜中にトイレへ行くときに、迷ったり転んだりしないためにも、トイレの位置は要確認。できるだけ近いほうが良い。

・大きいグループの隣は避ける
→先日、筆者がキャンプした時は、20人ほどの大人のグループが、深夜12時近くまでお酒を飲んでいた。大騒ぎをしていたわけではないが、話し声、笑い声、スピーカーで音楽を流していたりするのは、寝ようとしているテントの中には意外と響いてくるものだ。

3.トイレが明るく、清潔であること

トイレは「最新設備」である必要はないが、掃除がきちんとされているかどうかをまずは優先したい。子供が「トイレに行きたくない」と言わない程度の明るさと清潔さを求めたい。

子供連れキャンプの持ち物リスト

荷物が多くなるのは仕方がない!

衣服については、多めに用意するのが鉄則。
一番気を付けたいのは、昼と夜の気温差。
夏でも、夜は気温が下がり寒くなることもあるため、長袖長ズボンは必須だ。
肌着など、薄くてかさばらないものは、多めに持っていき、寒い場合は重ね着をすればいい。

また、子供の急な体調不良に備えて、常備薬や救急セットは必ず持っていこう。
筆者の子供は、3歳のキャンプデビューで発熱したが、持参薬でなんとか乗り切った。
筆者の場合、子供のために用意した物は以下の通り

・着替え
・替えの靴やサンダル
・帽子
・手洗い用アルコール消毒液
・日焼け止め
・虫よけ
・虫刺され薬・解熱剤(座薬)
・体温計
・救急セット バンドエイド包帯など、簡単に手当てできるもの
・保険証のコピー
・ウェットティッシュ
・子供用軍手
・爪切り

画像: 虫よけスプレー、日焼け止め、手洗い用アルコールは、子供連れキャンプには欠かせない

虫よけスプレー、日焼け止め、手洗い用アルコールは、子供連れキャンプには欠かせない

キャンプ場に着いたらやるべきこと

マナーとルールを子どもに伝える

自分たちも他のキャンパーも気持ちよく過ごすために、キャンプ場で最低限守るべきマナーを、子どもに伝えることにしている。

1.他人のサイトには入らない
2.あいさつをする
3.大人と一緒に行動する

子供に限らず、大人も忘れてはいけないマナーだ。

1.他人のサイトには入らない

近道だからといって横切ったり、遊びに夢中になったりして、気づいたら他人のサイトに入っていた…ということがないようにしたい。
他人のおうちに無断で入るのと同じだ、ということを子どもにも言ってきかせる。

2.あいさつをする

隣のサイトの人や、流し場で会う人などに挨拶を心がける。
特に、小さい子供がいると、いつ迷惑をかけるかわからないだけに、「小さい子供がいる」ということを伝えておく意味でも良いだろう。

3.大人と一緒に行動する

キャンプ場は楽しいところだが、危険もたくさんある。
子供と一緒にキャンプ場を探検しながら、危険なポイントを一緒に確認して歩く。

例えば…

・川や湖などの水遊び場周辺
・蚊やアブなどの虫
・場内を走る車
・タープの張り網、たき火などサイト周辺

トイレであっても、大人と一緒が望ましい。
少し大きい子どもは、テントを離れる際は必ず大人にひと声かけてから行くことを約束しよう。

画像: 蚊取り線香も、小さな子供が触るとやけどしてしまうので、注意が必要だ

蚊取り線香も、小さな子供が触るとやけどしてしまうので、注意が必要だ

まとめ

子供連れキャンプは理想を目指さない

「家族みんなが楽しんで過ごす」ということを最優先に考えたい。
忘れ物をしたとしても、テントを立てるのに苦労しても、それを家族みんなで楽しむ心構えが大切だ。

キャンプといえば、テントを張って、たき火をして、夜はバーベキューが定番だが、慣れていないうちから「全部をやろう」と思うと、それだけで親は疲労困憊するのが目に見える。
テントはやめて、コテージに泊まってもいい。火起こしの経験がなければ、カセットコンロで十分。
その分、自然の中で子供と遊ぶ時間を大切にしたい。

まずは、またキャンプへ行こうと思えるような、家族で楽しい思い出作りを!

画像: 自然を満喫できるキャンプ体験は、子供の成長を感じることもできておすすめ!

自然を満喫できるキャンプ体験は、子供の成長を感じることもできておすすめ!

◆小嶋彩葉(フリーライター) 
医療系広告代理店の勤務を経て、編集兼ライターとして独立。現在は、子育て・旅行・映画関連記事などを中心に執筆活動を行う。また、2児の母として、育児に奮闘中。

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