オーディオテクニカの「AT-LP60X」は、再生から停止までフルオートで行うレコードプレーヤーに入門機だ。また、ティアック「TN-3B」(ベルトドライブ式)は、高級なナイフエッジ型S字トーンアーム付きの繊細な機構を持つ本格派プレーヤーだが初心者でも楽しめる。
初めてのレコードプレーヤーは「針付き」「フォノイコ付き」を選ぶべし!
買ってきてすぐに楽しめるのがいい!
レコードプレーヤーは、カスタム性が高い。そのためトーンアームやカートリッジ、フォノイコライザーなどが別売になってしまう製品も多いので、注意が必要。入門者は、買ってきてすぐに楽しめる「針付き」「フォノイコライザー付き」の製品を選ぶようにしたい。
最近の製品としては、ティアックのTN-3Bや、オーディオテクニカのAT-LP60Xがおすすめ。どちらもMM(VM)カートリッジとフォノイコライザー付きだ。
前者はベルトドライブ式で、高級なナイフエッジ型S字トーンアーム付き。後者はフルオート式のベーシックモデル(ベルトドライブ式)で、スタートボタンを押すだけでレコードの再生・停止を行えるのが魅力だ。
●繊細な機構を持つ本格派プレーヤー
ティアック
TN-3B
実売価格例: 5万9180円
●気軽にレコードを楽しめる入門機
オーディオテクニカ
AT-LP60X
実売価格例: 1万2430円
※執筆時が2019年9月のため、製品の「実売価格例」は、消費税8%込みの額を表記しています。ご了承ください。
解説/林正儀(AV評論家)