本機では、AFや連写性能などが向上。実際、高速連写モードで撮影したところ、RAW+JPEG設定で80枚近くも途切れずに撮影できた。ブラックアウトがない連続撮影も魅力。RX100シリーズ共通の小型ボディ、動物対応のリアルタイム瞳AFの搭載などもいい。

今回のテストアイテムはこちら
ソニー DSC-RX100M7

実売価格例:15万6600円

●プロフィール
ポケットサイズのボディに、24~200ミリ相当の高倍率ズームレンズを搭載する、高性能コンパクトデジカメ。新開発センサーと最新の画像処理エンジンにより、フルサイズミラーレス、α9と同等の高速性能を実現した。

画像: 従来のRX100シリーズと共通のボディデザイン。ホールド時の安定感を得るため、アタッチメントグリップ「AG-R2」(実売価格例:1350円)の装着をおすすめしたい。

従来のRX100シリーズと共通のボディデザイン。ホールド時の安定感を得るため、アタッチメントグリップ「AG-R2」(実売価格例:1350円)の装着をおすすめしたい。

SPEC
●撮像センサー/1.0型(13.2㎜×8.8㎜)Exmor RS CMOS●有効画素数/約2010万画素●レンズ/ツァイス バリオ・ゾナーT*●画角(35ミリ判相当)/24〜200㎜●開放F値/F2.8〜4.5●撮影距離/AF約8㎝〜∞(ワイド端時)、約100㎝〜∞(テレ端時)●光学ズーム/8倍●モニター/3.0型(4:3、約92.1万ドット)●ビューファインダー/0.39型(約235万ドット)●記録メディア/SDXC/SDHC/SD、MS Duo/PRO Duo/PRO-HG Duo/MICROほか●電源/専用バッテリー●サイズ/幅101.6㎜×高さ58.1㎜×奥行き42.8㎜●重量/302g

■200ミリ相当の望遠で高速連写

画像: ワンプッシュでアクセスできる収納式有機ELファインダーを内蔵している。液晶は、上方向に約180度、下方向に約90度の角度調整が可能。

ワンプッシュでアクセスできる収納式有機ELファインダーを内蔵している。液晶は、上方向に約180度、下方向に約90度の角度調整が可能。

■収納式有機ELファインダー

画像: 高速で走行する新幹線を、在来線のホームからねらう。200ミリ相当の望遠と、AF/AE追従の高速連写(約20コマ/秒)で、思いどおりの瞬間が撮れた。

高速で走行する新幹線を、在来線のホームからねらう。200ミリ相当の望遠と、AF/AE追従の高速連写(約20コマ/秒)で、思いどおりの瞬間が撮れた。

80枚近くも途切れずに連続撮影が可能

メモリー一体型積層型CMOSセンサーや高倍率ズームを採用し、収納式有機ELファインダーを内蔵するなど、機能・仕様は、先行モデル、RX100M6と同様である。
本機では、AFや連写性能などが向上。AF/AE追従の高速連写は最高約20コマ/秒で、M6の最高約24コマ/秒には及ばないものの、同社のフルサイズミラーレスのフラッグシップ機、α9にも搭載される、最大60回/秒の演算と最新の動体予測アルゴリズムを採用し、より高いAF追従性能を実現した。ブラックアウトがない連続撮影も魅力だ。

実際、高速連写モードで撮影したところ、RAW+JPEG設定で80枚近くも途切れずに撮影できた。そのぶんカードへのデータ書き込みに時間を要するが、書き込み途中でも継続して撮影は可能。また、露出関連の設定変更もできるので、ストレスは少ない。

コンパクト機で先進のAF機能が使える

また、リアルタイムトラッキングやリアルタイム瞳AF(犬や猫などの動物にも対応)など、最新AF機能も備えている。「AF時の顔/瞳優先」を「入」に設定しておけば、画面内で顔を検出すると顔部分に白枠が表示。シャッターの半押しで、瞳部分への緑枠表示に切り替わる。さらに、AF-Cモードに設定しておくと、瞳をとらえた緑枠が被写体の動きに追従する。これは、新しめのαシリーズではおなじみの機能だが、コンパクト機で先進のAF機能が使えるのは感動的といえる。

一般的な撮影での満足度も高い。持ち前の高倍率ズームは、望遠域が充実し、画質も安定。また、ワンプッシュアクセスが可能な収納式ファインダーも、使い勝手がいい。コンデジとしては高価なモデルだが、期待を裏切らないモデルに仕上がっている。

おすすめ度…A

α9譲りの処理能力で、AFや連写能力が向上! 「瞳AF」の搭載も魅力的 

ココが〇

RX100シリーズ共通の小型ボディに、α9並みのハイレベルな高速連写性能を実現。動物対応のリアルタイム瞳AFの搭載も魅力的。

ココが✕

ほかのRX100シリーズと同様、ボディの右手で持つ部分が狭く、ホールド時に不安がある。動画撮影時のズーム速度が少し遅め。

※文中の「オススメ度」は、「A+」から「C-」までの9段階評価になっています。

文/吉森信哉(フォトグラファー)

This article is a sponsored article by
''.