【最新コンデジ2019】リコー「GRIII」のココがスゴイ!高解像度レンズとしっくり感はさすが

文具・ホビー・カメラ

画質傾向は、クッキリとした解像感で衣類の繊維や質感もきめ細かく再現してくれる。本機は、基本的にコントラストの高い絵作りを志向したカメラなので、モノクロ撮影で、ラフで硬調なイメージの写真がよく合う。また、「GRIII」はシリーズで初めて手ブレ補正機構を搭載した。

高級タイプ
リコー「GRIII」

リコー
GRIII
実売価格例:12万2460円

プロフィール
手になじむスリムなボディに高解像度単焦点レンズを採用したGRシリーズの最新作。2世代前からセンサーをAPS-C型に大型化し、本機では前作よりボディを小型化しながらも手ブレ補正を初搭載した。

撮像センサー 有効画素数 焦点距離(35ミリ判換算)
APS-Cサイズ相当CMOS 2424万 28mm(単焦点)
●背面モニター/3.0型液晶
●ファインダー/非搭載
●サイズ/幅109.4mm×高さ61.9mm×奥行き33.2mm
●重量/257g

画質傾向
衣類の質感もきめ細かく再現
クッキリとした解像感で衣類の繊維や質感もきめ細かく再現。全体にうっすらと、粒子は細かいものの、カラーノイズが乗る。

ラフで硬調なモノクロ写真が合う

解像度の高い28ミリ単焦点レンズを搭載するのが、フィルム時代からのGRのコンセプト。基本的にコントラストの高い絵作りを志向したカメラなので、モノクロ撮影で、ラフで硬調なイメージの写真がよく合う。

センサー駆動方式の手ブレ補正

GRシリーズとしては初めて、センサー駆動方式の手ブレ補正機構を搭載。レンズ内補正では補正できない「回転ブレ」にも対応した3軸式で、最大でシャッター速度換算4段分のブレを補正することができる。

ローパス効果の強・弱を選択可能

モアレ干渉ノイズを低減する目的で多くのカメラが採用するのがローパスフィルターだが、シーンによっては解像感が落ちてしまう。本機ではセンサーの駆動によってローパス効果を実現し、「強・弱・オフ」を選択できる。

《シリーズで初めて手ブレ補正機構を搭載。高解像度のレンズとしっくり感はさすがGR》

このカメラの本質を端的に表すならば、「手にしたときの安心感」という一言に尽きる。例えば、料理人にとっての包丁や、大工にとってのかんなに相当するような道具としてのしっくり感が、このカメラにはあるのだ。

豊富なカスタマイズ性も魅力。操作ボタンへの機能の割り当てが細かく設定できるのはもちろん、ピント位置も好きな距離に固定して素早く撮れるなど、使い込むほどに自分好みのカメラになっていく。グリップのサイズ感も絶妙で、スッと取り出してサッと景色を切り取るようなスナップ撮影が得意だ。

広角単焦点レンズの解像度も特筆もので、曖昧な描写ではなく、画面の隅々までクッキリと写してくれるのは、さすがGR

内蔵フラッシュやインテリジェントなフルオートモードが装備されていない点にも、撮影者の意思を忠実に再現するカメラとしての割り切りを感じる。

◆解説/吉村 永 (カメラマン)

※価格は記事作成時のものです。

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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