新モデル「ポケトークS」は、ユーザーから要望が多かった新機能を盛り込みつつ、本体がより小さく、薄く、軽量な名刺サイズとなった。本体搭載のカメラを利用して文字を翻訳。画面内に複数言語が混在していても、それぞれの言語を自動認識し、翻訳してくれる。
名刺サイズにカメラ翻訳や会話レッスン機能を搭載した新ポケトーク
待望のドラえもんコラボモデルも登場し、「ほんやくコンニャク」が実現!?
ボタンを押して話しかけるだけで高精度の翻訳文を音声で返してくれる、ソースネクストの翻訳機「ポケトーク」。新モデル「ポケトークS」は、ユーザーから要望が多かった新機能を盛り込みつつ、本体がより小さく、薄く、軽量な名刺サイズとなった。
ソースネクスト
ポケトーク S
実売価格例:3万2780円(グローバル通信2年付き)
新機能の目玉は「カメラ翻訳」。本体背面に搭載されたカメラを使って飲食店メニューなどの文字を撮影すると、翻訳結果が撮影画像に重ねて表示される。55言語に対応しており、言語を自動で認識することも可能だ。「どこの国の何という言語かもわからない」という場合でも翻訳できるのは心強い。
●カメラをかざすだけで翻訳できる
前モデル「ポケトークW」との比較では、本体が小型・軽量化したにもかかわらず、画面は大型かつ高精細になり、より見やすくなっているのがポイント。
また、2個あった操作ボタンを1個にまとめたことで、よりシンプルな操作を実現している。ボタンを押してからの応答時間が1/3以下になるなど、使い勝手の部分での向上も図られている。
ポケトークWは1万円値下げ!
加えて、ポケトークを学習用途で使うユーザー向けに「会話レッスン」機能も追加された。「ホテル」「移動」「ショッピング」など、旅行で役立つ六つのシーンが用意され、質問に英語で答えると、内容に合った返答をしてくれる。
当初は英語のみだが、中国語やスペイン語、フランス語などにも対応予定とのこと。
●絶妙なデザインのドラえもんEdition
訪日外客数は、2018年に3000万人を突破しており、外国語での利用機会は増加している。
翻訳機としての機能性と使い勝手を正常進化させた本機は、海外旅行ではもちろん、日本国内でも活躍してくれそうだ。
※価格は記事作成時のものです。
文/加藤肇(フリーライター)