【Wi-Fiに接続】デジカメやスマートスピーカー等など10種類の機器を繋いでみた!

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YouTubeやNetflixなど、ネット動画を大画面でみたらどうなるか。実際に、ソニーの4K液晶テレビ「KJ-65X9500G」をWi-Fiに接続してみた。まず、付属のリモコンの「設定」のネットワーク項目からWi-Fiを選択。自宅のWi-FiルーターのSSIDを選択し、暗号化キーを入力。画面に表示されたキーボードをリモコンで選択。少々めんどうだが、手順はスマホとほぼ同じ。この機会にやってみよう。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!4KテレビYouTubeやNetflixなど、ネット動画を大画面で!

YouTubeやNetflixテレビは、以前は有線LANによるネットワーク接続しかない機種も多かったが、近年はWi-Fi接続が主流となっている。特に、最近ではネット動画配信を再生する機能を搭載する機種が当たり前になり、Wi-Fiもテレビに欠かせない機能となった。

実際に、ソニーの4K液晶テレビをWi-Fiに接続。まず、付属のリモコンでホームボタンを押し、「設定」のネットワーク項目からWi-Fiを選択。自宅のWi-FiルーターのSSIDを選択して、暗号化キーを入力。画面に表示されたキーボードをリモコンで選択するので少々めんどうだが、手順はスマホとほぼ同じだ。

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ソニー
KJ-65X9500G
実売価格例:32万9800円

65V型液晶を搭載した4Kテレビ。Android TVを搭載し、「YouTube」「Netflix」などの動画配信サービスに対応。Googleアシスタントなども利用可能。

接続するWi-Fiルーターを選択する

「設定」のWi-Fiネットワーク項目のリスト表示から、自分のWi-FiルーターのSSIDを選択。対応機ならば、5Gヘルツ帯を選ぼう。

Wi-Fiルーターに暗号化キーを入力

Wi-Fiルーターの暗号化キーを入力。テレビのリモコンを使っての入力はめんどうだが、通常は最初の一回だけでOKなので、正確に。

Android TVで動画サービスを表示

ネット接続が成功すれば、さまざまな動画サービスが利用できる。多くのサービスでは、アカウントやパスワードの入力が必要。

「YouTube」で好みの動画を見る

「YouTube」を選び、リモコンでキーワードを入力したり、音声検索を使ったりして、動画を探す。4K動画も快適に再生できる。

本機は、Android TVを搭載しており、「YouTube」や「Netflix」などの動画サービスはもちろん、音声検索などの機能も利用できる。スマートディスプレイ

いろいろな機器をWi-Fiに接続!スマートディスプレイAlexaに聞けば、ひいきチームの結果もバッチリ表示

スマート家電の代表的存在であるスマートスピーカー。それに画面まで付いたのが、スマートディスプレイ。代表的な製品であるAmazonのEcho ShowをWi-Fiにつないでみよう。
初回起動時に、初期設定としてWi-Fiの接続設定が行われる。設定画面の指示に従って、自宅のWi-FiルーターのSSIDを選択し、暗号化キーを入力すればいい。画面がタッチパネルになっているので、スマホやタブレットに慣れていれば、入力操作で手間取ることはないだろう。
続けて、Amazonアカウントの入力も求められるが、完了すれば、音声操作で「Amazon Music」や「プライム・ビデオ」(プライム会員の場合)が利用できる。さらに、例えば「アレクサ、サンフランシスコ・49ers(フォーティナイナーズ)の試合結果を教えて」と呼びかければ、ひいきのスポーツチームの結果などが表示される。

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Amazon
Echo Show
実売価格例:2万7980円

Amazonの音声アシスタント「Alexa」を搭載した10型スマートディスプレイ。天気などの音声操作や「プライム・ビデオ」の再生などができる。

接続するWi-Fiルーターを選択

初回起動時の初期設定で、周囲のWi-Fiルーターがリスト表示されるので、自分のWi-FiルーターのSSIDを見つけ、画面をタッチする。

Wi-Fiルーターに暗号化キーを入力

自分のWi-Fiルーターの暗号化キーを入力する。画面にスマホのようなソフトキーボードが表示されるので、入力操作は難しくない。

Amazonアカウントの入力

Amazonアカウントの入力は必須だ。会員情報とひもづけられているので、音声によるショッピングや注文品の配達通知などが可能。

その日の情報が表示される

ホーム画面には、時刻と天気が表示される。「アレクサ、おはよう」などと呼びかけると、音声でその日の話題を読み上げる。

ひいきチームの試合結果もわかる

Alexaはスポーツの情報に強い。日本では少々マイナーなアメリカンフットボールも、日本語で試合結果もすぐわかるほか、詳細情報も表示可能。

Alexaで家電の操作などが可能

スケジュールの確認、家電の操作など、Alexaのさまざまな機能が使えるほか、歌詞付きの音楽再生や写真再生、ビデオ通話なども可能だ。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!デジタルカメラ撮った画像をクラウドに直接アップする

デジカメは、かなり早い時期から一部の機種でWi-Fi機能が搭載されてきた。Wi-Fiを使えば、スマホへの画像転送やプリンターでの写真印刷もできる。

例えば、キヤノンのミラーレス一眼は、Wi-Fiルーターとの自動接続機能「WPS」を搭載しているので、カメラ(子機)のWPSをオンにして、Wi-Fiルーター(親機)のWPSボタンを押せば、接続が完了する。ネットに接続されていれば、カメラ本体から直接クラウドストレージにアクセスし、撮影した写真をアップロードすることができる。

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キヤノン
EOS M6 Mark II
実売価格例:12万6500円(ボディ)

人気のEOSシリーズミラーレス一眼。Wi-Fiを使えば、撮影と並行してスマホへの画像転送が可能。パソコンやクラウドへの転送にも対応する。

Wi-Fiをオンにして、WPS機能を使ってWi-Fiルーターに接続

メニューからWi-Fi設定で「使う」→「WPS機能で接続」を選択。Wi-Fiルーターの「WPS」ボタンを押すと、自動的に接続処理が行われる。

クラウドサービスを選び、撮った画像をアップロードする

保存先は、キヤノン純正のクラウドサービスや「Googleドライブ」などを選択可能。全写真の転送、選択した写真の転送のどちらもできる。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!プリンタースマホを直接つないで、アプリからプリントする

プリンターの接続は、現在はWi-Fiが主流になっている。プリンターがWi-Fiルーターに接続されていれば、パソコン、スマホ、デジカメなどからプリンターを利用することが可能となる。

それとは別に、プリンターとスマホを直接Wi-Fiでつなぐ方法もある。来客のスマホからプリントするといった場合には、こちらのほうが便利だ。これは、プリンターを親機にし、そこにスマホを子機として接続する仕組み。プリンターの画面に表示されたSSIDと暗号化キーを、スマホのWi-Fi設定に入力すればいい。

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キヤノン
PIXUS TS8330
実売価格例:2万7280円

Wi-Fiをオンにして、「無線ダイレクト設定」を選択

設定で「無線ダイレクト」を有効にする。スマホ側のアプリと連係して接続設定を自動化するか、SSIDを選択し、暗号化キーを手動入力して接続する。

スマホアプリから写真を転送し、好みの写真をプリントする

自動設定でWi-Fi接続が完了したら、専用アプリを使って、スマホで撮った写真の中から好みの写真を選択し、プリンターに指示すればいい。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!スマートスピーカー音響メーカーならではの音質で好みの音楽が聴き放題

定額音楽配信サービスが主流になりつつある今、スマートスピーカーに高音質を求めるユーザーも多い。ボーズのスマートスピーカーは、音楽配信を利用することを前提としており、GoogleアシスタントとAmazon Alexaに対応している。「Spotify」「Amazon Music」「Apple Music」などの配信サービスのほか、スマホ内の音楽の再生もできる。
Wi─Fiとの接続設定は専用アプリから行う。Wi-FiルーターのSSIDを選択し、暗号化キーを入力する手動設定となる。

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ボーズ
HOME SPEAKER 300
実売価格例:2万9370円

ボーズのスマートスピーカーは、GoogleアシスタントとAmazon Alexaを内蔵。「Spotify」をはじめとする音楽配信サービスを利用できる。

専用アプリをインストールして指示どおりにWi-Fiをつなぐ

Wi-Fiを含め、設定はすべてスマホアプリで行う。アプリで自分のWi-FiルーターのSSIDを選択し、暗号化キーを入力して本体に設定を転送する。

アプリで好みのサービスを選び、音楽を再生する

専用アプリでスピーカーを選択。自分が使いたい配信サービス、好みのプレイリストや楽曲などを選択すれば、スピーカーから音楽が再生される。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!ロボット掃除機専用アプリで2台を操作して、部屋をくまなく掃除!

白物家電もWi-Fi搭載製品が増えているが、中でもロボット掃除機は、利用が進んでいる家電の一つ。代表的ブランドであるアイロボットの「ルンバ」シリーズと、「ブラーバ ジェット」シリーズでは、さまざまな操作が可能になっている。Wi-Fiとの接続設定は、スマホの専用アプリ「iRobot HOME」の指示に従って進めれば、問題ない。

Wi-Fiに接続されたルンバやブラーバ ジェットは、出先からでもスマホで操作ができる。進入禁止エリアやタイマーの設定もできるほか、ルンバの掃除が完了すると、自動的にブラーバ ジェットが掃除するといった連係も可能。

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アイロボット
ルンバi7+
実売価格例:14万2860円

Wi-Fi接続、スマホ操作に対応した最上位機。出先からの操作やスケジュール、複数部屋にまたがった掃除ルートの設定などが可能。

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アイロボット
ブラーバ ジェット m6
実売価格例:7万6860円

Wi-Fiに対応した床拭きロボット。進入禁止エリアの設定やルート設定に加え、ルンバと連係して拭き掃除を行う機能もある。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!エアコン外出先から電源や温度設定をコントロール

エアコンは、従来、外付けのアダプターを使ってWi-Fiを利用する機種が多かったが、最近は本体に搭載する機種も増えてきた。Wi-Fiに接続されたエアコンは、スマホを使って外出先からオン/オフや温度設定ができる。

シャープのエアコンでは、エアコンをつけたまま外出した場合、ユーザーが自宅から一定距離遠ざかったところでエアコンの運転状態をスマホに通知する。これによりエアコンの消し忘れを防止できるわけだ。電気代の推移や、エアコンの運転履歴も確認でき、省エネ運転の参考にすることも可能だ。

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シャープ
L-Pシリーズ
実売価格例:28万3800円(14畳用)

空気清浄能力が業界ナンバーワンをうたうエアコン。Wi-Fi機能を内蔵しており、遠隔操作だけでなく、室内の空気状態をスマホに通知する。

Wi-Fi接続後、専用のアプリで電気代がわかる

Wi─Fiへの接続設定も含め、ほとんどの操作はスマホから行う。専用アプリを使えば、エアコンの電気代の推移も確認可能。

エアコンの運転履歴も調べられる

部屋の温度・湿度の時間ごとの変化と、エアコンの消費電力量の対比グラフなど、運転に関する各種の情報がアプリから取得できる。

エアコンから室温変化の通知が届く

外出中も、エアコンから室温変化に関する通知が届く。留守番している子供やペットのために、遠隔操作で温度調整も可能。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!空気清浄機室内の空気の汚れ具合を”見える化”する

サイクロン掃除機や羽根のない扇風機で知られるダイソンは、空気清浄機、加湿器と扇風機を一体化した最新モデルをリリースした。

この機種はWi-Fi機能を搭載しており、専用アプリを通じて各種情報を提供するとともに、スマホからの遠隔操作に対応している。この製品も、ほかの白物家電同様にWi-Fiとの接続設定はスマホのアプリから行う。スマホをダイソン製品に近づけるとペアリング情報が転送される新しい操作方法が採用されている。

アプリでは部屋の空気の品質を確認したり、部屋の空気の状態を一定に保つ自動調整ができたりする。

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ダイソン
Pure Humidify+Cool
実売価格例:8万8000円

空気清浄機、加湿器、扇風機が一体化したモデル。一年中稼働させることで、室内の空気の質を保つことができ、スマホで空気の質をチェックできる。

Wi-Fi接続は専用アプリで行う

「Dyson Link」アプリをインストールし、ダイソンのアカウントを設定。製品を検出後、ルーターの暗号化キーを入力。

パフォーマンスのチェックや遠隔操作が可能

スマホの専用アプリを使うと、本機の稼働状態や、リモートでの運転操作が可能。外出中に、室内の空気や加湿状態を制御できる。

屋外/室内の空気状態をリアルタイムに測定

室内の空気状態だけでなく、屋外の空気状態もリアルタイムにチェック。室内環境を良好に保つように自動的に調整運転も可能。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!見守りカメラ外出先からペットの様子をしっかりチェック

見守りカメラは、ネットワークカメラの機能特化版といえ、Wi-Fi機能は必須となる。見守りカメラといっても、子供や高齢者を対象にした製品もあるが、今回取り上げた製品はペットに特化したもので、かなり多機能である。
Wi-Fi接続は、スマホの専用アプリから行う。接続後は、外出先から室内の様子を監視できるほか、カメラ画角を上下左右に調整可能なうえ、ペットの自動追尾も可能。カメラがとらえた映像は、静止画や動画として記録される。ペットの体調管理に役立つ室温のチェックや、スマホからペットに話しかけることもできる。

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パナソニック
KX-HDN205
実売価格例:1万9414円

ペットの見守りに特化したネットワークカメラ。Wi-Fiでインターネットに接続することで、スマホでの動画監視などが可能になる。

専用アプリでペットに話しかけることも可能

動画での監視に加え、静止画・動画の保存が可能。本体にスピーカーが装備されており、スマホを使ってペットへ話しかけられる。

ペットが動いてもカメラが自動で追尾してくれる

カメラにはパン・チルト機構があり、スマホから操作可能。ペットを認識して、自動的に画角内に収まるよう追尾する機能もある。

いろいろな機器をWi-Fiに接続!宅配ポスト留守中に荷物の受け取りからやり取りまでスマホで対応

不在時に宅配された荷物の受け取り問題も、Wi-Fiを使えば解決できる。この「スマート宅配ポスト」は、ホームユニットと連動させることで、Wi-Fi経由でネットに接続され、スマホ操作が行える。荷物が届くとスマホに通知されることはもちろん、スマホから施錠や解錠もできるので、複数荷物の受け取りもOKだ。カメラの映像を見て、配達員と会話することも可能。

受け取りだけでなく、集荷にも対応。ボックスに荷物を入れておき、集荷員に教える解錠用の暗唱番号の設定もアプリから行う。

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Ⓒ株式会社LIXIL

LIXIL
スマート宅配ポスト
実売価格例:20万8200円

Ⓒ株式会社LIXIL

インターホンや郵便受けも一体になった宅配ポスト。2リットルペットボトル12本が入る大きさで、スマホから解錠したり、会話したりできる。

ホームシステムを経由してスマホとの連係が可能

Ⓒ株式会社LIXIL

Wi-Fi接続された同社のホームシステムと連係すると、インターホンやスマホからの操作が可能になる。

留守中でも配達員と会話もでき、安心して受け取れる

Ⓒ株式会社LIXIL

カメラを使い、ボックス周辺の映像を見ることも可能。インターホン感覚で配達員と会話もできる。

※価格は記事作成時のものです。

◆解説/福多利夫(フリーライター)
◆イラスト/中山 昭(絵仕事 界屋)

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特選街web編集部

1979年に創刊された老舗商品情報誌「特選街」(マキノ出版)を起源とし、のちにウェブマガジン「特選街web」として生活に役立つ商品情報を発信。2023年6月よりブティック社が運営を引き継ぎ、同年7月に新編集部でリスタート。

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