「ドルビーシネマ」は、周囲の壁だけでなく、天井にも数多くのスピーカーを設置。リアルかつ鮮明で、爆発音がすると、思わず上を見上げてしまうほど。また、「SCREEN X」は、マルチスクリーンという新たなアイデアを盛り込んだ規格。正面だけでなく、左右の壁にも映写するのが売り。編集部が、東京・台場の「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」で体験してきた。

[別記事:今、映画館がおもしろい!→

4K解像度と迫真の立体音響。深い暗部の表現も実に魅力的

ドルビーシネマ」とは、ドルビービジョン&ドルビーアトモス採用の映画および映画館を表す名称だ(TOHOシネマズ新宿は、ドルビーシネマ非対応)。

4K・HDRの高画質映像と天井スピーカーを含めた迫真の立体音響が特徴で、特にHDRに関しては、「本当の〝黒"を再現できる」としている。

東京・有楽町の「丸の内ピカデリー3」でトレーラー(本編上映前に流れる短時間のデモ映像)を視聴した際、その言葉に偽りがないことが実感できた。

採用館がまだ全国で5館と少ないが、今後、増加することが予想されるので期待してほしい。

ドルビーシネマの主要スペック
●スクリーンサイズ/横15m×縦7.13m●音響/ドルビーアトモス●座席数/255●料金/通常の入場料+600円(3D作品の場合、3D料金400円が別途必要)〔以上、丸の内ピカデリー3の場合〕

驚くほどリアルなサウンド

画像: 周囲の壁だけでなく、天井にも数多くのスピーカーを設置。その サウンドはリアルかつ鮮明で、爆発音がすると、思わず上を見上げてしまう ほどだ。

周囲の壁だけでなく、天井にも数多くのスピーカーを設置。そのサウンドはリアルかつ鮮明で、爆発音がすると、思わず上を見上げてしまうほどだ。

輝度、色彩、暗部表現に優れる

画像: 驚異的な輝度とビビットな色彩に加え、深い暗部の表現も可能な ドルビービジョン用プロジェクター 。

驚異的な輝度とビビットな色彩に加え、深い暗部の表現も可能なドルビービジョン用プロジェクター

左右の壁にも映写することでよりワイドな視界を実現した新方式

SCREEN X」は、マルチスクリーンという新たなアイデアを盛り込んだ規格。正面だけでなく、左右の壁にも映写するというのが売りだ(TOHOシネマズ新宿は、SCREEN X非対応)。

場面の内容に合わせ、ここぞというときに映像が両方の壁に広がるため、その没入感たるや、半端ではない。

東京・台場の「ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場」で体験したが、左右の壁への映写が本編の一部だけであっても、十分に満喫できた。

SCREEN Xを導入した映画館はまだ全国で7館と少ないが、もっと普及してほしいものだ。

SCREEN Xの主要スペック
●スクリーンサイズ/非公表●音響/非公表●座席数/177●料金/通常の入場料+700円〔以上、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場の場合〕

視界は270度に達する

画像: 左右の壁面に映写する場面では、その視界が270度に達するため、 普通の映画とは臨場感や没入感がまったく異なる 。

左右の壁面に映写する場面では、その視界が270度に達するため、普通の映画とは臨場感や没入感がまったく異なる

左右それぞれ、逆側の壁から映写

画像: スクリーンXのイメージ写真 左右の壁には、それぞれ逆側の壁面に設置されたプロジェクターから映写を行う。なお、SCREEN Xは、現状、3D作品には対応していない。

スクリーンXのイメージ写真
左右の壁には、それぞれ逆側の壁面に設置されたプロジェクターから映写を行う。なお、SCREEN Xは、現状、3D作品には対応していない。

●取材協力/TOHOシネマズ株式会社
●撮影/河野公俊

※この記事は『特選街』2020年3月号に掲載されたものです。

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