実は、オフィスのサポート期間は、発売から7~10年ほど。いつまでも利用できるわけではないので注意しよう。サポート内容はOS同様、「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類がある。「2007」以前はすでにサポート切れ、「2010」は延長サポート終了が2020年10月13日だ。
Windows7/8.1の疑問と悩み
古いオフィスソフトは使い続けても大丈夫?
意外に知られていないが、ビジネスの必須ツール、マイクロソフトの「Office」シリーズにもサポート期限がある。
サポート内容はOS同様、「メインストリームサポート」と「延長サポート」の2種類で、各バージョンのサポート期限は左記のとおり。「2007」以前はすでにサポート切れ、「2010」は延長サポート終了が2020年10月13日と、迫っている。
■「Office」にもサポート期間がある
バージョン | 発売年月 | 延長サポート 終了日 |
---|---|---|
Office 2007 | 2007年1月 | 2017年10月10日 |
Office 2010 | 2010年6月 | 2020年10月13日 |
Office 2013 | 2013年2月 | 2023年4月11日 |
サポートが切れてもアプリが動作しなくなるわけではないが、セキュリティが大幅に低下してしまうため、当然、マルウエアの被害に遭いやすくなる。早めに「2019」に移行するか、常に最新バージョンのOfficeを利用できるサブスクリプション型の「365」を契約したほうがいいだろう。
■サブスクリプション版がおすすめ
解説/篠原義夫(ガジェットライター)