3密(密閉、密集、密接)を避けるために、スーパーの利用頻度を少なくしたいと考える人が増えた。そこで、ドライブスルー八百屋など、全国各地で新しい買い物の仕方が注目を集めている。プレコフーズは、4月よりドライブスルーも可能な卸直売所を開設。実際に、筆者が利用した体験と、食材の活用方法を紹介。また担当者に今後のサービス拡充について聞いた。

3蜜を避ける買い物ができる「卸売直売所」

新しい買い物の仕方が注目

新型コロナウイルスの感染リスクを減らす対策として3密(密閉、密集、密接)を避けることが推奨されている。この3蜜を避けるために、スーパーの利用頻度を少なくしたいと考える人が増え、ドライブスルー八百屋など、全国各地で新しい買い物の仕方が注目を集めている。今回筆者がレポートするのは4月よりドライブスルーも可能な卸直売所を開設した「プレコフーズ」だ。

株式会社プレコフーズとは

首都圏の飲食店・病院・福祉施設など約24,000軒に毎日新鮮な肉・魚・野菜などを届ける食品卸。飲食店向けの食肉卸として売り上げは、日本一。人気テレビ番組「カンブリア宮殿」でも紹介され、大反響を得た日本を代表する企業の一つだ。

都内6か所に卸直売所を新規オープン

緊急事態宣言を受け、多くの飲食店が休業や時短営業となり、消費されるはずの食材の行き場がなくなっている。フードロスを削減するため、また外出自粛要請によりウチゴハンが増えた家庭を支援するために、プレコフーズが新事業を立ち上げた。 

4月下旬より東京・世田谷区で一般消費者向けに、飲食店向け食材を詰め合わせた「卸直売セット」4種とお米の販売をスタート。GW明けの5月8日からは、都内6か所に拠点を拡大。多い日は、1拠点で100件以上の購入があるといい、早速、大きな反響を得ている。

画像: プレコフーズの卸直売所の拠点 www.precofoods.co.jp

プレコフーズの卸直売所の拠点

www.precofoods.co.jp

プレコフーズの「卸直売セット」とは

購入方法

特設ページのWEBサイトまたは、電話にて受付ができる。

予約は、購入希望日の2日前まで(水曜・日曜・祝日除く)に行っておく。

※現時点では予約なしの当日利用は受け付けていないが、キャンセルが発生した場合は、公式Twitter等で、「当日分、限定●セット」等と情報発信することもある。

販売日・販売時間 (6月~)

販売は毎週火曜日・土曜日(祝日除く)、下記の時間で実施されている。
(1)11:00~12:00
(2)12:00~13:00
(3)13:00~14:00
(4)14:00~15:00
予約時に、第二希望まで記入。特に連絡がない場合は、第一希望の時間帯に直売所へ行く。

支払い方法

商品と引き換えで、現金のみ

「卸直売セット」内容 (6月~)

野菜は大田市場から、海産物は豊洲市場から直送。10種類のセットが用意され、いずれも卸値特価で提供されている。

  • Aセット 肉+野菜 5000円(税込み)
  • Bセット 肉+野菜 5000円(税込み)
  • Cセット 魚+野菜 5000円(税込み)
  • Dセット プルコギ・ウインナー・生ハムセット 2000円(税込み)
  • Eセット 家族満腹大入りセット 3000円(税込み)
  • Fセット おうちで焼鳥セット(15本) 1000円(税込み)
  • Gセット 大人気ラム串セット 1000円(税込み)
  • Hセット おうちで肉バルセット 2000円(税込み)
  • Iセット 魚つまみセット+アジフライ 2000円(税込み)
  • Jセット 海産物大漁セット 3000円(税込み)
画像: 5月のAセット。これで5000円(税込み)はお買い得。

5月のAセット。これで5000円(税込み)はお買い得。

魚沼産が卸値価格

魚沼産こしひかり5kg 2000円(税込み)

今まで、5kgの米を消費するのに2週間かかった我が家では、外出自粛要請以降、5kgを1週間で食べきってしまうようになった。食費が増える中で、魚沼産こしひかり5kgが2000円(税込み)は、格安!甘味もしっかり、美味しいお米だ。

画像: 魚沼産が卸値価格

実際にドライブスルー購入を体験

買い物所要時間は1分以内!

平日は子供2人と行動を共にするため、スーパーの利用は最低限に留めたいと考える筆者。ドライブスルー方式で購入できると聞き、子供2人を車に乗せて直売所へ向かった。直売所へ近づくと、車通りからも目立つ「卸直売所」と書かれた旗が立っていた。スタッフの誘導に従い停車すると、他にお客さんがいなかったため、すぐに対応いただいた。

運転席の窓を開けて名前を告げると、スタッフが予約名簿で確認。窓越しに、代金の5000円を手渡す。予約していたAセットは、すでに袋詰めされており3袋(袋の大きさは、スーパーでもらう一番大きなサイズのビニール袋ほど)を車の荷台に積みこんでもらった。停車してから1分もかからず、購入完了。初めて利用するドライブスルーだったが、何も問題なくスムーズに商品を受け取ることができた。

画像: あらかじめ用意されていた3袋は、肉&卵、根菜類など硬い野菜、トマトと葉物など潰れやすい野菜に分けられていた

あらかじめ用意されていた3袋は、肉&卵、根菜類など硬い野菜、トマトと葉物など潰れやすい野菜に分けられていた

緊急事態宣言以降は、やむを得ず子供と一緒にスーパーへ行くと、感染の不安はもちろん、周囲の目も気になったが、ドライブスルーなら一緒に買い物に行くことができるので、非常に便利だ。

自転車は前かごだけでは乗り切らない!

Aセット、Bセット共に、重さは約10kgになる。

周りを見渡したところ、徒歩のお客さんは、2人組。自転車のお客さんは、前かご後ろかごの両方に積んでいた。かなり容量があるので、取りに行く際はご注意を!

画像: 5月のBセット。卵1パック(10個)も入っている

5月のBセット。卵1パック(10個)も入っている

お肉は小分けして冷凍保存がおススメ

Aセット(5月購入)の場合、鶏もも肉(約700g)・豚バラ肉(約500g)・合いびき肉(約500g)・鶏手羽もと(約1kg)と、肉の総重量はなんと約2.7kg!賞味期限はどれも1~3日以内だったために、当然食べきることができない。家庭でよく使う分量に小分けして冷凍保存をすれば、1週間分の肉を1度に購入できたことになる。筆者宅では、各お肉を半量ずつラップに分けて、冷凍した。冷凍庫と野菜室のスペースを確保してから購入することを強く勧める。

画像: (左)豚ロースは、8枚と10枚に分けて冷凍 (右)牛肩ロースは、220gと280gに分けて冷凍

(左)豚ロースは、8枚と10枚に分けて冷凍
(右)牛肩ロースは、220gと280gに分けて冷凍

我が家の「卸直売セット」活用例

スーパーで買い物するときは、献立をイメージして必要なものを買う人が多いのではないだろうか。今回のようなセット販売を利用する場合は、冷蔵庫にある材料を見て献立を考えるという、逆の発想が必要。そこで、筆者がどんな料理を作ったか、一部紹介したい。

Aセットを活用

合挽き肉→チリコンカン、タコライス
豚バラ肉→回鍋肉
鳥手羽元→カレーライス、手羽元と大根の黒酢煮
鶏もも正肉→水炊き

画像: Aセットの合いびき肉、トマト、レタス、玉ねぎを使って調理したタコライス

Aセットの合いびき肉、トマト、レタス、玉ねぎを使って調理したタコライス

Bセットを活用

短角牛肩ロース・スライス→ハヤシライス
鶏むね正肉→オーブン焼き(しっとり感を出すために、チーズのせ!)
豚ロース・スライス→カブと豚肉のオイスター炒め、生姜焼き
豚ひき肉→餃子(500g全て使用し、なんと105個!)

画像: Bセットの豚ロース・スライスを使って調理したカブと豚肉のオイスター炒め

Bセットの豚ロース・スライスを使って調理したカブと豚肉のオイスター炒め

まとめ

10種類(6月販売)のセットは、定期的に内容を見直す予定。また商品数・販売エリアの拡充も予定している(話:プレコフーズ担当者)。今までは、飲食店向けの卸業者ということで会社の前を通っても気にとめることがなかった。しかし、ドライブスルー卸直売所開設により、急に一般消費者である筆者も身近に感じるようになった。全国的に盛り上がりを見せているドライブスルー方式の販売所。ネットで検索すると、あなたの街にも見つかるかもしれない。主婦にとっては、買い物の選択肢が増えるのは大歓迎。今後の卸直売所に期待したい。

◆小嶋彩葉(編集ライター)
医療系広告代理店の勤務を経て、編集兼ライターとして独立。現在は、子育て・旅行・映画関連記事などを中心に執筆活動を行う。また、2児の母として、育児に奮闘中。

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