九州地方や東海地方の一部を襲った7月の豪雨。被災地では復興のための寄付を募っています。そんな中、ふるさと納税サイト「ふるさとチョイス」が、ふるさと納税を使って寄付を行える支援窓口を開設しまし、総額2億円もの寄付金が集まっています。代理寄付自治体などを活用し、被災地に負担をかけない仕組みも。あなたの気持ちを「寄付」という形で被災地に届けてみませんか?
ふるさと納税で豪雨災害への寄付を
ふるさと納税で寄付をする人急増
住民税も通知されて、「そろそろ今年もふるさと納税をしようかな」と考えている人が増える頃ではないでしょうか。ふるさと納税総合サイト「ふるさとチョイス」では、ふるさと納税で被災自治体の災害支援に寄付できる仕組み「ふるさとチョイス災害支援」を開設。令和2年7月豪雨への寄付金は計3億円を突破しています。(7月14日現在)
お得な返礼品のある自治体への納税はもちろんですが、被災地の復興のための寄付をするという使い道もぜひご一考ください。小さな額でも、一人一人が少しずつ寄付をすれば大きな力になります。
寄付のしかた
ふるさとチョイスでは、7月4日に7月豪雨の被災地を支援する「災害時緊急寄付申込みフォーム」を開設。こちらから支援したい自治体を選んで寄付をすることができます。
7月11日現在、熊本、鹿児島、宮崎、長崎、福岡、大分、佐賀、岐阜の被災した45県市町村への寄付を受け付けています。寄付金は全額、被災地の復旧・復興に使われます。
注目したいのは、被災地の事務負担を軽減するため、被災地以外の自治体が寄付を募る「代理寄付」制度。代理寄付に参加しているのは、神奈川県鎌倉市、兵庫県朝来市、愛媛県、山梨県富士吉田市、茨城県境町、山形県南陽市、鳥取県、広島県、大阪府泉大津市、同和泉市、埼玉県吉川市、宮崎県諸塚村の計12の自治体です。
また、寄付できる金額は1円から可能です。(クレジットカードの場合は2000円から)他のふるさと納税と抱き合わせて、残った金額を寄付するのもいいかもしれませんね。
こちらの記事では、どの自治体がどの被災地の代理寄付をしているかもご紹介していますので、下記を参考にしてください。
※ 寄付金は災害支援金のため自治体からのお礼の品はありません。
代理寄付を行っている自治体一覧
神奈川県鎌倉市
人吉市、芦北町、錦町、多良木町、湯前町、水上村、相良村、津奈木町、あさぎり町、球磨村、山江村、五木村
兵庫県朝来市
人吉市、芦北町、球磨村
山梨県富士吉田市
八代市
茨城県境町
熊本県、大村市、大牟田市
愛媛県
熊本県
山形県南陽市
人吉市
鳥取県
熊本県
広島県
熊本県
大阪府泉大津市
人吉市
同和泉市
人吉市
埼玉県吉川市
人吉市
宮崎県諸塚村
小国町
まとめ
節税対策として、いまや様々な人が活用している「ふるさと納税」ですが、使い道を選ぶのはついつい迷ってしまいますよね。せっかくの機会なので、たまには豪華な返礼品はそこそこにして、被災地復興のために役立ててみるのはいかがでしょうか?あなたの気持ちを被災地に届ける手段の一つとして活用してみてくださいね!