「4Kテレビは、今後、コンパクトなサイズも発売されるのでしょうか?」という質問が読者から届いた。AV評論家に聞いたところ、シャープが唯一、40V型(4T-C40CL1、4T-C40BH1など)を製品化しているそうだ。一方、パソコン用モニターなら、31.5V型の液晶や21.6型の有機ELの製品もある。

今後、コンパクトな4Kテレビは出る?

読者からの質問

テレビが古くなってきたので買い替えを考えていますが、4Kテレビは、今後、コンパクトなサイズも発売されるのでしょうか?(T.Yさん 大阪府 69歳)

編集部:
この質問は、AV評論家の藤原陽祐さんに聞きましょう。

専門家の回答

専門家:

「テレビ選びでは設置スペースと視聴距離を考慮しつつ、できるだけ大きな画面を選ぶというのがセオリーですが、『もっと小さな4Kの高画質テレビが欲しい』という声も少なくないようです。

同じ解像度で、画面サイズが小さくなるということは、それだけ緻密な映像が楽しめるということ。4Kの画素が凝縮されますから、解像度の高さだけでなく、階調性、色再現、輪郭の描写でも有利になります。また、画面全体が無理なく視野に収まるため、全体の動きの確認が大切なゲーム用としても好都合ですね。

ただ、家庭用テレビの場合、どうしても一定の販売量が求められるため、売れ筋となる40V型以上の大画面が主流となり、それよりも小さい中・小画面テレビは、製品の数が少なくなっています。実際、各テレビメーカーの最新液晶4Kテレビのラインアップを見ても、シャープが唯一、40V型の「4T-C40CL1」「4T-C40BH1」などを製品化していますが、他メーカーは43V型が4Kの最小サイズになります」

編集部:
32V型などのサイズの4Kテレビは、ないんですね。。

専門家:

「今のところは、そうです。ただ、30V型前後の4Kディスプレイが完全に入手不可能かといえば、そうともいえません。パソコンモニターや、ゲームユースを想定した4Kモニターという手があります。チューナーは内蔵していませんが、HDMI端子を備えているため、4Kチューナー内蔵のBDレコーダーと組み合わせれば、通常の4Kテレビと同じように楽しめますし、HDR表示に対応したモデルもあります。価格はさまざまですが、31.5V型の液晶4Kモニターで5万円前後の製品も登場しています。

一方、有機ELの4Kテレビについては、48V型がLG、東芝などで製品化され、注目を集めています。ただ、これも現段階ではパネル供給量が限られていることもあり、市場の反応を見定めている状況です。

供給元のLGディスプレイ社にも尋ねてみましたが、さらに小型化する計画は、今のところはないという返答でした。

小型の有機ELとしては、EIZOの21.6インチの有機ELモニター、FORIS NOVAが唯一無二の存在になります。

500台限定で価格は38万5000円(同社の直販サイト、EIZOダイレクトのみで販売中)と、かなり高価ですが、RGB印刷方式の有機ELパネル(JOLED製)を搭載した注目のモデルで、サブピクセル自体がフルカラーで発光し、画像を再現します」

編集部:
4Kテレビでは、40V型より小さいものは今のところ販売されていないけれども、パソコン用モニターなら31.5V型の液晶や21.6型の有機ELの製品があるということですね。ありがとうございました!

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