ここでは、高コスパの4G端末に注目。アップル「iPhone SE」(第2世代)は、4.7型画面で上位機のiPhone 11シリーズと同じ最新チップを搭載。Google「Pixel 4a」も上位モデルPixel 4に近い機能を備えつつ、価格は半額程度。ソニー「Xperia 10II」とサムスン「Galaxy A41」も併せて解説する。
注目の4GモデルiPhone SE、Pixel 4aなど、高コスパ機がねらい目
5G対応スマホが続々と登場しているが、ハイエンド機が中心で割高感のある機種が多い。
コストを重視するなら、割安感がある4G端末を選ぶのが賢明だ。
しかも、今季は基本性能が充実し、長く使えそうなモデルが出そろった。
まず、ソニーのXperia 10IIとサムスンのGalaxy A41。いずれも、5G対応の上位モデルに比べるとスペックは劣るが、ふだん使いに十分な性能を備えつつ、端末価格は大幅に安い。
ソニーXperia 10 II
実売価格例:4万1976円
ドコモ au Yモバイル
ディスプレイ | 6.0型有機EL 1080×2520 |
メインカメラ | 800万/1200万/800万 |
●本体サイズ/幅69mm×高さ157mm×厚さ8.2mm ●本体重量/151g |
21:9の縦長ディスプレイで2画面操作もバッチリ!
6.0型で縦横比21対9の有機ELディスプレイを搭載。幅69ミリと持ちやすい。画面を分割するマルチウインドウが使いやすく、超広角+標準+望遠のトリプルカメラも魅力。おサイフケータイ、防水にも対応。
サムスンGalaxy A41
実売価格例:3万7224円
ドコモ au UQモバイル
ディスプレイ | 6.1型有機EL 1080×2400 |
メインカメラ | 4800万/800万 ※深度測定(ToF)カメラも搭載 |
●本体サイズ/幅70mm×高さ153mm×厚さ8.1mm ●本体重量/160g |
鮮やかな6.1型有機ELと高画質トリプルカメラを搭載
背面に広角4800万画素、超広角の800万画素を含むトリプルカメラ、前面に2500万画素のカメラを搭載。6.1型の大画面有機ELながら横幅は70ミリで、持ちやすい。おサイフケータイや防水にも対応。指紋認証は画面内タイプ。
アップルiPhone SE
実売価格例:4万4800円(64GB)
ドコモ au ソフトバンク SIMフリー Yモバイル UQモバイル
ディスプレイ | 4.7型有機EL 750×1334 |
メインカメラ | 1200万 |
●本体サイズ/幅67.3mm×高さ138.4mm×厚さ7.3mm ●本体重量/148g |
コンパクトボディに上位機と同等の高性能を凝縮
アップルが2020年5月に発売したiPhone SE(第2世代)も要注目。4.7型画面にホームボタンを備えたデザインは、iPhone 8などと共通しているが、上位機のiPhone 11シリーズと同じ最新チップを搭載している。
GooglePixel 4a
実売価格例:4万2900円
ソフトバンク SIMフリー
ディスプレイ | 5.8型有機EL 1080×2340 |
メインカメラ | 1220万 |
●本体サイズ/幅69.4mm×高さ144mm×厚さ8.2mm ●本体重量/143g |
Googleの先進サービスが利用可能な廉価モデル
GoogleのPixel 4aも、上位モデルPixel 4に近い機能を備えつつ、価格は半額程度に抑えられている。
Googleの先進サービスが使えるPixel 4の廉価版としてリリース。画面は5.8型の有機ELを搭載。メインカメラは1220万画素1基だけだが、ボケ効果や夜景撮影も楽しめる。幅69.4ミリ、重量143グラムという小型・軽量も魅力だ。
※価格は記事作成時のものです。
◆解説/村元正剛(ITライター)