スマホを使っていると、誰しも「どーして?」「困った!」と思うことがしばしばあります。ここでは、写真や動画を撮るときの疑問について専門家がやさしく解説します!【スマホのカメラ・写真】編。

※本特集では、iPhoneはiOS13.7、Android端末はAndroid10にて検証しています。また、本記事【スマホのカメラ・写真編】のAndroid画面は、Google・Pixel 4の例を掲載しています。

スマホで写真や動画を撮るときの悩みや、撮った写真の楽しみ方、バックアップ法などをアドバイス。

どーして? 困った!
静かな場所でのシャッター音が気になる。小さくできない?

レストランや教会など、静かな場所で撮影したいときに、盛大なシャッター音を鳴り響かせるのはマナー違反。日本は自主規制でシャッター音をオフにできないため、なるべく静かになる方法を使いたい。

シャッター音を小さくすることは可能

iPhoneの場合、Live Photosを使う方法がおすすめ。シャッターを押す前後の映像を動画として残せる機能だが、副次的な効果としてシャッター音が小さくなる。

iPhone
画面右上の「」マークをタップし、Live Photosオンにすると、シャッター音が小さくなる。

画像1: ● シャッター音を小さくすることは可能

Androidの場合、Pixel 4シリーズなら動画を撮りながら撮影すると無音になる。仕上がりが変わってしまう可能性はあるが、「Microsoft Pix」など、無音化アプリを使う手もある。

Android
動画を撮影しながら、静止画の撮影が可能。この場合、シャッター音は動画撮影を始めるときにしか鳴らない。

画像2: ● シャッター音を小さくすることは可能

どーして? 困った!
写真の露出が暗くなるときはどうすればいい?

iPhone、Androidともに、ほとんどの機種は、ピントを合わせてシャッターを押すだけで、自動的に最適な写真が撮れるような仕組みになっている。

ただし、明暗差が大きい場合などに、明るい部分を適正な露出にしようとして、全体的に暗くなりすぎてしまうケースがある。光量が足りないときにも、暗めの写真に仕上がる。

画面上のスライダーで明るさを調整

露出を上げたいときには、ピントを合わせたあと、iPhoneは上方向に画面をスワイプ。

iPhone
ピントを合わせたあと、上方向に画面をフリックすると、明るさを調整することができる。

画像1: ● 画面上のスライダーで明るさを調整

Androidは、Pixel 4のようにバーが表示される端末もある。撮ったあと、編集機能で明るさを調整することも可能。失敗したと思ったら、試してみよう。

Android
Pixel 4シリーズは、画面横に二つのバーが現れる。暗い場所と明るい場所、それぞれの明るさを調整できる。

画像2: ● 画面上のスライダーで明るさを調整

どーして? 困った!
静止画で撮ったがなぜか動画になってしまった

端末によっては、静止画と同時に動画を保存する機能を搭載している。iPhoneLive Photosがその一例。保存された写真を長押しすると、シャッターを切る前後の映像が動画として再生される。音声も残ってしまうため、動画を残しておきたくないときには、オフにしておくといい。

静止画と同時に動画を残すモードに注意

iPhone
Live Photosで撮った写真は、長押しすると短い動画が再生される。音声も録音されている。

画像1: ● 静止画と同時に動画を残すモードに注意

iPhone
不要な動画をカットしたいときは編集を活用。「LIVE」をオフにすると、静止画で保存できる。

画像2: ● 静止画と同時に動画を残すモードに注意

Androidにも似た機能を備えた機種があるため、注意が必要だ。

どーして? 困った!
撮った動画の無駄な部分をカットしたい

長すぎる動画は、後で見返すのがめんどうになるだけでなく、サイズが大きくなるため、友だちなどに送付する際にも時間がかかる。このようなときは、無駄な部分をカットすればいい。

動画編集と聞くと、専門知識が必要な難しい操作と思うかもしれないが、前後の無駄をカットするのは簡単。iPhone、Androidとも、バーを動かすだけでトリミングできる。

バーを動かして残したい部分を選ぶ

iPhone
動画を開いて、右上の「編集」をタップ。バーを動かして、残したい部分を囲むだけだ。

画像1: ● バーを動かして残したい部分を選ぶ

Android
画面下の編集ボタンをタップし、バーを動かす。残したい部分を囲むように調整していこう。

画像2: ● バーを動かして残したい部分を選ぶ

どーして? 困った!
写真を間違って消してしまったが、回復できる?

削除された写真が即、消えてしまうわけではない。パソコンと同様、データはゴミ箱に移り、一定期間が経過すると本当に消える仕組みを採用している端末が多い。

削除してすぐなら復元できる可能性が高い

iPhoneは、「写真」アプリの「アルバム」の「最近削除した項目」に、削除済み写真が表示される。

iPhone
「写真」の「アルバム」で「最近削除した項目」を開く。戻す写真を選んで「復元」をタップ

画像1: ● 削除してすぐなら復元できる可能性が高い

AndroidはGoogleフォトの場合、「ライブラリ」の「ゴミ箱」から復元できる。

Android
Googleフォトの場合、「ライブラリ」の「ゴミ箱」から写真を復元することが可能だ

画像2: ● 削除してすぐなら復元できる可能性が高い

どーして? 困った!
あのときの写真はどこに行った?探し方を教えて

キーワードを入力するとAIが探してくれる

長く使っていると、写真の数は膨大になりがち。1枚1枚探していくのは、骨が折れる。そこで活用したいのが検索。

iPhoneの場合、写真の内容を端末がAIで分析してくれるため、キーワードを入れるとそれに沿った内容の写真が見つかる。

iPhone
「写真」アプリを開き、「検索」タブをタップ。キーワードに、写真の内容や撮影場所を入力

画像1: ● キーワードを入力するとAIが探してくれる

iPhone
気に入った写真は「お気に入り」のボタンをタップしておくと、後から写真を探しやすくなる。

画像2: ● キーワードを入力するとAIが探してくれる

Androidも、「Googleフォト」に同様の機能がある。よく見る写真には「お気に入り」をつけておくのも手だ。

どーして? 困った!
ウェブサイトで見つけた写真や動画を保存したい

ネット閲覧中に見つけた写真を、後から見返したい。そんなときは、画像を端末内に保存しておけばいい。同じサイトをもう一度見返すのと違い、保存した画像を表示するだけならスピーディに表示できるし、データ通信量も消費しない。

iPhoneは、保存したい画像を長押しして、「写真に追加」をタップするだけ。Androidも手順はほぼ同じ。

画像を長押しするとダウンロードできる

iPhone
保存したい画像長押しすると、メニューが表示される。ここでは「”写真”に追加」をタップ。

画像1: ● 画像を長押しするとダウンロードできる

Android
画像を長押ししたあと表示されるメニューの中から、「画像をダウンロード」を選択。

画像2: ● 画像を長押しするとダウンロードできる

どーして? 困った!
スマホの中の写真や動画をバックアップしておきたい

紛失や故障で、見られなくなるおそれがあるため、大切な写真や動画はバックアップしておきたい。簡単なのは、「Googleフォト」を使う方法。無料版は写真が1600万画素相当、動画は1080pにリサイズされるが、閲覧には十分で、保存できる数は無制限。自動でバックアップしてくれるので、手間もかからない。ケーブルでパソコンなどに移してもいい。

「Googleフォト」を使うのがおすすめ

Android
「Googleフォト」を使えば、バックアップが簡単。サイズに制限はあるが、保存枚数は無制限だ。

画像1: ● 「Googleフォト」を使うのがおすすめ

Android
Wi-Fi接続時のみバックアップするような設定もあり、データ通信量を抑えることが可能だ。

画像2: ● 「Googleフォト」を使うのがおすすめ

どーして? 困った!
動画や写真で容量がいっぱいになってしまった

スマホの容量には限りがあり、動画や写真を撮りためていると、いつかは足りなくなってしまう。不要なものは、定期的に削除しておきたい。

Androidの場合、microSDカード対応の機種も多いため、保存先をそちらにするという解決策がある。「Googleフォト」を使っていれば、アップロード済みの写真を端末からまとめて削除することも可能だ。

バックアップをしたうえで本体から削除しよう

iPhone
写真や動画を削除し、「最近削除した項目」で「すべて削除」を押すと容量が解放される。

画像1: ● バックアップをしたうえで本体から削除しよう

Android
「Googleフォト」にアップロード済みの写真や動画は、画面右上のメニューからまとめて本体から消去することが可能。

画像2: ● バックアップをしたうえで本体から削除しよう

どーして? 困った!
撮った写真や動画を人に送る方法がわからない

写真を送る相手がそばにいる場合、iPhoneなら「AirDrop(エアドロップ)」を、Androidなら「ニアバイシェア」を使うのが簡単で、転送速度も速い。

「AirDrop」や「ニアバイシェア」が簡単

iPhone
iOS端末やMacにデータを送るのに便利な「AirDrop」。手順が簡単で、転送速度も速い。

画像1: ● 「AirDrop」や「ニアバイシェア」が簡単

Android
PixelやGalaxyなどの一部機種では、Android版AirDropの「ニアバイシェア」が利用できる。

画像2: ● 「AirDrop」や「ニアバイシェア」が簡単

ただし、Androidは一部機種限定。非対応機種に送信するときは、ブルートゥースWi-Fiダイレクトを活用したい。

iPhoneとAndroidでやり取りする場合は、メールLINEを使おう。

どーして? 困った!
撮った写真をスマホの壁紙にしたい

お気に入りの1枚は、壁紙に設定しておきたい。スマホを使うたびに、その写真を見ることができるからだ。

iPhone、Androidとも、ホーム画面の背景とロック画面にそれぞれ1枚ずつ(もしくは両方に同じもの)を設定できる。iPhoneは「設定」の「壁紙」で、Androidは「設定」の「ディスプレイ」の「スタイルと壁紙」で写真を選択可能だ。

設定のメニューから写真を設定できる

iPhone
「設定」の「壁紙」で「壁紙を選択」をタップ。写真を選び、どちらに設定するかを選択できる。

画像1: ● 設定のメニューから写真を設定できる

Android
「設定」の「ディスプレイ」にある「スタイルと壁紙」で「壁紙」を選択して、写真を選ぼう。

画像2: ● 設定のメニューから写真を設定できる

※本特集では、iPhoneはiOS13.7、Android端末はAndroid10にて検証しています。また、本記事【スマホのカメラ・写真編】のAndroid画面は、Google・Pixel 4の例を掲載しています。

●解説/石野純也(ジャーナリスト)

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