格安SIMとして有名なワイモバイルですが、2020年7月1日にプラン内容が変更されたことをご存知でしょうか。従来よりも「速い」「お得」を感じられるアップグレードになっています。また10月14日にはさらなるプランの上方修正が予定されています。「大手キャリアの料金プランが高い」「もっとお得にスマホを使いたい」と悩まれている方に、ワイモバイルの魅力を知っていただければ幸いです。
ワイモバイル新プランのポイントは?
2020年7月1日より変更されたワイモバイルのプランは、「スマホベーシックプランM」と「スマホベーシックプランR」の2種類です。具体的な変更点は下記の画像をご覧ください。
高速データ通信容量とはG(ギガ)数のことで、「スマホベーシックプランM」では1GB増量されたことがわかります。1GBと聞くとピント来ないかもしれませんが、WEBサイトなら約3000ページ以上閲覧できますし、LINEなら50時間以上も通話可能です。
また高速データ通信容量超過(=速度制限時)の通信速度に関しても、「スマホベーシックプランM」「スマホベーシックプランR」の両方で大幅に上方修正。1Mbpsもあれば中画質程度の動画を視聴できるので、普段からYouTubeなどを利用する方におすすめします。
ギガが増えて料金据え置き
ワイモバイルの新プランで注目してほしいのが料金面です。通信容量や速度制限時の通信速度が向上したにも関わらず、料金自体は据え置きになっています。
「スマホベーシックプランM」の基本使用料は月額3680円、「スマホベーシックプランR」なら月額4680円です。各種割引が適用されると、約1000円引きされた状態まで月額利用料金を抑えることもできます。
デメリットなしでお得になったワイモバイルは、「スマホ代が高すぎる」「でも格安SIMは通信速度が心配」と悩まれている方におすすめです。
スマホベーシックプランSも上方修正
7月1日時点では「スマホベーシックプランM」「スマホベーシックプランR」のみの変更でしたが、10月14日からは「スマホベーシックプランS」も上方修正されます。
速度制限時の通信速度が128Kbpsから300Kbpsへと引き上げられ、月額料金等はそのままです。300Kbpsはテキスト中心のWEBサイトなら閲覧できる通信速度になります。
普段から動画をあまり視聴しない、オンラインゲームにも興味がない方の場合、ワイモバイルの「スマホベーシックプランS」だけ契約しておけば問題ない時代が到来しました。
※すでに「スマホベーシックプランS」を契約中のワイモバイルユーザーは、2021年3月末(予定)までに順次切り替えが行われます。
◆平本良太
クレジットカードやキャッシュレス決済の最新情報に明るいWebライター。ファッションやグルメを中心にトレンド記事も手がける。