この記事では、無印良品の人気商品を実際に購入して使用した感想をレポートしていきます。今回は、ウールの表情を生かした高級感のある「ウール混ダブルフェイスジャケット」をレビュー。ジャケットの選び方、同商品の基本情報、実際に着てみた個人的な感想や評価もまとめました。ぜひ参考にしてみてください。(無印良品調査隊22)
評価者のプロフィール
休日はアウトドアにいそしむ一方で、平日の暇な時間は最新グッズのチェックに夢中。大学卒業後は編集プロダクションで勤務し、30歳を機に独立した。主にモノ系・レビュー系の記事を得意としているが、食レポのし過ぎで太ってきた気がする。
ジャケットの選び方
大人のコーデに欠かせないジャケット
私は普段カジュアルで動きやすいファッションが好きなこともあり、紳士物のジャケットはたまに着る程度。コーディネートのバリエーションもなく、いつも同じような着こなしになってしまうのが悩みです。そこで今回は、フォーマルな場にふさわしいジャケットについて調べてみることに。季節に合わせた素材の選び方もチェックしていくので、コーデにお悩みの方は参考にしてみてくださいね。
季節で素材を変えて快適なコーデに
オーソドックスなテーラードジャケットの場合、素材はウールが基本。織り方によって性質が異なり、同じウールでもツイードやフランネル、サキソニーなどさまざまな生地に分けられます。どれも厚みがあって丈夫な仕上がりになるため、秋冬コーデにぴったり。見た目も上質なので、パーティーやデートといったここぞという場面に着ていくといいでしょう。
ウール素材では暑いと感じる時期は、麻や綿といった比較的軽い素材で作られたジャケットが最適。厚手のジャケットよりカジュアルな雰囲気になりやすい点に気をつけて、きっちり着たいときはYシャツの襟が抜けないようボタンは全て閉めてください。
カラーは落ち着いたトーンが多いのですが、似たような黒とグレーでも見た目の印象は大きく違うもの。黒はリクルートスーツのようなかしこまったイメージに、グレーはこなれ感のある大人びたコーデに仕上がります。ジャケットコーデに慣れてきたら、おしゃれ度がアップするストライプもおすすめ。幅が太いほどラフなイメージになるので、合わせたいアイテムや着たいシーンに合わせて選んでくださいね。
今回ピックアップしていく無印良品の「ウール混ダブルフェイスジャケット」は、ウールとポリエステルを使い分けたジャケット。適度なハリと厚みで、上品に着こなせるアイテムです。
「ウール混ダブルフェイスジャケット」を買ってみた
価格は?
2種類の生地を重ね合わせ、ウールとポリエステルのいいとこどりをした同商品。上質で品のいい見た目でありながら、2990円(税込)というお手頃価格がうれしいですね。見た目の質だけでなく、長く着られる丈夫さも兼ね備えています。
特徴は?
表面は柔らかくて手触りがよく、暖かみを感じる質感。一方内側はハリのある生地が使われ、毛玉が出にくく肌なじみのいい裏地です。どちらの生地も十分な伸縮性があり、ゆったりとした着心地。気軽に羽織れる軽さもポイントです。
身長170cm、体重67kgの男性が着用
Mサイズを着てみた
170cmの私にはMサイズがピッタリ
襟元は一般的なテーラードジャケットよりもコンパクトで、スッキリとした首元に。襟から続く3つのボタンをすべて閉めることで、きちんと感のある着こなしになります。さらに短めの丈も全体をスリムに見せてくれる効果があり、両サイドにはスマホがすっぽり入るポケットつき。見た目だけでなく、機能性もばっちりのジャケットでした。
全体的なシルエットは、無駄のないタイトな印象。シンプルな分、合わせるアイテムによってさまざまな表情に変化しますよ。
【無印良品調査隊㉒】購入レビューまとめ
秋冬コーデに合わせたい軽やかなジャケット
上品に着こなせる「ウール混ダブルフェイスジャケット」
購入した人からは、「普通のジャケットよりも軽やかだからカーディガン気分で羽織れる」「肌に触れてもチクチクしなくて着心地抜群」「肌寒いこれからの季節にぴったりだね」といった声が。「ウール混ダブルフェイスジャケット」で、上品な秋冬コーデを楽しんでみては?
◆文・撮影=植松英明(編集ライター)
※価格や情報は記事作成時のものです。
