新型コロナウイルスの流行によって、手洗いや手指消毒の習慣がすっかり定着しました。さらに、机やテーブル、スマホ、パソコンのキーボードなどに除菌スプレーを吹きかける光景も、いまや普通になってきました。そんななか、衛生面への意識が高い人たちを中心に、「水道水を電気分解して除菌液を作る」という家電が売れています。
ヨドバシカメラのカリスマ店員が「e-3X(イースリーエックス)」をおすすめする理由
原料が水道水なのでスプレーする場所を選ばない
ヨドバシカメラ マルチメディアAkiba 勝田泰幸さん
ヨドバシカメラのカリスマ店員。雑誌『特選街』で、連載「我ら!家電体験隊。」の解説委員を長年務める。プライベートでももちろん家電好きで、あらゆる商品を実際に自分で試し、その使い勝手を厳しく評価する。家電は「道具としてしっくりくるか」という点が最大のポイントだという。『アメトーーク!』(家電芸人)をはじめとするテレビや雑誌などの媒体で「家電コンシェルジュ」としても活躍中。
MTGe-3X(イースリーエックス)
この商品、今年の9月に発売されて以来、すごく売れてるんです。今、衛生面に気を遣ってお金をかける人が多いですよね。除菌スプレーや除菌シートを持ち歩くことも普通になってきました。でも、市販の除菌製品を買い続けると、意外とコストがかかりますよね。
ランニングコストがほとんどかからない
このe-3Xは、水道水を電気分解して除菌液を作る装置。細菌除去効果とウイルス抑制効果については、試験機関・食品工業技術センターにて試験済みです。
1台買っておけば、必要なのは水道水と電気だけ。交換カートリッジや添加剤も不要です。ランニングコストがほとんどかからないので、すぐに元が取れるんです。ボトルに水道水を入れて、電源をONにすれば、中の電極が水道水を分解し、複数の除菌物質を生成します。80ミリリットルの水なら、1分で分解完了。使いたいときに、すぐに作れるのもポイントです。
電気分解中は青いライトがついて、ウルトラファインバブルという細かい泡が出る。これも「キレイ」「映える」「見ていて飽きない」と人気です。
台座から外せば、すぐにスプレーボトルとして使うことができます。
市販の除菌スプレーには、アルコールや香料を含んでいるものもありますよね。そうすると、「アルコール禁忌」の物には使えない。例えば、テレビのモニターはアルコール禁忌の注意書きがあったりして、市販の除菌スプレーが使えない場合がある。その点、e-3Xは水道水だけなので、生活防水されている物なら何にでも使えるんです。スマホとか腕時計とかも大丈夫。
それから、テーブルや調理器具、冷蔵庫、食器棚など、食べ物に近い場所は、安全な物で除菌したいというニーズがあります。また、赤ちゃんのおもちゃとかベビーカー、チャイルドシートも、「口に入っても安全な物で除菌したい」という声が多い。できるだけ安全に除菌したいというお客様からも、このe-3Xは人気です。
スプレーから出る除菌液はものすごく細かいミスト状なので、広い範囲に薄く塗布される感じ。びっしょり濡れることはありません。布製品に噴霧しても、すぐに乾きます。
電源と水道水さえあれば、作りたての除菌液をすぐに使えるので、旅先に持っていく方も多いです。Go Toキャンペーンも始まって、徐々に出かける機会が増えてきてますけど、「万全の注意を払って楽しみたい」という人がe-3Xを買っていかれます。
ヨドバシでも、カウンターや電卓、パソコンのキーボードの除菌にe-3Xを使っています。また、お客様が手を触れる冷蔵庫や掃除機、洗濯機といった展示機なども、e-3Xをスプレーして拭いてるんですよ。
e-3X
▼重量:本体:約190g、ボトルベース:約70g
▼材質:ポリカーボネート、ポリプロピレン、ABS、ステンレス、ポリエチレン、シリコーンゴム
▼MTG独自のコアテクノロジー「EOCIS(イオシス)」による除菌のメカニズム
▼アルコールに弱いABS樹脂を使用した電化製品や玩具にも無害
▼交換カートリッジや添加剤もなく必要なのは「水道水」だけ
まとめ
withコロナの時代にフィットした商品
これからは、感染を予防しながら徐々に日常生活を取り戻す「withコロナ」の時代といわれます。除菌意識の高まりは、まだまだ続くでしょう。e-3Xは、そうした時代にフィットした、画期的な商品だと思います。これからの季節、カゼやインフルエンザの対策にも引き続き活用したいですね。