ネットの通信速度が向上?コマンドプロンプトでMTUの値を変更する方法

Windows

パソコンの「MTU」(一度に送信できる最大データ量と呼ばれる値)を調整すると、通信速度がアップする可能性がある。Windows10の初期状態では、「1500」に設定されている。適切な値は利用回線などによって異なるが、ここではネット速度が向上する「MTU」の調整方法を解説する。

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パソコンの設定を変更するだけで、ネット速度が向上することも!

パソコンの「MTU」と呼ばれる値を調整すると、通信速度がアップする可能性がある。MTUとは、一度に送信できる最大データ量のこと。Windows10の初期状態では、「1500」に設定されている。

MTUを超えるデータは、断片化してから再送信されるが、転送効率が悪くなり、結果として速度低下につながるのだ。通信速度を改善するには、このMTUを適切な値に調整すればいい。

最適なMTUの値を調べる

「SG TCP/IP Analyzer」
https://www.speedguide.net/analyzer.php

上記サイトにアクセスすると、「MTU=」の部分に最適なMTUの値が表示されるので、メモしておこう。

https://www.speedguide.net/analyzer.php

適切な値は利用回線などによって異なるが、ウェブサイトで簡単に調べられる。ここで調べた数値にMTUを変更すればOKだ。

MTUの変更には、コマンドプロンプトを管理者権限で使用する。最初のコマンドで接続中のネットワークアダプターの「Idx」番号を確認。その後のコマンドでMTUを書き替えればいい。

コマンドプロンプトでMTUを変更

コマンドプロンプトを「管理者として実行」から起動。「netsh interface ipv4 show interface」と入力し、Enterキーを押す。ネット接続中のアダプターのIdx番号(この例では「23」)をメモしよう。

続いて、「netsh interface ipv4 set interface (確認したIdx番号) mtu=(調べたMTU値)」の形式で入力し、Enterキーを押せばMTUが変更される。

■解説/宮下由多加(ITライター)

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