増え続ける子ども服は、必要な枚数を決めましょう。着ない服はタンスのこやしになるだけです。ゆとりある収納で子どもが選びやすくすることが大切です。【解説】カール友波(お片づけプレゼンター)
著者のプロフィール
カール友波(となみ)
大阪芸術大学デザイン学科インテリア専攻卒業。整理収納アドバイザー1級。整理収納アドバイザー2級認定講師。子育てが一段落した後、大手家事代行会社のお片づけ部門を立上げ、様々なお客様のニーズに応えながら整理収納サービスに邁進。独立後、埼玉県内、都内、首都圏を中心に整理収納アドバイザー2級認定講座、「親子で学ぶおかたづけ」などのセミナーを開催。「カールく明るくお片づけ」のキャッチフレーズで重苦しくなりがちなお片づけがその人なりのペースでできると評判を呼ぶ。日本ではじめて生涯教育としてのお片づけ=「かたいく」を提唱し、普及に努めている。
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本稿は『子どもがどんどん整理整頓したくなる!お片づけ帖』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。
子供服の収納のコツ
洗濯の頻度で必要な枚数を決め、着そうにないモノは思い切って処分しましょう
お古やプレゼントでもらったり、かわいいからとついつい買ってしまったり……。多すぎる子ども服の収納に困っているお家は多いですが、体は一つなので、着られる服の量はだいたい決まっているはず。
洗濯の頻度や子どもの個性、家族の暮らし方などで、どれくらいの服が必要か「快適な枚数」を考えましょう。普段着は週5日の平日に不自由しない枚数を最低限として、おしゃれを楽しみたい場合はその分を足しますが、収納に入る量までとします。
まだ着られる洋服
まだ着られる洋服でも、結局は着ていないのなら、持っていても仕方がありません。高価な服や親が気に入っている服は手放しにくいものですが、子ども服はフリーマーケット、ネットオークション、寄付などで、次の方に喜んで使ってもらえると気持ちを切り替えましょう。
もう着ない服
着ない服は、体型に合わない、親は気に入っていても子どもは気に入らない、着脱しにくい、ほかの服と合わせにくいなどそれなりの理由があるので、取っておいても結局は着ることはなく、タンスのこやしになるだけです。
小学生になったら、自分の服は自分で用意して着てもらいたいもの。そのためには、数を減らしてゆとりある収納で選びやすくすることが大切です。
なお、本稿は『子どもがどんどん整理整頓したくなる!お片づけ帖』(永岡書店)から一部を抜粋して掲載しています。下記の本は、知りたい情報の全文がコンパクトにまとまった一冊です。詳しくは以下のリンクをご参照ください。
※(11)「子どものモノの整理整頓(大量プリント)」はこちら