今回はクロームOSや、このOSに最適化されたChromebook(クロームブック)についてご紹介します。スマホやタブレットなどデジタル端末の選択肢は増えていますが、依然としてPCを使用する頻度が高いという方も多いでしょう。ネット社会となった現代ではビジネスでもプライベートでもPCは欠かせない存在となっています。そんなPC選びで大きなポイントとなるのがOSです。これまで、PCのOSはほぼWindowsとMacの二択でした。そんな中、第3のOSとして注目を集めているのがクロームOSです。

Chromebook(クロームブック)とは

近年注目を集めるようになったクロームブックですが、具体的にはどういったものなのかわからないという方も多いようです。また、興味はあるもののWindowsやMacとの違いがわからず、検討に入ることもできないという方もいらっしゃるでしょう。

そこで、まずはクロームブックとはどういったPCなのかをご紹介します。

クロームOS

クロームブックとは、その名の通りクロームOSに特化したPCにあたります。クロームOSとはGoogleが開発・リリースしているOSです。

画像: jp.ext.hp.com
jp.ext.hp.com

クロームというと、WindowsやMac、スマホなどでも使用できるウェブブラウザを思い浮かべる方が多いかもしれません。クロームOSとは、このウェブブラウザのクロームをベースとしていくつかの機能を追加したものとなっています。

このOSの最大の特徴は余計な機能を排除してとてもシンプルに仕上げられているという点です。クロームOSでGoogleの各種サービスを利用している方であればイメージしやすいかもしれませんが、ウェブブラウザ上であらゆる操作を完結できるようになっているのです。そのため、ネットへの接続は必須ですがPCのスペックにあまり左右されることなく、あらゆる作業を快適に行うことができます。

アメリカでは広く普及が進んでいる

クロームブックは日本ではまだそれほど普及しているとは言えません。しかし、アメリカではすでにかなり広く普及が進んでおり、学校でもっともよく購入されているPCと言われているほどです。

画像: クロームブックとは(写真はイメージ/pexels)

クロームブックとは(写真はイメージ/pexels)

学生に求められる文書やスプレッドシートの作成などを簡単に行えるのみでなく、さまざまなウェブサービスなども利用できるため、学生向けPCとしてとても有力な選択肢のひとつとなっているのです。そのため、今後日本での普及も進んでいく可能性があります。

クロームブックのメリット

クロームブックの最大のメリットは、比較的安価で購入できるという点です。前述の通り、クロームOSではほとんどの作業をウェブ上で行います。そのため、PC本体にかかる負荷は小さく、最低限のスペックでも快適に使用できるのです。

処理能力にしてもストレージにしても高いスペックが求められませんので、価格を抑えることができます。同時にサイズもコンパクトにできますので、PCを持ち運ぶ機会が多いという方にもぴったりです。

また、PC内で走るプログラムも最小限で多くのデータはクラウド上に保存されますので、アップデートやウイルス対策などもほとんど必要ないという点もメリットです。

クロームブックのデメリット

クロームブックのデメリットは、ネットに接続できない環境ではほとんど使用できないという点です。あらゆる作業をウェブ上で行えるという点はクロームブックのメリットですが、ネットに接続できない環境ではデメリットとなります。そのため、オフライン環境で作業を行うことが多いという方にはあまりおすすめできません。

画像: クロームブックにはデメリットも(写真はイメージ/pexels)

クロームブックにはデメリットも(写真はイメージ/pexels)

また、従来のPCで使用されていたデスクトップ用ソフトウエアの使用が難しいという点もデメリットです。そもそもPC内で重い処理を行うことを前提として作られていません。そのため、従来のPCのように、さまざまなソフトウェアをインストールして使用するといった用途には適していません。

WindowsやMacからの移行

OSはPCの使い勝手に大きく影響しますので、現在主流となっているWindowsやMacからの移行のしやすさも気になるポイントです。この点に関しては、普段からクロームブラウザやGoogleのサービスをどのくらい使用しているのかによって変わってきます。

普段からブラウジングはクロームを使用しており、GmailやGoogleドキュメントといったサービスを利用しているのであれば、違和感なくすぐにクロームOSを使いこなすことができるでしょう。

しかしほとんどGoogleのアプリやサービスを使用したことがない、クラウドサービスなどにあまり馴染みがないという方の場合、ハードに依存する従来のOSとは根本的に考え方が違いますので戸惑ってしまうかもしれません。

クロームブックはどう選ぶ?

スペックにこだわる必要はない

WindowsやMacなどのPCを選ぶ際にはスペックが重要なポイントとなります。もちろん、クロームブックでも処理能力の高いCPU、容量の大きいRAMやストレージを搭載しているに越したことはありません。しかし、基本的にウェブ上でさまざまな作業を行うことになりますので、それほど高いスペックは必要ありません。

なので、スペックよりも持ち運びを意識したサイズやデザイン、予算などを重視して選ぶことができます。それこそ、2万円代のマシンであっても十分にクロームOSを動かすことができます。予算に余裕があるのであれば、スペックよりもディスプレイのサイズや解像度、タッチ対応といった点にウェイトを置いた方がより快適に使用できるかもしれません。

古いPCをクロームブック化

クロームOSは、WindowsPCなどにインストールして使用することも可能です。あまり高いスペックは必要ありませんので、古くなって使えなくなったPCをクロームブック化することもできます。

画像: 古いPCをクロームブック化することも可能(写真はイメージ/pexels)

古いPCをクロームブック化することも可能(写真はイメージ/pexels)

クロームOSのオープンコード版であるChromiumOSは無料で公開されていますので、導入のハードルはそれほど高くありません。また、Windowsを消してしまうのが不安なのであれば、USBメモリにChromiumOSを入れて起動することも可能です。

クロームブックに興味を抱いているものの、その前に一度実際に使用してみたいという方は試してみましょう。

まとめ

クロームOSは、WindowsやMacに次ぐ新しいOSとして注目を集めています。もちろん、メリットとデメリットの両方がありますので、すべての人にマッチするというわけではありません。ですがOS、PCの選択肢のひとつにすることで、より自分に合ったPCを見つけることができるかもしれません。

This article is a sponsored article by
''.