今回は「ピヤホン」の愛称で話題になっているイヤホンについてご紹介します。Twitterのトレンドにも上がるほど人気のイヤホンである「ピヤホン」。ロックバンド「凛として時雨」などのドラマーとしても活躍する、アーティストのピエール中野が監修したことで注目を集めています。とはいえ、ただのイヤホンがSNSのトレンドに上がるほどの注目を集めることは珍しく、いかにこのアイテムが注目されているかがわかります。(2020年1月3日修正)
ピヤホンが注目されている理由
SNSなどで注目を集めているイヤホンですが、「ピヤホン」という愛称までついて多くの人から支持されている理由とはなんなのでしょうか?ここではまず、単なるイヤホンであるピヤホンがこれほどまでに高い人気を集めている理由について考えてみましょう。
ピエール中野のカリスマ性
冒頭でもご紹介した通り、ピヤホンは人気アーティストのピエール中野が監修したイヤホンです。このイヤホンが注目を集めている理由として、まずはピエール中野のカリスマ性が挙げられます。
ピエール中野はロックバンド「凛として時雨」のドラマーとしても活躍しており、アーティストとしての実力はもちろんのこと、インフルエンサーとしても知られています。公式Twitterのフォロワー数は2021年1月時点で27万人を超えており、何かツイートするだけで瞬く間に拡散されていきます。
ピヤホンの発売が決まった際にも告知ツイートはすぐに拡散され、初回予約分が即完売状態になったほどです。
品質の高さ
ピヤホンには、現在ワイヤレスタイプが3種類、有線タイプが1種類の計3つのアイテムがあります。
そのいずれも、もともと商品として評価の高かったものをベースとしており、さらにアーティストでもあるピエール中野本人がチューニングを行って仕上げられています。それだけに、非常にクオリティが高く、発売後も多くのユーザーによる賞賛の声がSNS上にあげられていました。
イヤホンは、実際にその音を聴いてみなければ品質の高さを判断しにくいものです。そのため、どんなに高品質のものであっても、アピールが難しいアイテムであるとも言えます。ピヤホンの場合は、SNSなどのリアルな口コミを通じて、その品質の高さが拡散されたことも、注目集めた理由のひとつであると言えるでしょう。
プレミアム感
また、発売後にすぐに品薄になってしまったことも人気に拍車をかけたきっかけとして考えられます。人気モデルだからといって、イヤホンが予約開始と同時に予定数が完売してしまうというケースはあまりありません。これも、ひとつのプレミアム感となってより高い注目を集めることになった可能性があります。
ピヤホンは全部で3種類
ピエール中野監修イヤホンとして最初に発売されたのが、TE-BD21f-pnk(生産終了)でした。もともと、ベースとなった「TE-D01d」というモデルを愛用していることをSNSなどで明かしていたため、一部ファンの間では「ピエール中野愛用イヤホン」と認識されていました。そして、このTE-BD21f-pnkの発売をもってして、公式にピエール中野の「無線ピヤホン1」になったと言えます。
AVIOT
TE-D01dーpnk
そして、ピエール中野監修のワイヤレスイヤホンの第2弾として発売されたのが、TE-D01d-pnkです。ファンの間では初代モデルと区別するために「無線ピヤホン2」とも呼ばれています。
【高音質を超高音質に】プロアーティストとしてだけでなく、人並外れた聴覚とチューニングスキルによって、多くの…
先ほどご紹介した初代モデルは、同社のフラッグシップモデルをベースにしていました。そのため実売価格で2万円前後となっていましたが、こちらはエントリーモデルがベースとなっていますので価格が引き下げられています。その価格帯からも、より多くの層の支持を集めたようです。
AVIOT
TE-BD21j-pnk
そして、最新のTE-BD21j-pnkが、無線ピヤホン3になります。もともと評価の高いベースモデルをピエール中野自身がチューニングすることにより、ロックやポップスなどをより美しい音質で楽しめるようになっています。
【ピエール中野監修チューニング】AVIOTの最新モデルTE-BD21jをベースに、0.1dBオーダーで徹底したチューニングを施しました。
【専用カラー】漆黒を連想する深みのあるブラックに、高級感のあるアンティークゴールドのラインを配した専用カラーリングがポイントです。オリジナルシグニチャーロゴをイヤホンとケースに刻印することで、更なるプレミアムな外観に仕上げました。
【豪華なボイスガイダンス】イヤホンのボイスガイダンスはTE-BD21f-pnkに引き続き、アニメ「PSYCHO-PASS…
当然、こちらもピエール中野本人によるチューニングが行われています。高級感のあるシックなデザインも特徴的。なめらかな聴き心地を求めている方におすすめです。
Hi-Unit
HSE-A1000PN
上記の2つのモデルは、AVIOTとのコラボレーションによって発売されたものですが、こちらはHi-Unit製となっています。他の2モデルとの最大の違いは有線イヤホンである点です。この特徴から通称「有線ピヤホン」とも呼ばれています。
こちらも、ピエール中野本人が監修・チューニングを手がけた高音質イヤホンですが、実売価格が1,000円代という、高いコストパフォーマンスを実現しています。クリアな音質を求めている方に、とくにおすすめのイヤホンです。
まとめ
今回は、SNSなどを筆頭に話題のイヤホン、通称ピヤホンについてご紹介しました。2020年にTwitterのトレンドにもなった、ピエール中野監修の人気アイテム、ピヤホン。現在でもその人気はとどまるところを知らず、2021年にはニューモデルの発売も決定しています。
無線モデルはイヤホンとしてはやや高価ですが、有線タイプはかなりリーズナブルでコスパ抜群となっています。現在のイヤホンに不満を抱いている方や、音質にこだわりたい方、イヤホンのグレードアップを考えている方は話題のピヤホンを試してみてはいかがでしょうか。